<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

つくね芋ステーキを食べた。おいしかった。

2023年12月27日 21時28分49秒 | Weblog

今夜はつくね芋ステーキを食べた。やや厚めにして長方形にき切ってあった。塩胡椒だけで、フライパンで焼いて、すこしばかり焼き目をつけてあった。乙な味だった。へええ、こんな料理法があったのか。また是非作って欲しいとリクエストを出した。

泥を落とし、つくね芋を洗って、丁寧に皮を剥いたのはわたし。暇だったから、夕食の手伝いをした。

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落ち葉を踏みしめると静寂が音をたてる。

2023年12月27日 15時49分01秒 | Weblog

落ち葉踏む音に加わる一人かな

西美知子 「玄海」1月号

西日本新聞「俳句月評」にこの句が紹介されていました。今朝の新聞です。

落ち葉踏む音が聞こえるほどに落ち葉が厚く敷き詰められています。あまり人が通らない道のようです。山道を行けば道の両端に吹き集められています。落葉樹が葉を落としています。日にちがたつと湿ってきます。湿ると吸収されてしまうので音がなくなります。だから、音を聞くには新しい落ち葉がふさわしいでしょう。走ると滑ってしまいますから、ゆっくりゆっくり踏みしめて行くべきです。お散歩の途中でしょうか。

「音に加わる」とありますから、初めの人に誰かが加わって来たのでしょう。どちらが作者なのかわかりませんが、一人と一人です。どちらかがそれを敏感に耳で察知したのです。落ち葉を踏みしめて歩く人の跫音に敏感に、すっと反応したのです。そして親しみを感じたのでしょう。共同体験をすると人はやさしくなります。

いずれ、静かな時がそこに流れています。落ち葉の深さを鑑賞できる時間は、静かな時間です。落ち葉をわたしの世界に引き込んでいて、そこにもう一人が、やさしいしめやかな跫音を立てて侵入を図って来たのです。

二人は会話をしたでしょうか、立ち止まって。しなかったかもしれません。過ぎ去って、とうとう見えなくなったかもしれません。

 

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お正月用の上等日本酒を買ってきました。

2023年12月27日 14時59分47秒 | Weblog

直ぐ近くにある天吹酒造会社のお酒「天吹(あまぶき)」を買って来ました。いい値段がしました。お正月が来るので、きばりました。いつもは1000円以下のを買っています。安いのはやっぱりおいしくないのです。よほど高いのは、果物ジュースのように感じますので、好きではありません。どちらかというと辛口派です。ツウではりません。あんまり味わい分けができません。

お正月に飲みます。楽しみにします。たくさんは飲めません。一合ほどで酔います。安上がりです。酔ったらことんと横になります。寝てしまいます。

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野菜カレーを食べてきました。

2023年12月27日 14時50分09秒 | Weblog

CoCo壱番屋上峰店に出掛けて行って、野菜カレーを食べました。ときおりカレーが食べたくなります。

繁盛していました。席に座れず、名前を書いて10分くらい待ちました。カウンターが空きましたのでそこに座りました。

注文したら直ぐに運ばれて来ました。わたしはここの大根漬けが好きです。まわりに装いました。ご飯の量が多かったようで、少し残してしまいました。

わたしが食べ終わった時間になると、店のお客さんの数が、潮が引くように、少なくなりました。慌ただしかった従業員さんもゆっくりになりました。

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退屈を覚えるほどの平和な世を愛する海鼠たち。

2023年12月27日 11時29分42秒 | Weblog

退屈と言った気がする海鼠かな

青木栄子さん

西日本新聞の今朝の「俳句月評」にこの句を見つけました。月評担当は谷口慎也俳人です。

海鼠(なまこ)が食べられる季節になりました。12月が過ぎようとしています。スーパーで切り分けた赤海鼠パックを見つけましたが値段が張っていてとてもとても。その場を逃げるようにして立ち去りました。海鼠は海の底に退屈そうに暮らしていますが、なんのなんの、地上に運ばれて来ると途端に驚きの価値が出ます。

海の底にいるときには退屈に暮らしているのでしょうか、ほんとに? なにしろ鈍重。ぶよぶよとしてふくらんで動きが鈍いですからね。目が何処についているのかもわかりません。海の底の暮らしがそんなに変化に富んでいるわけでもありません。恋人と連れ添って映画を見に行く機会もありません。

ある日とうとう海鼠のお爺さんは、「退屈!」と言いました。「生きているのは退屈!」と2度3度。まるでお爺さんしているわたしのようです、長生きに倦怠を覚えているところが。いいんでしいんです、それでいいんです。退屈を覚えるほどの平和な世の中がいいんです。

提示された俳句の言い分は、読者によってさまざまに受け取られしまいます。それほどに奥が深いのでしょうね、きっと。

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主張は重たい石ではない。

2023年12月27日 11時13分37秒 | Weblog

それぞれの主張軽やか百千鳥

黒田純子

今朝の西日本新聞「俳句月評」にこの句がありました。いいなと思いました。

主張をして、われわれは生きています。ともかくわいわいがやがや自分の主張とやらを口にしています。相手にぶつけるときもあります。譲れないで喧嘩になるときもあります。己をよしとすれbs、必然的に相手が非になります、潰さねばならなくなります。でも、喧嘩はよくありませんよね。しない方がいいんです。浜辺に居る浜千鳥はしていません。主張はしてもその主張のせいで地上を飛び立てなくなるほどの重さはないのです。譲って譲って軽くなることができます。百羽いてもみないっせいに波飛沫上がる磯辺を飛び立って行きました。主張は重たい石にするものではありません、よね。

これは小鳥たちの智慧です。己の主張も生き様も、軽く軽くしていないと青く透き通る天空まで飛んでいけないことを知っているのです。

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サクランボの鈴を振る天上の神々の手が見えるよう。

2023年12月27日 10時53分10秒 | Weblog

このごろよく俳句を取り上げている。俳句が好きになったのかな、もしかしたら。短いからね、なにしろ。1口サイズでぽんと口の中に入っちゃうからね。椎茸が竹串に3個ならんでいるくらいだからね。

天上の神が鈴振るさくらんぼ

岩中中正

西日本新聞(12月27日付け)朝刊の「俳句月評」にこの句がありました。

天の上には神様がいらっしゃいます。おいでにならないと天の上は広すぎます。静かすぎます。冷たすぎます。

この世の人の数だけの神様がいてくださって、そこから一人一人を見守って下さっています。一人も過(あやま)たず済むように。生きていてよかったとつぶやけるように。

そういう明るい設定にしてこの句が展開されています。

春が暮れてもうすぐ夏になろうという時季にサクランボがまあるく赤く熟れてきます。一枝にたくさん。下を向いて。摘みに来たこどもたちをながめるようにして。

その赤く熟れたサクランボを育てていたのは、地上の人間たちですが、でも天上界の神々もこれに加わっていたのです。愛情を降り注いでいたのです。その証拠に、今日のサクランボは鈴になっています。祭の鈴がにぎやかに鳴っています。天上界と地上界が仲良く繋がるように、りんりんと明るい鈴の音がしています。鈴を振る神々の手が見えるようです。

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俳人には世界がこんな風に見えているんだね。

2023年12月27日 10時21分55秒 | Weblog

月光を蝶舌技巧の死がねぶる

高岡修  高岡修句集より

月光が春先、地上の湿った落ち葉に降っている。蝶々が死んで横たわっている。月光が、舌先でそこに静かに落ちている死を、ねぶっている。くまなく嘗め回している。少しだけあたたまったのか、一条の朦朧とした湯気が上がるのが見える。これが超絶技巧に見えて来る。蝶々に舌先がある。その細い小さな舌先が降って来る月光を嘗めている。死が月光をねぶっている。

俳句はこれだけの風景を包摂できる器である。大きな深い器だ。

今朝の西日本新聞俳句月評にこの句が紹介されていた。世界はそこにごろんと転がっているだけのようだが、俳人にはこんなふうに見えているんだ。俳人がむしろ独自のあやしい世界を作って、それを楽しんで生きているんだろう。

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コタツに入って、足を延ばして、

2023年12月27日 10時14分36秒 | Weblog

12月27日、水曜日です、今日は。お正月まで残る5日。師走になったって感じがします。お日様が冬の空を明るくしています。お天気がいいです。外気温は9・2℃あります。これなら外に出て行けそうです。

コタツに入って、足を延ばして、遠藤周作の随筆集「フランスの街の夜」を読んでいます。文章がうまいです。美味しい野菜スープを飲んでいるようです。本の文字が小さいので、拡大鏡が要ります。面倒です。

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