”The Second Best Exotic Marigold Hotel”
少々遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
少しでも明るい兆しが見える一年になります様、心から祈るばかりです。
そして、今年もどうぞよろしくお願い致します。
新年最初の記事は『マリーゴールド・ホテル 幸せの第二章』です。
この作品は2012年公開された『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編で、以前ザっと感
想を書いて以来大分時間が経ってしまいました。
監督:ジョン・マッデン
出演:
イヴリン・グリーンスレイド:ジュディ・デンチ
ミュリエル・ドネリー:マギー・スミス
ダグラス・エインズリー:ビル・ナイ
ソニー・カブール:デヴ・パテル
マッジ・ハードキャッスル:セリア・イムリー
ジーン・エインズリー:ぺネロプ・ウィルトン
ガイ・チャンバース:リチャード・ギア
他
メインの出演者は殆んど一作目のままですが、新たにリチャード・ギアとクシャル役のシャザド・
ラティフ他が加わっています。
オンボロホテルのマリーゴールド・ホテルに滞在する7人の男女にも変化が起きて、イヴリンはイ
ンドの布の仕入れ売買に係わり、ミュリエルはソニーを補佐する共同マネジャーに、ダグラスは観
光ガイド、ノーマンとマッジは外国人クラブの経営等、それぞれ戸惑いながら新たな道へ進み始め
ていました。
ホテルの若きオーナ-であるソニーは事業拡大の為新たなホテルを考え、融資を申し込む為ミュ
リエルと共に アメリカの投資会社を訪れます。
社長は鑑定人を送り、その報告次第で出資に協力すると答えました。
ソニー達が帰国すると、新たに二人の客が訪れます。
母親が滞在するホテルの調査をするという女性客のラヴィニアと小説を書く予定という初老の男
性ガイ。
ソニーはガイが鑑定人に違いないと思い込み、ラヴィニアそっちのけで彼の世話を焼きます。
そんなソニーは、結婚式を控えていたものの 仕事に熱中するあまり式の準備が疎かになり、婚
約者のスナイナを苛立たせます。
そんな折、事業拡大の為買おうとしていたホテルをスナイナの兄の友人であるクシャルが買い取っ
たと聞きショックを受けるソニー。
滞在客たちもそれぞれ悩み、恋愛問題を抱えており、イヴリンとの一歩を踏み出せずにいるダグ
ラス、結婚したキャロルとノーマンはそれぞれ相手の気持ちに疑いの心を持つようになるし、2人
の富豪と同時に交際しているマッジ、それに加えソニーの母に惹かれて行くガイ、等。
恋に不器用な人や恋多き人それぞれの悩みが描かれています。
辛辣で人との交わりを嫌っていたミュリエルは体調の悪化を秘密にしていた。
前作に続き、ユーモアとヒューマニズムに満ちた内容で その上インドの風景、そして最後には
ソニーの結婚式、インド式ダンス等で物語を盛り上げています。
↑ 後ろでご老体達も踊っています。感動です。
それぞれの宿泊客に訪れる変化、そして年齢を超越して前に進む決心をする人達。
色々と考えさせられ、又力も貰える内容になっていました。
それにしても、
ホテルで毎朝宿泊客たち全員の点呼がある、これは彼等の年齢もあり生存確認(?)の為と云う
ソニーの考えがあったのですが、此れにはチョット笑えると共に 切実な事だとある意味ジンと
きたり なかなか複雑な気持ちさせられる点ではありました。
前作に続き、にジュディ・デンチ、ビル・ナイ等多くの作品に出演する大ベテラン俳優が素晴ら
しいのは言わずもがなですが、マギー・スミスの演技と存在感は抜群です。
又、チョット意外なリチャード・ギア出演でしたが、
流石のギアも他のベテラン名優達の前に少々影が薄いと感じたのですが(個人の感想です)
↓ 前作はこちら
※ 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』2011年
少々遅ればせながら、
明けましておめでとうございます。
少しでも明るい兆しが見える一年になります様、心から祈るばかりです。
そして、今年もどうぞよろしくお願い致します。
新年最初の記事は『マリーゴールド・ホテル 幸せの第二章』です。
この作品は2012年公開された『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編で、以前ザっと感
想を書いて以来大分時間が経ってしまいました。
監督:ジョン・マッデン
出演:
イヴリン・グリーンスレイド:ジュディ・デンチ
ミュリエル・ドネリー:マギー・スミス
ダグラス・エインズリー:ビル・ナイ
ソニー・カブール:デヴ・パテル
マッジ・ハードキャッスル:セリア・イムリー
ジーン・エインズリー:ぺネロプ・ウィルトン
ガイ・チャンバース:リチャード・ギア
他
メインの出演者は殆んど一作目のままですが、新たにリチャード・ギアとクシャル役のシャザド・
ラティフ他が加わっています。
オンボロホテルのマリーゴールド・ホテルに滞在する7人の男女にも変化が起きて、イヴリンはイ
ンドの布の仕入れ売買に係わり、ミュリエルはソニーを補佐する共同マネジャーに、ダグラスは観
光ガイド、ノーマンとマッジは外国人クラブの経営等、それぞれ戸惑いながら新たな道へ進み始め
ていました。
ホテルの若きオーナ-であるソニーは事業拡大の為新たなホテルを考え、融資を申し込む為ミュ
リエルと共に アメリカの投資会社を訪れます。
社長は鑑定人を送り、その報告次第で出資に協力すると答えました。
ソニー達が帰国すると、新たに二人の客が訪れます。
母親が滞在するホテルの調査をするという女性客のラヴィニアと小説を書く予定という初老の男
性ガイ。
ソニーはガイが鑑定人に違いないと思い込み、ラヴィニアそっちのけで彼の世話を焼きます。
そんなソニーは、結婚式を控えていたものの 仕事に熱中するあまり式の準備が疎かになり、婚
約者のスナイナを苛立たせます。
そんな折、事業拡大の為買おうとしていたホテルをスナイナの兄の友人であるクシャルが買い取っ
たと聞きショックを受けるソニー。
滞在客たちもそれぞれ悩み、恋愛問題を抱えており、イヴリンとの一歩を踏み出せずにいるダグ
ラス、結婚したキャロルとノーマンはそれぞれ相手の気持ちに疑いの心を持つようになるし、2人
の富豪と同時に交際しているマッジ、それに加えソニーの母に惹かれて行くガイ、等。
恋に不器用な人や恋多き人それぞれの悩みが描かれています。
辛辣で人との交わりを嫌っていたミュリエルは体調の悪化を秘密にしていた。
前作に続き、ユーモアとヒューマニズムに満ちた内容で その上インドの風景、そして最後には
ソニーの結婚式、インド式ダンス等で物語を盛り上げています。
↑ 後ろでご老体達も踊っています。感動です。
それぞれの宿泊客に訪れる変化、そして年齢を超越して前に進む決心をする人達。
色々と考えさせられ、又力も貰える内容になっていました。
それにしても、
ホテルで毎朝宿泊客たち全員の点呼がある、これは彼等の年齢もあり生存確認(?)の為と云う
ソニーの考えがあったのですが、此れにはチョット笑えると共に 切実な事だとある意味ジンと
きたり なかなか複雑な気持ちさせられる点ではありました。
前作に続き、にジュディ・デンチ、ビル・ナイ等多くの作品に出演する大ベテラン俳優が素晴ら
しいのは言わずもがなですが、マギー・スミスの演技と存在感は抜群です。
又、チョット意外なリチャード・ギア出演でしたが、
流石のギアも他のベテラン名優達の前に少々影が薄いと感じたのですが(個人の感想です)
↓ 前作はこちら
※ 『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』2011年