寒い雨が続いて、春の訪れが一歩後退しています。本来なら春の桜の咲くシーズンからスズムシの世話を始めるのですが、一足お先にスタートすることにしてしまいました。毎年思っていることですが、同じ様に飼育しているのに、飼育ケースによって全く孵化してこないケースがあるのが不思議で、その原因も分からないことです。毎年これはという対策を試していますが、解決する明快な答えが得られません。飼育ケースに使うマットは、ケースも大きく個数も多くあるので毎年変えてはいません。そうするとマットのフワフワが少なることもあったので、今年は水を撒く前にホーク状のヘラでマットの表面を砕く様にしてフワフワを作ってから水を加水することにしました。恐らく卵はマット中にあるのに孵化した幼虫が出てこれないのはマットのせいかもしれません。更にマットをフワフワにしておくと、水分の浸透も均一になるので、卵に十分水分を供給することが出来るようになり、孵化率を上げる事が出来るかもしれません。何とか春にはスズムシの孵化が見れるように成って欲しいものです。
