ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

自由奔放

2013-10-08 11:57:15 | 第1紀 自然・季節
(撮影:2013年10月6日朝)



こじんまりとまとまると気品が漂い淡いピンクが美しい。





まぁしかし、やはり夏の暑さにもへこたれず、庭のあちこちに出没するサフラン。
花びらが少し閉じているときはキュートだが、その少女らしさも短し。
あっという間に、お口広げっぱなしのだらしない姿にかわる。
ピンクもこうなるとただの「お馬鹿さん」的で、それが集団でいるもんだから、できれば庭を見ないで出かけたいという臆病者にワタシはなる。



目を閉じたからって、目の前の事象は何も変わらないのだが、目を閉じて肩をすぼめて静かに事が去るのを待つというのは。誠に北東北人らしいのだ。

(閑話休題)



さて、「創業祭」。

一昨日の日曜日は松園店の駐車場で恒例の「松園テント屋台市」。



告知も足りず天気ももう一つであったが、読者の方も来られたり近所の方々とお話したり、一人で「ハートランド」をおかわりしたり、毎回自己満足の固まりの日とは認識しているが、創業祭の、その一区切りを自分の体で感じたいというしきたりは、まぁ許していただきたい。
何より自分的に満足したのは、一日、心地よい風に吹かれて仕事(あるいは呑んだりつっついたり)した事で、どうもワタクシは同じ空気の漂う室内よりは、風の吹く外の方が居心地いいのである。

さて、「100円ホルモン【倍返し】」なんてのも明後日まである「創業祭」。
企画満載ですので、ぜひお得なクーポン満載のホームページをご覧いただいて、この機会にご利用いただければ幸いです。

しばらく愚図ついた天気ですが、そういう時こそ腹一杯食べ、目の廻るまで飲んだくれ、口泡ふかして雑談するのもいいでしょう。

昨夜も笑い声で賑やかだった大通店から、今日もお待ち申し上げます。

ほなら、、

季節は確実に時を刻んで

2013-09-29 11:30:46 | 第1紀 自然・季節


昨年のブログを読み返し、まだかなと探した今朝の庭。

季節は確実に時を刻んで進む。

紅色のサフランがふっくらと咲いていた。

蕾といえばつぼみだが、花開くとダラシナク(ちょっと酔っぱらい風に花びらを広げる)なるから、先が少し空いたくらいがサフランの見頃。

雑草に負けたのか、あんなに繁殖したサフランが今年はまだ二輪。

次に帰るときはあちこちニョロニョロ出ているのだろうか。


虚ろな記憶(または夢か)、

母が昔はこの花弁を集めてお小遣い稼ぎをしたの。

いやいや、やはり頭の中でつくり上げた夢だったのかな?



さてさて、松園店・本宮食堂は明日・月曜日が定休日なので、今日が「ホルモンまつり」の最終日。

よく晴れた週末。

帰りにでも、寄ってけらい。

廻る

2013-08-16 13:13:59 | 第1紀 自然・季節
一昨夜・昨夜と、お仲間の薄焼き屋さんに誘われて、花巻の某温泉の盆踊り大会に鉄板持って行ってきました。

お盆とあって全巻満室、千数百名の方がお泊まりとか。

地域の方もあわせて、昔懐かしの盆踊り。

初日は地元の歌手「羽山るみ子」さんも出演して



宿泊の方々、大勢が輪になって踊りました。

久し振りに見る盆踊り。

最後の十数分間、屋台の前には誰もいず、百名近くの全員が輪になっているという光景を見て、あぁこれが日本の夏だと肯いた次第です。

温泉も地区の方と一緒に歴史を重ねていますし、当然、従業員も近くの方が多く、こういう地区行事の中心となる事は当然かと思います。

宿泊は全国、最近では台湾など各地から集まりますが、ホテルのもう一つの大きな柱である冠婚葬祭は地区住民が主体でしょうから、やはり地域の一員として在るのでしょう。

そんな、地域民も一体の盆踊り。

見てるだけでしたが、楽しい二夜でした。


今日は16日。

例年ですと明治橋たもとで「船っこ流し」の花火大会に参戦するのですが、当店の出店場所であったところが取り壊し工事中。

今夜は大通店の「壊れそうな(大家さん、なんとかしてよ)」階段の上から花火観賞したいと思います。



「冷麺半額」も明後日(大通店は明日)まで。



野球観戦もいいですが、ながいお盆休暇の最後に、どうぞ「をかしら屋」へお越しください。

明日は「材木町よ市」に出店しています。


ワタシは珍しく、一昨夜・昨夜と花巻の自宅、今夜は事務所泊まりで、明日の深夜から三連泊で自宅。

青いソファーでの連泊で腰が痛くならないか心配ですね。



自宅では合歓木が花をつけています。


それでは皆さま、ごゆっくり。
(ワタシと同じようにお仕事の方、ご苦労さまです。 学生諸君、新学期はもうすぐですよ。宿題は終えましたか??)

すぃっちょん

2013-08-13 11:13:01 | 第1紀 自然・季節
先程、シャワーを浴びていたら、松園大自然界から窓越しに「すぃっちょん」。

盛岡はようやく今年2回目の夏本番かと思いきや、虫たちは立秋を過ぎた暦に義理立てて鳴き始めた。

「すぃっちょん」。

子供のころはこの虫の音を聞くと、心が騒いだ。

よ~し、観音山に秋ば見つけさ行ぐが。

あげび、なってるがな?

かんかん照りの夏も楽しいが、収穫の秋も楽しかったあのころ。


さて、本日も明日も明後日も、全店、鋭意営業中。

大通店は今日から16日までは夜10時までの営業となります。

ワタクシは明日明後日は地方巡業に行ってきます。

ハッハ~~

夜宮、宵宮、夏祭

2013-07-22 17:00:11 | 第1紀 自然・季節


土曜の「材木町 よ市」は、当店出店6回目にして久々の快晴。

投票日前日で人気の「しんじろうくん」も来盛され(元気に箱乗りされていた、若い)、演説をぶったらしく、おっかけのおばちゃんやおばあちゃんも多かったと思う。

客足も多く、ホルモン売れ切れ、生ビール(ハートランド)売れ切れ、かき氷売れ切れ、焼鳥売れ切れと、こちらもありがたい「よ市」であった。

来週は「酒買地蔵尊祭」なのだが、残念ながらワタシ達は「松園まつり」へ「松園商工会」の一員として参加することになるし、再来週は「盛岡産さ踊り」で例年通り「プラザおでって前広場」に出店する。

「よ市」は2週間ばかり留守にすることになる。

そういう夏祭の情報交換に、昨夜、花巻上町の「宵宮」(ワタシ達、子供自分は「夜宮」と言った)に出店している「薄焼き屋」のところに出向き、生ビールと薄焼き・たこ焼き・わさび漬けなどを喰いながら日程の調整をした。

久し振りの上町宵宮であるが、こんなに大きな祭だったとは思わず、あらら情報があれば出店していたのにと思った(かな?)。

花巻の宵宮スケジュールは観光協会の「このポスター」をご覧いただきたい。

7月1日 藤木大名神           駅前大通り

   5日 弁天さん           御田屋町

   9日 藤木稲荷            豊沢町

10日 金比羅山          吹張町

  12日 山の神さん          南川原町

  12日 坂本神社           坂本町

  13日 虚空蔵             鍛治町

  14日 お天王さん八坂神社       東町

17日 お観音さん          里川口町

  17日 お観音さん鳥谷崎神社     城内

  18日 童児稲荷、子守稲荷       大町

  18日 秋葉さん           末広町

  19日 赤稲荷           桜木町

  21日 光徳寺太子堂         上町

  22日 地蔵さん松庵寺       双葉町

  24日 花巻神社          愛宕町

  25日 天神さん天満宮       藤沢町

  28日 如来さん如来堂       鍛治町

  29日 鼬幣稲荷          石神町

いやいや、小さい町にこれだけの祭が続く。

北国の夏の始まりである。




さて、ポチは久々の陽気に寝てしのぐことにしたみたい。

何といっても、もう10歳である。

お年寄りなのだ(たぶんボクと同じくらい)

昨夜は宵宮の興奮を冷ましに「どうじょうの一平」へ。

友人は「鍋」が好きだが、ワタシは珍しい苦手リストの一員。

逆にワタシは唐揚げなら好きなのだが、ダイエット中の若き友人は遠慮すると言う。

どじょう屋に来て、久々の派手なスカートのおかみさんに笑われたかもしれないが、冷や奴と枝豆で二人で二千と四百円。

悪い客であったと反省。


朝は出掛けに「国産!!」鰻を数切れいただく。

今日は「土用の日」。

鰻に手が届かない一般大衆は、焼肉屋で牛肉でもお食べになるのがよろしい。


ワタクシも大通店で手ぐすねひいてお待ち申し上げます。

梅雨点描

2013-07-07 13:49:16 | 第1紀 自然・季節
怠けているわけではない。
アイデアが無い。
惰性に満ちたありふれた生活。
頭のまわりがうまくないのである。

だからとりともない。
点描でお許しを。





ホタルブクロ、
あちこちに
誘い込むあでやかさ。



これは



昨日は咲いていた。




7月のカレンダー。
ダイバー達は使命を帯びて。
残された人たちに帰すまで探し続ける。






医者に脅かされ、
冷蔵庫の中は空っぽだから、
朝はタマゴだけのパスタ。



でも、「ライプペッパー」がその単調な味を救ってくれる。




また5㎏から、1.3㎏しかとれなかったノドナンコツを黙々と取り出す作業。
この一枚が豚さん一頭分なのだと。
だから皆さんのお食べになる3切れ分が豚さん一頭分なのだ。




そして「大感謝祭」の旗のたなびく松園店。
今日も7時出発で事務仕事。
花巻往復は近くて遠いのだ(若き友がいうには往復ガソリン代1000円分)。

さて、日曜日。
「39円ホルモン」も、うん、いいもんだ。

梅雨

2013-06-29 12:48:10 | 第1紀 自然・季節
昨日・一昨日と少し肌寒く、そうか今は梅雨なんだと感じれる。
GW後はすぐ夏のような日々だったのだが。

今朝は早くから法事があり、昨夜、公務員ボーナス支給日で賑わった大通店から自宅に帰還。



庭、または雑草畑にホタルブクロが数輪。

やはり季節は間違っていないのだ。

法要の後、会食には参加できず、急いで盛岡にとんぼ返り。

今日は当店3回目の「材木町よ市」。

ちょっとどんよりしたお天気だが、すごしやすいといえば、その通り。

先ずは出かけるか。

じゃ、

22℃

2013-06-17 17:09:53 | 第1紀 自然・季節
昨夜、グルージャ盛岡公式戦と出店(たいした売上げだった!)の汗を事務所のだだっぴろい風呂で流し、ついでに洗濯してから暗くなりがけの19時前に松園店を出て自宅に向かう。

週一の短い滞在時間だから、いつもはハイウエーでびゅっと帰るのだが、運転手側ドアからいつものように右腕を出していると心地よい風にあたり、この風と戯れて帰ろうかと下道の4号線を行くことにした。

道すがらの道路の気温表示盤は2カ所とも22℃を指していた。

これが2℃ほど高ければ右腕は出しっぱなしにするものの補助器具のカーエアコンもつけるだろう。
さらに数度高ければ窓を閉めてエアコンだけに頼ってしまう(あまりすきではないが)。

2℃低ければ時々腕を引っ込め、さらに数度低ければやせ我慢で窓を開けっぱなしにして時々は腕も出すが、いや肘で我慢しようと思うだろう。

6月の異常な気温はそう下がっていないが、梅雨っぽく少し湿りけのある風である。
しかし22℃の風は、風呂なら熱くなく温くなくついつい浮かんでしまいそうになるくらい長風呂になるような体温に同期した真夏のプールの温度のようで、まったく寒さも暑さも感じない、ただ風だけを感じる心地よさである。

北東北の幾日も無いそういうお天気の日に出会えたことを喜び、あとは自宅でおいしいビールを喉に流し込むのだ。


月曜日は松園店・本宮食堂は定休日。
「最初の一杯 300円」の生ビールは大通店でどうぞ。

突然沸いた非番の日は「朝ラー」に始まり、「花巻ビール」で沈没した

2013-06-03 12:09:44 | 第1紀 自然・季節
さわやかな新緑の季節、いや、初夏といってもいいのだろうか、



「本宮食堂」のナナカマドの実もすくすく育っている。

日曜日のグルージャ盛岡公式戦は高総体とぶつかることから出店は見合せとなり、突然の非番の日となった。

朝6時、そのさわやかな気候とうらはらに、前日、仕事から帰ったのが当然の深夜、晩餐を終えたのが2時過ぎで、頭は朦朧としていたが、目的があって無理やり起きた。

いやいや、いつもの温泉ではない。







満開の鉄線や



妊婦は食べるなというが、わたしゃ天麩羅大好き、





雑草畑の花々と、



朝からあつがりのポチに見送られて行ったのは、毎月第一日曜日開催の花巻・一日市商店街の朝市。



豆腐屋の長い行列に、友人見つける。

花を買い、野菜を求め、最後は友人の「小ぎく」で一杯。

いやいや、朝酒ではない、朝ラーメン。



一杯300円なり。

麺は花巻特有のもので、地域外の方には好みが分かれるだろうが、しっかりとっただしの香りは良く、チャーシューもうまい。

割烹よりラーメン屋のほうがあうんじゃないのとは友人のたわごとであるが、何につけても真面目に取り組む彼らしい逸品であった。

ごちそうさま。








介護の迎えにいった母の家の庭も、そりゃ春の勢ぞろいでにぎやかだ。

母は針仕事をしていて、さすがに和裁の先生だったから手際のいいこと。

しかし、「ぼんやり」してから始めてみる、母らしい手つきであった。

ここのところ、時々であるが、素晴らしく「はっきり」している。


さて、息子は朝の二度寝のあと、若き友人が迎えに来て昼宴会。



友人宅の庭は素晴らしく、山野草や見も知らぬ草木花に囲まれている。

さわやかな風に包まれ、庭先での昼宴会は心地よいものであった。



手土産の「花巻ビール」。
ペットボトル入り4種、各500円!
味は「こなれた」ものである!?
なお販売所で売っているパンも買い求めたが、たぶん(推測)、冷凍生地パンで特になんていうこともない。
売店から窓越しに醸造所が見られるのであるが、日曜日であるせいか稼働していなかった。



お手製の山菜と、タコ・ツブでご機嫌。

庭の花を愛で、いい風に身を任せ、ビールから白ワイン、地酒と移ったところで、とっておきの肴。



照井団子のお茶餅。

これがいつもながら、いやこの日は酒も入っていたからなのか、いつも以上のオイシサで、一串ごとに飛び上がって喜びながら食べ、呑んだのである。



迎えに来た相方の帰途の車中、若き友人から一報。

友人の母上用のお茶餅5本入れのパックを、片づけのすきにカラスに取られたらしい。
カラスが狙っていたのは呑んでいる最中にわかっていたのだが、そのカラス、重いのに閉口しながらよたよたと飛び上がったそうな。

花巻のカラスも愛でるお茶餅かな   と一句捧げて、

ワタシャ、夕方に沈没しました。

衣替え

2013-06-01 12:46:09 | 第1紀 自然・季節
なんということか、

今日はもう6月1日。

今年もはや5ヶ月が過ぎ、今日は土曜日だから街中でもさほど感じないのだろうが「衣替え」なのだ。

確かにそれぞれ9年間すごした仙台や東京では、この日、6月1日は衣替えにふさわしいのだが、雪国では本来少し早いのかもしれない。

しかし今日のような快晴、新緑がさわやかな風を運ぶときは、あぁ季節が変わったんだなとしみじみ感じる。

だから今日は朝から相方が事務所に来て片づけ。

冬物と夏物を入れ換え、夏蒲団を洗濯。

ついでに台所も。

弱虫こむし、臆病者のワタシが冬の地震・停電に備えて水を入れて溜めた数十本のペットボトルを、トイレ用を除き(ホント、停電で一番困るのはトイレですよ、皆さん)全て処分。

そして缶ビールや鮭缶なども。

相方はぶつぶつ文句を言いながら作業をしている。

こういう時は、へへへと苦笑いしながら逃げるのがいい。

まったく自分ちはあまり手をつけないのに、人の家(事務所)となるとねじりはじまきで、女というものはなかなかおもしろい生き物だ。

さて、そろそろ角が生えてきたようだから、おっかなびっくり飯にでも誘うか。