ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ポチ、近景

2008-03-22 11:42:30 | 第1紀 生きる
特に意味はない。

うちのポチである。

ナンコツのメニューになる喉の弁の残り部分の肉を待ち焦がれるポチである。

起きるのが遅いと、キャンキャンうるさく散歩に誘うポチである。



とりあえず、うちの家族の中の序列では私が一番だと心得て、手を寄せるとくんくんと従順に匂いをかぐポチである。



相方がかわいがりすぎて、言うこと聞かない、自由人(自由犬)なポチであるが、いつのまにか相方は「お座り」だけはしつけた。

なにせ、これができないと餌をもらえない。

一犬一芸とすれば、ただこれだけがポチの芸である。
ちなみに、いつも片耳が垂れているのがかわいいという人もいるが、これは芸ではなく、うまれつきのものである。

いつも物足りなそうに小首をかかげてこちらをのぞくように窺うしぐさは、ご主人様に似ているといえばその通りで、おもしろくないが気になる。
飼い主に性格が似るということを、私は信じたくないのだが。

人生いろいろ、クロッカスもいろいろ

2008-03-22 01:43:44 | 第1紀 自然・季節
春、三月は旅立ちの季節でもある。
自宅近所の一軒長屋もお引っ越しなそうである。
離れた土地からの娘さんの高校入学に合わせて、おじいちゃんとおばあちゃんが一緒に住むために来て、しばらくしてから犬を飼った。
それから三年たつわけである。

店にも先週から転勤・異動の話で持ちきりである。
なぜか北の方角への転勤の方が多い。
それぞれ、サラリーマンの宿命とはいえ、胸にひそめたものがあるんだろう。
住み慣れた土地を、いっときとはいえ離れる。
気心のしれた仲間とも、あるいは家族ともしばしの分かれ。
すぐまた帰るのか、少し他の土地も歩いてから帰れるのか、慣れているはずの中堅サラリーマンでさえ、この異動の時期は複雑な思いに駆られることが多いんだろう。

しかし(急展開!!)、春になれば花は咲く。(ないんじゃい?)
自宅の庭のクロッカスは満開。
クロッカスにもいろいろあるさということで、ご紹介。



紫の細い花弁のクロッカス。
う~ん、あでやか。
クロッカス、パーティー仕様。



まだ咲かないよと、純真でうぶなクロッカス。
こういうのが私は好きだ。
今、花咲ますってところかな。
あの蕾の中の空間には何が漂っているのだろうか。
花が咲いた瞬間、何を解き放つのだろうか。



愛くるしい可憐なクロッカス。
雌しべは強い黄色。
いや、雌しべかな。二つ目の内側の花びらで、さらに内側に細い雌しべがありそうな気が。



パンパカパ~ン、純白のドレスをまとった花嫁の登場です。
・・白にもいろいろな白がある。
こんな清純で気品にあふれた白があるだろうか。
決してだらけてはいない、はじける強さを持ったふくよかな白でもある。



でも、いっぱい集まると元気なんだな~、主張するんだな~。
ぽつんと離れていると、しとやかなのに。
なんかと一緒だよな~。