4月17日のブログでジェネリック医薬品のことにふれたが、5月2日付山陽新聞に「ジェネリック医薬品期待と懸念」と題して、岡山県薬剤師会・中本会長の見解を交えて掲載していた。
先発品と後発品で患者負担がどのくらい違うのか、高脂血症と胃かいようでそれぞれ薬を4週間分、院外処方するケースを想定して試算した。後発品を処方してもらうと情報提供料と調剤加算を薬局に支払うことになるが、その結果、患者負担(3割)の差は高脂血症が380円、胃かいようは720円軽くなる。生活習慣病のように長期服用する場合はメリットが大きいといえる。
ただし、後発品がいいことずくめではない。すべての薬の後発品があるわけではない。また薬局の在庫にも限りがある。13,000種類に上る国内の医療用医薬品のうち、店においてあるのは100~1,000種類程度。
さらに、後発品は品質や供給に不安が残る。溶け方などが先発品と同等であることは試験で確かめているが、「製造法やコーティングなどが異なれば効き方は違うのではないか」と懸念される。「先発品、後発品のどちらを使うにしても医師や薬剤師とよく相談するのが大切だ」と結んでいる。
先発品と後発品で患者負担がどのくらい違うのか、高脂血症と胃かいようでそれぞれ薬を4週間分、院外処方するケースを想定して試算した。後発品を処方してもらうと情報提供料と調剤加算を薬局に支払うことになるが、その結果、患者負担(3割)の差は高脂血症が380円、胃かいようは720円軽くなる。生活習慣病のように長期服用する場合はメリットが大きいといえる。
ただし、後発品がいいことずくめではない。すべての薬の後発品があるわけではない。また薬局の在庫にも限りがある。13,000種類に上る国内の医療用医薬品のうち、店においてあるのは100~1,000種類程度。
さらに、後発品は品質や供給に不安が残る。溶け方などが先発品と同等であることは試験で確かめているが、「製造法やコーティングなどが異なれば効き方は違うのではないか」と懸念される。「先発品、後発品のどちらを使うにしても医師や薬剤師とよく相談するのが大切だ」と結んでいる。
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