The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:その(9)

2022-12-07 | ブックレヴュー&情報
いよいよ今年も残り少なくなりましたが、気忙しい中も読書は外す訳には参りません。
引き続き読みたい本は続きます。

※ 『靴に棲む老婆』(新訳版) エラリー・クイーン著

ハヤカワ・ミステリ文庫
2022年12月21日発売予定

内容概略
≪製靴業で成功したポッツ家の当主コーネリアには子供が6人いる。先夫の子3人は変人ぞろい。
現夫の子3人はまともだがコーネリアによって虐げられていた。ある日、名誉棄損されたと長男が
異母弟に決闘を申し込んだ。介添人を頼まれたエラリイは悲劇を回避するため一計を案じる。
だがそれは、狂気と正気が交錯する恐るべき連続童謡殺人の端緒に過ぎなかった。本格ミステリの
巨匠、中期の代表作が新訳で登場。解説/飯城勇三

名探偵エラリイが奇妙な童謡殺人に挑む。≫

エラリー・クイーン作品は、大昔読み始め 全部ではないかもだけど殆んどの作品は読んだ筈な
のですが、何分霧の彼方の大昔の事。 その後時々気が向くとボツボツと読みなおしてはいたの
ですが、最近新訳版が出始めているのを知り、本当に久々に手に取る機会が出来ました。
今のところ何作か再読しましたが、今回の『靴に住む老婆』はまるっきり全然(ひつこい)記憶
に無い作品です(多分読んでいないと)

☆クイーン前・後期の長所を備えた傑作・・・とあります。

楽しみです。

※ 『疑惑の入会者:ロンドン謎解き結婚相談所』アリソン・モントクレア著

創元推理文庫
2022年11月30日発売

元情報部員でスパイ活動のスキルを持アイリスと、人間の内面を見抜く優れた目と貴族社会での人
脈を持つグウェン。 対照的な女性コンビの活躍を描く、
『ロンドン謎解き結婚相談所』、『ロンドン謎解き結婚相談所:王女に捧ぐ身辺調査』に続く3弾目。

内容概略
≪戦後ロンドンで結婚相談所を営むアイリスとグウェン。ある日、アフリカ出身の入会希望者が現
れる。流暢な英語を話す好青年だったが、一方で、グウェンの直感は彼の言葉が嘘だらけだと告げ
ていた。さらにグウェンは自宅付近で彼に出くわし、つけられていると感じた。彼には結婚相手を
さがす以外の目的があるのでは?≫

元スパイと上流階級出身という対照的な女性コンビに危機が迫る!
って事。 軽く読める結構気に入っているシリーズです。

※ 『だからダスティンは死んだ』 ピーター・スワンソン著
★ カバーは未発表です
創元推理文庫
2023年1月27日発売予定

内容概要
≪ボストン郊外に越してきた版画家のヘンと夫のロイドは、隣の夫婦マシューとマイラの家に招
待された。食事後にマシューの書斎に入ったとき、ヘンは2年半前に起きたダスティン・ミラー
殺人事件で、犯人が被害者宅から持ち去ったとされる置き物を目にする。マシューは殺人犯だと
確信したヘンは、彼について調べ、跡をつけはじめるが……。数人の視点で語られる物語は読者
を鮮やかに幻惑し、衝撃のラストへとなだれ込む。息もつかせぬ超絶サスペンス!

”あの” 『そしてミランダを殺す』の作者ピーター・スワンソンの作品です。
期待出来そうですね。

※ 『謎解きはビリヤニとともに』アジェイ・チョウドゥリー著
★ カバーは未発表です
ハヤカワ・ミステリ文庫
2022年12月21日発売予定

内容概略
≪インド料理店のウェイター探偵が難事件に挑む!
ボリウッド・スター殺しの捜査の結果として、刑事の職を追われることになったカミル・ラーマン。
彼は、コルカタからロンドンへと移住し、インド料理店のウェイターをしていた。ある日、カミル
が給仕を行うパーティー会場で大富豪の男が殺されてしまう。現場を見た彼の脳裏にかつての事件
の記憶がよみがえり……≫

初めての作家さんです。
最近何となくインド関係のミステリが多い様に感じていたのですが、この作品も元刑事のインド料
理店のウェイター探偵という事で、マッタリ系なのかシリアス系なのか良く分かりませんが、まぁ
兎に角トライしてみたい作品です。


(source : ハヤカワ、創元社)





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