みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

食べ物

2006-03-19 21:26:50 | 抗がん剤治療開始

Dsc00518とうちゃん、毎日、FF12のおちごと、むずかしい顔ちて、がんばってるの。

この前は、動かないって言って、そうじきでがんばって吸ってた。

とうちゃん、これからもポーション飲んで、がんばってね。

みーみーもおひるね、がんばる。

よく友人たちに、食べ物の制限ないのかい?と聞かれます。

主治医には、「酔っぱらいやすくなるよ。」ぐらいしか言われていないんだけど、胃腸と肝臓が弱るので、消化にいいものや肝臓に負担をかけないものがいいようです。

でも、ふと考えると、消化にいいものってどんなものだろうなあと思ったりもして。なかなか難しいです。

玄米菜食をしている人も知り合いにはいるけど、とにかく食べるのが大好きで、しかもめんどくさがりの私には無理だとすぐにあきらめました。

なので、ご飯は発芽玄米、雑穀(通販生活で購入、通販生活大好き!)を混ぜて食べ、みそ汁とおかずではなるべく野菜をたっぷりととることを心がけることにしました。

今までもそうでしたが、なるべく添加物がないものや有機ものを買うようにしています。そのために、生活クラブにも入りました。

卵、牛乳、肉類は控えめにと思っていますが、これがなかなか・・・。

お菓子も食べちゃったりするし、時々カップラーメンとかも食べちゃっています。

そのへんかなりいいかげんですが、以前の肉一辺倒の生活からはかなり変わってきたのではないかと思っています。

でも、こうやって食生活を省みると、子どもの頃の母の思いやりが心にしみます。

今も隣に住んでいる母ですが、大きな病気はしなくても風邪をひきやすかったり、健康面でそれぞれ不安を持っていた父、弟、私のために、自然食の会に入って勉強したりして、食事にはかなり気をつけてくれていたと思います。

病気をきっかけに、そんな母の姿を思い出しながら、自分の食生活を見直している今日この頃です。


春モード

2006-03-19 17:52:17 | snowboard

Dsc00558食欲の春?

ぶっちゃん、うちにやってきた頃は、ガリガリで小さかったのに・・・。いつの間にか巨大化。みみこ部屋で一番の関取となりました。

えさもがんがん喰います。何でも食べます。

シーズンもついに春モードという感じ。

旭岳やキロロなんかはまだいい雪だろうけど、我が家から近いスキー場はすでにシャリシャリ。

でも、カリカリは大嫌いだけど、シャリシャリは結構おもしろい。

シャリシャリだと転んでも痛くないから、エアーなんかもへっぴりへっぴりしながらやったり、夫に簡単そうなグラトリを教えてもらって、やってみたり。

でも、やっぱり春は天気が良くなくちゃ楽しくない!

今日は、雨だったので、家でまたーり過ごしました。

まさに、neko的生活。こんな日も、結構、いやかなり好きです。


薬について

2006-03-19 17:26:00 | 抗がん剤治療開始

Dsc00377「なんか、ねむくなってきた~。ふああ~、くるくる・・・」(にゃんた)

「あら?にゃんたねえちゃん、ねてるの?見てたら、なんだかあたちも・・・ふああ~、くるくる・・・」(みーみー)

「あんたたち、寝てばかりいないで、ちょっとは家のこと手伝って・・・よ・・・ふああ~、くるくる」(みみこ)

私が使っている薬はミトタンという。商品名オペプリム。opーDDDともいう。殺虫剤DDTの誘導体だそうである。かなり昔から使われている薬らしいが、副腎皮質癌に効くと言われている唯一ともいえる薬である。奏功率は、資料によって違うが、3割~5割というところではないかと思う。副作用がつらくて、続けられないケースも結構あるようである。

この薬は副腎皮質ホルモンの合成をブロックする作用、腫瘍を縮小する作用がある。しかし、悪性のものだけを選択して作用するわけではなく、正常な細胞にも作用するため、副腎不全に陥る可能性がある。

経口薬なので、胃腸を通り、肝臓で解毒されたり、尿中に排出されたり、脂肪に蓄えられたりもするので、実際に副腎に届くのは、10%程度ではないかと思われる。

カプセルであり、私は、一日3回1錠ずつ(一日3錠、1.5g)飲んでいる。結構きつい薬なので、最初は入院することになっているらしい。私は2週間入院した。腫瘍がとれないような場合は、10gとか飲むそうである。

術後補助的療法(予防的な治療)でミトタンを使うことは、まだ確立されたものではないようだが、各地(各国)で試されてはいるようである。主治医が見つけてくれて、治療の参考にしている資料によると、有効血中濃度に達するために、総投与量が約300g必要なようである。私は今現在300gに達していないが、達した段階で薬を減らしていくことになっている。

薬については、ネットで検索するといろいろな情報が出てくる。

医薬品医療機器総合機構のHPでも、副作用の症例など出ていたりする。

副作用は本当にたくさんあるのだが、経口薬だからかと思うが、一番最初に消化器系の副作用が出ることが多いようである。食欲不振、吐き気、嘔吐などが多いようだが、胃潰瘍や胃腸出血を起こすこともある。

主治医が一番心配しているのは、副腎不全である。薬の働きを考えれば、確かにそうだろうなあと思う。

さらに、肝臓や皮膚、血糖値などにも影響は見られるようだが、私が気になるなあと思ったのは精神神経系である。妄想、痴呆、歩行不安定、脳波異常、言語障害、眩暈、嗜眠などの副作用があげられている。妄想や痴呆、嗜眠はすでになっているかも・・・とか思うけど、このような副作用がどんと来たら、仕事どころか日常生活も難しいものがあるだろうなあ。

また、妊産婦への投与は、主治医は催奇形性があると言っていたが、安全性が確立されていないというのが本当のところではないかと思う。確かに、症例自体が少ないのだから・・・。

そして、重要な薬価は1、140である。ちなみに、私の場合、35日分の投薬料は10割では120、290円である。3割負担で36、000円くらいになる。かなり高額で家計を圧迫している。病気になると、ほんとにお金がかかるのが悩み。使っている人が少ないので、こうなるのかな?

そうそう、副腎腫瘍やミトタンを調べると、フェレットや犬、猫のHPとつながることがよくあった。副腎腫瘍はペットに多い病気なのでしょうかね?