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The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:Apr./02(2025)

2025-04-07 | ブックレヴュー&情報
※ 『天空の戦い』 チャールズ・ウィリアムズ

扶桑社 2025年4月25日発売予定

【内容概略】
≪ロンドンの出版社で、殺害された男の死体が発見される。
警察の捜査が難航するなか、社で刊行される原稿をめぐり、奇怪な人物たちが動きだす。
キリストの遺物=聖杯が、じつは英国に実在する!?
この至高の宝をめぐり、聖と邪の争闘がいまはじまる……≫

初めてお目にかかる作家作品です。
ミステリのジャンルに入るのか、聖杯伝説にも関わるのか・・・。
内容概略を読んだ限りどんなジャンルになるのかはっきりわかりませんが、個人的にはかなり好
みの内容の様な気がします。

”トールキンやC・S・ルイスらの文芸集団〈インクリングズ〉に参加、ドロシイ・セイヤーズの
『神曲』英訳に影響をあたえ、T・S・エリオットから作品を「超自然的スリラー」と称賛され
た、作家チャールズ・ウィリアムズのデビュー長編、ついに登場。 ”

とのことですから、やはり興味深い作品です。
ダン・ブラウンの作品に近い様な気もしますが、どうなんでしょう。
是非読まなくては!

※ 『空耳の森』 七河迦南

創元推理文庫 2025年4月18日発売予定

【内容概略】
≪春山で吹雪に遭遇した恋人たち、孤島に取り残された幼い姉弟、居酒屋で安楽椅子探偵と出会っ
た男……。端正なロジックで形作られた、万華鏡のごとき九編のミステリを収める。≫

表題の『空耳の森』を含む9編の短編ミステリです。
独特のスタイルのストーリーを書かれる作家さんだと思うので、好みが分かれるかもしれませんが、
個人的には結構好きです。
今回は短編集との事で、読みやすいのでは?と思います。

※ 『星くずの殺人』 桃野雑派

講談社 2023年2月22日発売

【完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。
それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師(はせ)穂稀(ほまれ)は、会社の指示に従いツアー
の続行を決めるが――。
一癖も二癖もある乗客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第二の殺人まで起き
てしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』
は宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。】

初めての作家さんです。
そして、内容もなかなかユニークの様で、SF?とも感じられるのですが、
”ニュータイプミステリー” とか、”令和のディクスン・カー(候補) ”とか色々話題作であったようです。
何故かチェック漏れで、遅まきながら読ませて頂こうと。

今回は特に意図した訳ではないのですが、何時もとはタイプの異なるミステリが並んでしまいました。
吉と出るか凶と出るか・・・・楽しみではあります。






(source : 扶桑社、講談社、創元社 & etc.)