「氷はじめました」













とか
「冷やし中華はじめました」
とかのノリで、
「夏の菜園プレートはじめました」
です!
あと
「冷製パスタもはじめてます」
です!
夏は楽しい!
(でも猛暑は恐怖)
☆今週のランチメニュー☆
①豚バラの塩レモン角煮
②エビのトマトクリームポタージュの冷製パスタ
③モロッコ風冷やしカレーうどん
④夏の菜園プレート
⑤スコーンセット


塩レモン角煮は、八角を使い、こってり醤油でなく出汁っぽい感じ。
お肉も柔らかく煮えました。
揚げ夏野菜を添えて。

トマトと新ジャガ、乳製品で濃いめのポタージュを作ります。
そこにニンニクを少し効かせて。
ぷりぷりエビとバジルソースで味のバランスも楽しいです!


豆乳ベースにスパイシードライカレーを乗っけて、スパイスオイルアリッサをかけたら。
冷やしうどんが地中海な感じに??

夏の菜園プレートはじめました!
グリーンサラダ、ラタトゥイユ、ソテー野菜、スープ、マリネ、パン、ケークサレ、ラペなどなど、、、
ベジのものだけではないですが、満足感が高い!
ビールのおつまみにもしていただきました〜〜
〈お知らせ〉
☆7/19(土)のランチタイム、ティータイムは大口パーティー料理を作るためお休みします。





♬7/27(日) Tommy Dawnライヴ♬
18時〜 2500円+オーダー
吉村瞳さんのギター&ヴォーカルを、ぜひ🎶
別途食事もできます!
Tommy Dawn youtubeはこちら!
↓
〈今週の一冊ですのコーナー〉
「爆弾犯の娘」 梶原阿貴 ブックマン社

久々の久々に一冊本を読みました。
本が大好きなのに、最近は集中できず途中でやめてしまうことが多く。
積読ばかり。
短いコンテンツを流し続けるスマホばかり見てるから、長く脳に何かをとどめる行為が苦手になってきたのか、歳なのか、、、
しかし、これはすごく読みたくて、本屋さん3店聞いて置いていなくて、3店目の本店で手に入れたものです。
もう、止まらなくて一気に読んでしまいました!
こちらは俳優、脚本家、梶原阿貴さんの自伝ですが、タイトルに爆弾犯、、、
梶原さんはただいま上映中の映画『桐島です』の脚本を書かれたそうですが、
この桐島さんとは、長年指名手配されていた爆弾犯桐島聡さん。
ずっとずっと指名手配のまま、身分を偽り、病で亡くなる寸前に身分を明かした方で、かなりニュースになりましたね。
逃げ続ける人生はどうだったのだろう。

梶原さんのお父様も、1970年代はじめに、俳優や劇団をやりながら、あるイデオロギーがあり、爆弾犯となり逃亡し続けていた方だそう。
彼女が14歳の時に、自首、懲役、、
それまでは、家族と引越しを繰り返しずっと同居しながら、暮らしていたのですって。
お父様は家から出ないように、靴も置かず、家族は枕元に必ず自分の荷物をバッグに詰めて。
きっと警察や公安に見つかったらすぐ逃げられるように。
どうやらうちは普通の家庭じゃない、と思っていて、ある時お母様からお父様のことを聞かされます。
生活力のあったお母様もすごい!
梶原さんは1973年生まれ、こむぎの少し歳下で東京育ち。
その頃の池袋や新宿、こむぎの育った都下にも傷痍軍人や浮浪者などがいた時代、
クラスにもいろんな事情の同級生がいましたね。
そんな昭和40年代〜50年代の今の綺麗な東京とはまるで違う少女時代も描かれていて、すごく面白い部分でもありました。
父のためにいろいろなことを犠牲にして、家族関係を考えつづけているところ、中学生の時、若松孝二監督と出会い俳優になります。
その後、高校時代は俳優をやりながら、いろいろな舞台や芸能界経験をし、脚本家になるのですね。
お父様が指名手配犯だった、ということはある人には明かしたこともあったそうですが、そこであまりいい思いが無く、限られた人にだけ明かします。
そこで、桐島聡さんのニュースがあり作品化しようとした高橋伴明監督に、「お前しか書けない」的なことを言われ、着手したそう。
映画はお父様がモデルでもある場面もあるそうです。
しかし、こんな稀有な家庭に育った、という同年代はさすがにいないし、とても興味を持ちました。
脚本家、俳優という、ゼロから何かを作り出す力はこの環境から作られたのかも。。
いろんな個性的な友達がいたようだけれど、きっとひとり内省の時間が多かったのでしょうね。
また、若松孝二監督は大麦小麦にもいらしてますし、梶原さんが通ったのは自由の森学園(自森出身者の友達やミュージシャン多数!)、桜美林大学で教鞭をとられてもいた(こむぎは中高出身)と、こむぎになんとなく近い感じも受けてます。
映画『桐島です』も観たいですが、長野市まで行かないと。。
とても面白くて、生きる、生き続けることを考えた著作でした!
(入院中で絶賛せん妄中の父に、こんな面白い本読んだよ、と報告。
父は半ば眠りながら「藤原伊織」と。
調べたら藤原伊織さんの作品で『テロリストのパラソル』という、爆弾犯が出てくるものがあるそう。せん妄中でも頭は回っているんだ。読んでみようと思います。こむぎ)