ノーベル賞受賞おめでとうございます！ 久々の快挙に日本中が沸いた。世知辛い世の中に一滴の快なる滴は日本人に勇気を与えた。久々の朗報である。未知なる科学の分野に挑み医学生理学の新たなる地平を拓いた。ほんとに、おめでとうございます。真理の探究は冷静でクールな明晰な頭脳で持ってしか成し得ない。その成果は顕現できない。しかし、その対極には山中博士の人間性に由来する、人間性に有る。記者会見でも“感謝”、“感謝”の言葉が繰り返された。家族に対する“感謝”、研究仲間に対する“感謝”、ライバルでもある全国の、世界の、同僚に対する“感謝”等々・・・人間中山博士の心情・真意が顕現し吐露された。そういうスタンスが有ればこそ臨床医学の分野でも成果が期待できる。不治の病、難病、治療法の分からない病気で日夜、悪戦苦闘し病魔と闘っている多数の患者を救える。今回のノーベル賞の受賞の対象となった「IPS細胞」の成功はそこに有る。中山博士もその事に心血を注ぐと断言された。これからが本格的な研究が始まる、とも、おっしゃった。一刻も早く治療に応用される事を期待したい。“感謝”の言葉が真に生きて働く日の来るのを信じて・・・