でかした！初先発愛敬

　27日、楽天は対ソフトバンク６回戦で、愛敬が先発で好投、プロ入り６年目にして初勝利投手となった。
　愛敬は通算１０５試合目となるこの日が、プロ初先発のマウンド。１軍に昇格した21日の西武戦で打者10人を無安打に封じ、新人の松崎とインチェが外された先発ローテーションに抜擢された。６回途中まで１失点で2003年9月16日以来、３年ぶりの白星。チームの連敗も３で止めた。
　さすが楽天野村監督の名采配ぶりに感心した。同監督は連敗を３で止めて「負けるはやすく、勝つは難し。50年やっているが、こんなことは初めてだ。１つ勝つのがね」と語っている。

　普段、私はプロ野球の試合を観ないが、楽天・愛敬投手登板の試合だけは例外だ。愛敬は私の親友ウネオの娘婿にあたる。二人の結婚式に参列し、以来の愛敬ファンだ。愛敬選手の活躍は、わがことのように嬉しい。
　彼は社会人の名門・松下電器から近鉄入りして以来、１度も敗戦投手になったことのない「ツキ男」で、低迷する楽天チームに活力を与えた。