ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

24日目、朝、花巻の自宅にて空を飛ぶ

2011-04-03 10:49:25 | 第1紀 生きる
昨夜、土曜日の夜、大通店にしては珍しく家族客が多い。
客足が途絶えたところで早仕舞い。
しばらくは節電営業で、お客様次第で途絶えれば早仕舞い、遅くまでおられるのならどうぞとおつきあいな感じの営業スタイルとなる。
盛岡の夜の大通の経済状況はまあそんなところだ。
まだまだ回復という言葉にはほど遠い。

花巻へ帰る国道4号線沿いも同じように節電営業の店が多く、停電かと思うほど暗い。
普段は目印となるくらい明るくしているガソリンスタンドもコンビニも夜は営業していない。
地元の店や、ようやく開店したマクドなんかも営業はしているが灯は落としている。
マクドらしくなくパソコンのプリンターで出力した「24時間営業しています」の張り紙が、個人商店みたいで痛々しい。
どっかの牛どんチェーンだけはまぶしいくらいに明るいのだが。
まあいいさ、こういう元気も必要だ。
なんでもかんでも縮こまる風潮は良くないと思う。

さて、朝、空を飛びたくて台温泉「精華の湯」に行く。
一時間半ほど例の熱い湯に浸かる。

なぜだろう、この熱い湯に浸かったあとは身体が浮くほど軽く感じられる。
身体が空から引っ張られるような感じさえ覚える。

いくら小汚いワタシだって、体重が半分になるくらいも垢は落としていない、よ。
身体の蓄積された疲れや重苦しい想いなんかを流してくれるからなのか。
今なら空を飛べそうと感じながら帰途につく。

自宅の庭は、いよいよ春の最初の花たちが。









  (クリスマスローズ)

しかし、書斎に入り、倒れた英国三兄弟、タンノイ、セレッション、ローサーを元の位置に戻しながら、ため息をつく。



スピーカーケーブルがちぎれたり、小物(これがオーディオに取りつかれた男たちの難儀な宝物なのだが)がとんだりしていた。

そして、、、、、



なんということでしょう!!

ローサーの命、紙が一部破れている。

アンプに灯をともし、おそるおそるミュージックバードを流す。

ふ~、なんとか音は聴ける。
あとは少しいろいろなジャンルのCDをかけて点検するか。



ビクター犬の足は昨年の地震で折れたっきり。
これは瞬間接着剤で直そう。

そんな日曜日の朝。

これから「エンゲル係数限界値はるか越え一家」は「一品香」に行くか、「萬寿山 」にするか協議するところ。
いずれにせよ開店時間にいかないとすぐに満席になる。

さて、急ぐか。