あれは,あれで良いのかなPART2

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自分のことは棚に上げ,総理批判か?

2007年08月01日 01時21分50秒 | 政治・選挙
参院選惨敗の責任を安倍首相がとるかどうかについて,自民党内外から批判が相次いで出ています。しかし,安倍首相は9月の内閣改造を目安にガンバルといっているものの,その前に解散ではないかなど様々な意見が飛び交っています。

自民総務会で首相退陣論が噴出「政権選択迫ってしまった」(読売新聞) - goo ニュース

自民党内部からの安倍批判は他人事過ぎないか?

まず,選挙結果をうけて内閣が総辞職するというのは,当然ありです。
しかし,今回は「参議院」であることに注意しなければなりません。
すなわち「辞めてもまだ自民」が首相の位置づけなのです。

その上で,今回の件は,自民と執行部内からも意見がかなり出ています。もちろん自由な議論は必要でしょうが,批判している人の多くは,「じゃあ,あなたは一体どんな公約持っていて,どんな活動してきたのか」を全くと言っていいほど説明していません。他人事のようにいいたいことを言っている方もいました。
自民党が反省すべきは,このような「自分のことを反省しない」議員が反省をすることにあるのではないでしょうか。
もっといえば,そんなに安倍総理の続投に反対したいのであれば,自民党議員から「内閣不信任案」を提出すればよいだけのことです。しかし,それができないのは,「解散総選挙」に自分が勝てないと踏んでいるからではないでしょうか。
党内で批判するならば,「自分もミソギをうける」という位の気持ちで臨むべきです。自分の椅子だけは確保しておこうと考えている議員が多いうちは,自民党の改革は期待できません。

ところで,仮に安倍総理が辞任したらどうなるでしょうか。
まず国会で「総理指名」をします。おそらく,衆議院では,自民党新代表が総理指名をうけます。一方,参議院では小沢代表が総理指名されます。
そして,両院協議会で話し合いますが,それで話が付かない場合は,衆議院の議決が国会の議決となります。。
すなわち,今の衆議院は自民党が3分の2以上の椅子を持っている限り,法案を無理矢理通すなど結構無茶できるのです。そして,結局自民党新代表が総理になるということになります。

いずれにしても,議員はこれを機に「もっと世間を見る」ことも重要かもしれませんね。

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