シャーロック・ホームズ関連を取り上げるのは随分久し振りになりました。
このところ続けて色々と関連情報が出てきましたので、ボチボチとご紹介していこうと思います。
※ その(1):
今年9月から11月にかけて河出書房新社 よりシャーロック・ホームズ全集の新刊(全9巻)発売
されます。
【内容紹介】
≪日本を代表するシャーロッキアンが不朽の名作「ホームズ物語」全作品を訳した決定版、新装版
で堂々の復刊! 最も権威あるオックスフォード版の注・解説を完訳。原本の挿絵もすべて掲載。≫
とのことで、大変嬉しい事です。
これまでも多くの版が刊行されているのですが、翻訳が古かったり、色々で・・・・。
私が手元に持っているのも少し古い版なので、今回の新刊は新訳でもあり、パジェットの挿し絵も
総て掲載、とありますので興味深い作品集です。
ただ・・・そんな内容の濃い版だからこそでしょう、お値段が・・・・一冊4,000円位となると・・・・
辛い所です。
取りあえず図書館でお世話になろうかと。
シャーロック・ホームズ全集【全9巻】
アーサー・コナン・ドイル(著)、小林 司/東山 あかね(訳)
河出書房新社
(1) 『緋色の習作』
(2) 『四つのサイン』
(3) 『シャーロック・ホームズの冒険』
(4) 『シャーロック・ホームズの思い出』
(5) 『バスカヴイル家の犬』
(6) 『シャーロック・ホームズの帰還』
(7) 『恐怖の谷』
(8) 『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』
(9) 『シャーロック・ホームズの事件簿』
※ その(2) :
『シャーロック・ホームズとジェレミー・ブレット』
”Jeremy Brett is Sherlock Holmes"
モーリーン・ウィテカー(著)、日暮 雅通(監修)、高尾 菜つこ(翻訳)
原書房 2023年11月27日発売予定
【内容概略】
≪映像の世界でも愛され続ける名探偵ホームズ。数々の名作が存在するなか、決定版ともいえる
ホームズを演じたのがジェレミー・ブレットである。作品について本人・共演者・制作陣の言葉
と、百点以上のカラー図版とともにたどる。 ≫
シャーロック・ホームズ関連のドラマ、映画は数多く製作され、パスティーシュ、パロディーを
含めるとどの位あるのか。
ホームズ好きとしては、基本的にどんな作品であろうとも一応観る事にしています(とは言え、
中にはどうしても見る気にならない作品もあることはありますが)。
どんな作品であろうとも ジェレミー・ブレットが演じるホームズ以上のホームズは考えられ
ないという程、ホームズになり切った役者さんでした。
拙ブログでも過去何度も取り上げてきましたが、こんな素晴らしい本を出版して下さるとは感
激です。ジェレミーを愛するファンにとっては何よりの作品ですね。
※ その(3):
これは情報としてですが、
グラナダ版シャーロック・ホームズが初めて英国で放送されたのが1984年4月24日でした。
そして1994年4月11日最終回まで41エピソード放送されました。
これは、拙記事でもリストにしましたので、右カテゴリー欄をご参照下さいませ。
日本ではNHKで1985年から放送されたとのこと(はっきり記憶していませんでしたが)。
勿論吹き替え版でしたね。 露口茂さんだったことは良く覚えています。
当時は吹き替え版が普通の事でしたし、露口さんは違和感が無かった様に感じました。
その後、機会がある毎に、再放送ある毎にひつこく見直してきましたので、もう何度観た事か。
おまけにいくつかはDVDも手元にあるという・・・・。
何故か一般的には相変わらず吹き替え版なのですが、時々字幕版で放送がありました。
はやりジェレミーの声、セリフまわしで観ると一段と素晴らしいですね。
是非、これからも字幕版での放送!と期待しているところです。
で、そんな訳で(どんな?)、来年はグラナダ版初放送から40周年を迎えるという事で、ファン
の間では色々と噂や計画が立てられている様です。
何か特別企画があるでしょうか? 是非!と期待しているのですが。
(source : 河出書房新社、原書房 & etc.)
それから、
これは追って別途書こうかと思っているのですが、
英国で毎年クリスマスシーズンに製作されるBBCのクリスマス・スペシャル最新作として、今年
はアーサー・コナン・ドイル関連の2作品が製作されると発表されています。
(途中迄下書きしてはいますが、ちゃんと完成させられるかどうか・・・・)