『シャーロック』シーズン4:「六つのサッチャー」
以下ネタバレになりますのでご注意下さい。
あれこれ内容に触れながら 正典との繋がり、感想を書いていきたいと思います。

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・・・・・続きです。

6年前 トビリシのジョージアにある大使館クーデター事件があり、監禁されていた大使を救出に行った
のが ”A.G.R.A”の4人、つまり、
A=Alex (アレックス)
G=Gabriel (ゲイブリエル)
R=Rosamund(ロザムンド)→Mary
A=Ajay(エイジェイ)
大使は”Ammo”が助けてくれると・・・ 前のシーンでメアリーが”Ammo”にうなされていたけどここ
でも又”Ammo”が出てきます。
(この突入シーンも正にボンドっぽい)
救出作戦は不測の事態で失敗。 ”A.G.R.A”も自決することになったがメアリーは辛くも生き延びた。
実はエイジェイも脱出していたが、敵に捕らえられる直前にメモリースティックを製作途中のサッチャー像
に隠していたんです。(このシーン「グラナダ版」によく似ていました)ここでクレイグがハッキングして
探り出した「ゲルダー商会」に繋がります。
その後エイジェイは敵に捕らえられ拷問を繰り返されることになる。

シャーロックがメアリーを隠れ家に呼び出しますが、この洞窟の様な隠れ家が ”Dr. Who”のS6E13で使われた
場所と同じだと言われていますが、う~ん、覚えていない(汗)
ここで、シャーロックはメアリーから事の経緯を聞き出し、エイジェイも生き残りメアリーを探していると告げ
ますが、メアリーは自分だけが生き残ったと思い込んでいた為 この事を聞くと喜ぶのですが、シャーロックは
彼がメアリーを裏切り者とし殺しに来ると知らせます。

この時メアリーは、「信じられない。私たちは家族だったのに」と言うと、シャーロックが”Families fall out”
「家族は仲たがいするものだ」なんて言葉を聞くとね、又何だかな~。
シャーロックがS3E2”The Sign of Three”で誓った様に、ジョン、メアリー、赤ちゃんを守るから自分から離れない
様にしろと言うと、メアリーが”Sherlock, the dragon slayer”と言いますが、この”Dragon slayer”は”His Last Vow”
でも使われていた表現です。
そんなシャーロックをメアリーは麻酔薬で眠らせ メモリースティックを持って姿を消します。



眠らされたシャーロックの記憶(マインドパレス内?) : 海賊帽をかぶった男の子と少し大きい男の子、そして
犬(レッドビアードか?と思われる)そして女の子の歌声・・・ シャーロックとマイクロフトの子供時代か?
しかし誰の視点なのだろう・・・
マイクロフトの元を訪れ”A.G.R.A”に関して確認するシャーロックに、話をはぐらかしAgra(地名)に関しての蘊蓄を
傾けるマイクロフト。

シャーロックの「歩くウィキペディアか?」にまんざらでもなさそうなマイクロフト(笑)
マイクロフトは勿論”A.G.R.A.”の存在も 大使館事件も把握していたんですね。
”A.G.R.A”は信頼できるフリーランサーであったが、この事件の失敗以来フリーランサーを遣うのを止めた。と
言います。

ただ、シャーロックから”AMMO”について聞かれると、これは知らないと・・・
確かエイジェイが捕えられて拷問されていた時も 繰り返し”AMMO”について問いただされていたし、英国人の女性
である事は分かっていたんだけど。
マイクロフトから「メアリーを一生守るつもりか?”Is that sentiment talking”「感傷的な話なのか?」と聞かれ
”I made a promise. A vow”「約束したんだ。誓いだ」と云うシャーロック。
(それにしても、S3の時、マイクロフトがメアリーの素性に気付いていない筈はないとは思っていたけど、案の定知って
いたどころではなく雇っていたんじゃないですか。それに目を瞑ってジョンと結婚するのを放任していたって事?)
メアリーはジョンとロージーからエイジェイの目をそらす為 ジョンに置手紙をして海外に逃避行。

サイコロを振りランダムに行先を決める。

飛行機の中でアメリカ人に変装してワザと騒ぎを起こすメアリーのアメリカンアクセントが凄まじい(笑)
そしてCAに変装して入国する・・ってイマイチ意味不明。 目をそらす為なんだろうけど。

ノルウェイに居る時に停泊していた船の名前が英語に翻訳すると(ノルウェイ語で分からないけど)”The Specked
Band”(正典『まだらの紐』)、と”The Lion's Mane"(正典『獅子のたてがみ』)となっているらしい。
こんな細かい所まで凝ってます。というか、ここに気付く人の方が凄いわ!
外見を変えながらランダムにサイコロを振って決めた行先に偽のパスポートが隠してあったってのは・・・?
世界中にあるって事なんですか?

パス―ポートにある名前、
Gabrielleとはビリー・ワイルダー版”The Private Life of Sherlock Holmes”に出ているスパイ、イルゼの偽名
であり、Ashdownはそのガブリエルとホームズが夫婦を偽装した時の名前。
以前も何度か書きましたが、モファティスは本当にワイルダー版を敬愛していて 何気なくあちらこちらに名前等を
引用していますね。
各地を転々とした後たどり着いたモロッコのマラケシュ。

↑ マラケシュのジャマ・エル・フナ広場(人気の観光スポットです。個人的に懐かしかったので・・・)

たどり着いたホテルに入ろうとするメアリーは中で話し合う男の声を聞き銃を構えて中に入るとそこには現地の
子供とカードをするシャーロックが。

どうしてここが分かったのか尋ねるメアリーに、「何故なら僕はシャーロック・ホームズだから」と又しても超早口
で推理方をまくし立てるシャーロックですが、結局はメモリースティックに追跡装置を仕込んでおいた事を白状
(ジョンのアイデアであったと)
追跡装置で居所は分かるだろうけど、先回りして待つって事可能なんだろうか?まぁ、細かい事は良いか。
で、当然ジョンもその場にいました。

ジョンに自分が”A.G.R.A”の「R」であり ”Rosamund Mary”(ファーストネームとミドルネーム)である事を
告白するメアリー。
”I always liked Mary”「ずっとメアリーが好きだったから”メアリー”を名乗った」 というと、”Yeah, me too”
「僕もだよ」というジョンの言葉には二つの意味があるのでしょうね。 (メアリーという名前が好きだ)という事と
(メアリーという”君が”好きだ)と。
又、”Mary, I may not a be a very good man, but I think I'm a bit better than you give me credit「メアリー、
僕はとても良い男ではないかも知れないけど、君が思っているより少しはましなんだよ」のセリフは 正典”The
Adventure of Yellow Face” (黄色い顔)からの引用でしょう。
ここでジョンのセリフ ”You could have talked to me. That's what couples are supposed to do・・・work
things through” 「僕に話してくれるべきだった。 カップルってそうするもんだろ。 問題は話し合って解決
するんじゃないか」 このセリフもねぇ。 又私生活がオーバーラップさせられてしまって何とも言えない気持ちに
させられる。
2人の後ろで話を聞いていたシャーロックがロンドンに帰ろう。そうすれば全て上手くいく。と言った丁度その時銃
のレーザーポインターが・・・・・
・・・・・to be continued です
← SHERLOCK S4E1 ”The Six Thatchers” : ネタバレ感想と検証 (3)
→ SHERLOCK S4E1 ”The Six Thatchers” : ネタバレ感想と検証 (5)
以下ネタバレになりますのでご注意下さい。
あれこれ内容に触れながら 正典との繋がり、感想を書いていきたいと思います。

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・・・・・続きです。

6年前 トビリシのジョージアにある大使館クーデター事件があり、監禁されていた大使を救出に行った
のが ”A.G.R.A”の4人、つまり、
A=Alex (アレックス)
G=Gabriel (ゲイブリエル)
R=Rosamund(ロザムンド)→Mary
A=Ajay(エイジェイ)
大使は”Ammo”が助けてくれると・・・ 前のシーンでメアリーが”Ammo”にうなされていたけどここ
でも又”Ammo”が出てきます。
(この突入シーンも正にボンドっぽい)
救出作戦は不測の事態で失敗。 ”A.G.R.A”も自決することになったがメアリーは辛くも生き延びた。
実はエイジェイも脱出していたが、敵に捕らえられる直前にメモリースティックを製作途中のサッチャー像
に隠していたんです。(このシーン「グラナダ版」によく似ていました)ここでクレイグがハッキングして
探り出した「ゲルダー商会」に繋がります。
その後エイジェイは敵に捕らえられ拷問を繰り返されることになる。

シャーロックがメアリーを隠れ家に呼び出しますが、この洞窟の様な隠れ家が ”Dr. Who”のS6E13で使われた
場所と同じだと言われていますが、う~ん、覚えていない(汗)
ここで、シャーロックはメアリーから事の経緯を聞き出し、エイジェイも生き残りメアリーを探していると告げ
ますが、メアリーは自分だけが生き残ったと思い込んでいた為 この事を聞くと喜ぶのですが、シャーロックは
彼がメアリーを裏切り者とし殺しに来ると知らせます。

この時メアリーは、「信じられない。私たちは家族だったのに」と言うと、シャーロックが”Families fall out”
「家族は仲たがいするものだ」なんて言葉を聞くとね、又何だかな~。
シャーロックがS3E2”The Sign of Three”で誓った様に、ジョン、メアリー、赤ちゃんを守るから自分から離れない
様にしろと言うと、メアリーが”Sherlock, the dragon slayer”と言いますが、この”Dragon slayer”は”His Last Vow”
でも使われていた表現です。
そんなシャーロックをメアリーは麻酔薬で眠らせ メモリースティックを持って姿を消します。



眠らされたシャーロックの記憶(マインドパレス内?) : 海賊帽をかぶった男の子と少し大きい男の子、そして
犬(レッドビアードか?と思われる)そして女の子の歌声・・・ シャーロックとマイクロフトの子供時代か?
しかし誰の視点なのだろう・・・
マイクロフトの元を訪れ”A.G.R.A”に関して確認するシャーロックに、話をはぐらかしAgra(地名)に関しての蘊蓄を
傾けるマイクロフト。


シャーロックの「歩くウィキペディアか?」にまんざらでもなさそうなマイクロフト(笑)
マイクロフトは勿論”A.G.R.A.”の存在も 大使館事件も把握していたんですね。
”A.G.R.A”は信頼できるフリーランサーであったが、この事件の失敗以来フリーランサーを遣うのを止めた。と
言います。

ただ、シャーロックから”AMMO”について聞かれると、これは知らないと・・・
確かエイジェイが捕えられて拷問されていた時も 繰り返し”AMMO”について問いただされていたし、英国人の女性
である事は分かっていたんだけど。
マイクロフトから「メアリーを一生守るつもりか?”Is that sentiment talking”「感傷的な話なのか?」と聞かれ
”I made a promise. A vow”「約束したんだ。誓いだ」と云うシャーロック。
(それにしても、S3の時、マイクロフトがメアリーの素性に気付いていない筈はないとは思っていたけど、案の定知って
いたどころではなく雇っていたんじゃないですか。それに目を瞑ってジョンと結婚するのを放任していたって事?)
メアリーはジョンとロージーからエイジェイの目をそらす為 ジョンに置手紙をして海外に逃避行。

サイコロを振りランダムに行先を決める。

飛行機の中でアメリカ人に変装してワザと騒ぎを起こすメアリーのアメリカンアクセントが凄まじい(笑)
そしてCAに変装して入国する・・ってイマイチ意味不明。 目をそらす為なんだろうけど。


ノルウェイに居る時に停泊していた船の名前が英語に翻訳すると(ノルウェイ語で分からないけど)”The Specked
Band”(正典『まだらの紐』)、と”The Lion's Mane"(正典『獅子のたてがみ』)となっているらしい。
こんな細かい所まで凝ってます。というか、ここに気付く人の方が凄いわ!
外見を変えながらランダムにサイコロを振って決めた行先に偽のパスポートが隠してあったってのは・・・?
世界中にあるって事なんですか?

パス―ポートにある名前、
Gabrielleとはビリー・ワイルダー版”The Private Life of Sherlock Holmes”に出ているスパイ、イルゼの偽名
であり、Ashdownはそのガブリエルとホームズが夫婦を偽装した時の名前。
以前も何度か書きましたが、モファティスは本当にワイルダー版を敬愛していて 何気なくあちらこちらに名前等を
引用していますね。
各地を転々とした後たどり着いたモロッコのマラケシュ。

↑ マラケシュのジャマ・エル・フナ広場(人気の観光スポットです。個人的に懐かしかったので・・・)

たどり着いたホテルに入ろうとするメアリーは中で話し合う男の声を聞き銃を構えて中に入るとそこには現地の
子供とカードをするシャーロックが。

どうしてここが分かったのか尋ねるメアリーに、「何故なら僕はシャーロック・ホームズだから」と又しても超早口
で推理方をまくし立てるシャーロックですが、結局はメモリースティックに追跡装置を仕込んでおいた事を白状
(ジョンのアイデアであったと)
追跡装置で居所は分かるだろうけど、先回りして待つって事可能なんだろうか?まぁ、細かい事は良いか。
で、当然ジョンもその場にいました。

ジョンに自分が”A.G.R.A”の「R」であり ”Rosamund Mary”(ファーストネームとミドルネーム)である事を
告白するメアリー。
”I always liked Mary”「ずっとメアリーが好きだったから”メアリー”を名乗った」 というと、”Yeah, me too”
「僕もだよ」というジョンの言葉には二つの意味があるのでしょうね。 (メアリーという名前が好きだ)という事と
(メアリーという”君が”好きだ)と。
又、”Mary, I may not a be a very good man, but I think I'm a bit better than you give me credit「メアリー、
僕はとても良い男ではないかも知れないけど、君が思っているより少しはましなんだよ」のセリフは 正典”The
Adventure of Yellow Face” (黄色い顔)からの引用でしょう。
ここでジョンのセリフ ”You could have talked to me. That's what couples are supposed to do・・・work
things through” 「僕に話してくれるべきだった。 カップルってそうするもんだろ。 問題は話し合って解決
するんじゃないか」 このセリフもねぇ。 又私生活がオーバーラップさせられてしまって何とも言えない気持ちに
させられる。
2人の後ろで話を聞いていたシャーロックがロンドンに帰ろう。そうすれば全て上手くいく。と言った丁度その時銃
のレーザーポインターが・・・・・
・・・・・to be continued です
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