家族揃って大好物のワタリガニ(ガザミ)が旬を迎えた。お祭りには欠かせない一品で、ズワイガニや毛ガニ、タラバガニよりも美味くて「カニの王様」とさえ思う。
ただ、値も安くないのでそうそう口に出来ないが、その度に「ビフテキやうなぎと比べれば…」と手前勝手な等価性を引き合いに出して自己弁護しながら、このところいつも店頭のカニコーナーに目が釘付け。
「身の味を楽しむならば、断然オン。オンはメンと比べて、旨み成分が10倍含まれている」。そして「今秋のワタリガニの漁獲量は少なめで、タコの多かった年はワタリガニが少ない」と知ったのは、玉島魚市場お魚情報の記事。タイムリーな魚情報が満載であり、魚食いにとっては貴重な情報源としてブックマークに追加しているほど。
またご指示に従い、旨みが逃げ出さないためにも、わが家では茹でるのではなく「蒸して」いる。更に翌日のほうが甘みが増すそうなので、今度試してみよう。
ワタリガニとの出会いは20数年前に遡る。仕事がらみの親睦会で底引き漁に出掛け、初めて経験する大漁に目を丸くした。一人当たりトロ箱1杯の分け前を持ち帰り、到底食べきれる量ではなく近所に配りまくった。
「月夜の晩、カニは水底に映る己の姿に恐れおののき、身が痩せる」というギリシャ神話「ナルキッソスの伝説」を彷彿させるような言い伝えがあるそうだ。
それはさておき、カニは脱皮を繰り返して成長し、脱皮の際に身が痩せるとか。脱皮した直後のカニはブヨブヨと柔らかく身も美味しくないので安値で売られると聞く。
天高く馬肥ゆる秋、沸き上る食欲を抑えるのに一苦労、また悩みの種がひとつ加わった。
ただ、値も安くないのでそうそう口に出来ないが、その度に「ビフテキやうなぎと比べれば…」と手前勝手な等価性を引き合いに出して自己弁護しながら、このところいつも店頭のカニコーナーに目が釘付け。
「身の味を楽しむならば、断然オン。オンはメンと比べて、旨み成分が10倍含まれている」。そして「今秋のワタリガニの漁獲量は少なめで、タコの多かった年はワタリガニが少ない」と知ったのは、玉島魚市場お魚情報の記事。タイムリーな魚情報が満載であり、魚食いにとっては貴重な情報源としてブックマークに追加しているほど。
またご指示に従い、旨みが逃げ出さないためにも、わが家では茹でるのではなく「蒸して」いる。更に翌日のほうが甘みが増すそうなので、今度試してみよう。
ワタリガニとの出会いは20数年前に遡る。仕事がらみの親睦会で底引き漁に出掛け、初めて経験する大漁に目を丸くした。一人当たりトロ箱1杯の分け前を持ち帰り、到底食べきれる量ではなく近所に配りまくった。
「月夜の晩、カニは水底に映る己の姿に恐れおののき、身が痩せる」というギリシャ神話「ナルキッソスの伝説」を彷彿させるような言い伝えがあるそうだ。
それはさておき、カニは脱皮を繰り返して成長し、脱皮の際に身が痩せるとか。脱皮した直後のカニはブヨブヨと柔らかく身も美味しくないので安値で売られると聞く。
天高く馬肥ゆる秋、沸き上る食欲を抑えるのに一苦労、また悩みの種がひとつ加わった。
カニのシーズン中に是非お伺いします。
来月中旬に次男の所に新米を一緒に持参する時が好機と思われますので宜しくお願いします。
「お魚情報」は必見で重宝していますよ。毎日のネットサーフィンの弾みがつきます。
「ナルキッソスの伝説」は、小生が勝手に連想しただけです。中学校で習ったことを思い出しました。
エンピロさんからは、いつもちょっと遊び心のある心温まるコメントを頂き、ブログ更新の励みとなっています。足跡は残してなくても、mariさんの所もきっと訪問されていると思います。
是非身の詰まったものを見極めて、おいしく召し上がってくださいませ。
今度こっそり?コツをお教えします(^^)
当社の「お魚情報」をご紹介くださり、どうもありがとうございます。
メモのような簡単な記事の日もあり、皆さんのお役に立てているのか不安になることも…。
魚の丸のままの姿や、今獲れているものがどのようなものなのかを、少しでもご紹介できればと思っております。
今後ともアドバイスよろしくお願い致します。
“カニは月夜の晩に身が痩せる”というお話、たまにお問い合わせがあります(^^;)
「本当のお話ですか?」と―。
「ナルキッソスの伝説」は知りませんでした。勉強になりました!ありがとうございます。
横レスですみません。
エンピロさんへ
見てくださって、質問を考えてくださって、どうもありがとうございました(^^)
以前市場を訪れた際、裏返して判別する方法を教わりましたが、甲羅の幅よりも足が長いかどうかの区別方法は知りませんでした。
いかにも! カニを食べる時は会話が途絶えますね。
カニを食べると、みんな身のほぐしかたで静かになって会話がなくなります(笑)