みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

2019.8.8~8.11 術後の入院生活

2019-09-29 21:14:45 | 胆嚢の病気

手術翌日、11時にリカバリー室から病室へ。

大丈夫と思ったけれど、念のためということで、車いすで移動。よく考えると、車いすは初めてかも。術後の痛みはそれほどひどくなかったし、歩くのがつらいわけでもなかったけれど、ちょっと貧血っぽいようなふらつく感じはありました。

病室へ移った当日は、病室のフロアを歩く程度。翌日から、他の階の売店などにも行きました。いっぱい歩いた方がよいとのことで、ちょこちょこ病院内を散歩していました。スタスタとは歩けず、ゆっくりゆっくりヨロヨロとでしたが、歩くことはできました。

そして、昼食からお粥のごはんが出ました。お粥は翌日まで続きました。毎日ほぼ完食でした。

術後かなり汗をかいたので、すぐにでもシャワーに入りたかったけれど、シャワーに入ることができたのは、翌々日のこと。それまでは、蒸しタオルで体を拭いたり、髪や顔、手足だけ洗ったりしてしのぎました。8月の北海道は結構暑かったのですが、病室にエアコンがついていたので、快適ではありました。

痛み止めは、1回だけ飲みましたが、それ以降はなくても大丈夫でした。ちょっときつめの筋肉痛な感じで、寝る向きを変える時など痛かったけれど、耐えられないものではありませんでした。それよりも、丸一日ほど便が出ずに、おなかがパンパンでつらかったです。

傷口は、手術翌日には一番大きいというおへその傷口以外の3か所はガーゼをベロっとはがされて、そのまま出ちゃってる状態。大丈夫かなと思いましたが、出血などもなく、とてもきれいな状態を維持していました。今回は、抜糸もありませんでした。(前回はホチキスで、抜糸はありました。)おへその傷口は、ちょっとおへそが大きいかなくらい。おへその上にある傷口が3cmくらい。その右側に2か所1cmほどの傷口があります。なんだかちーたんにやられたひっかき傷より目立たないような気がします。

一番気になったのは、37℃前半の微熱が続いたこと。前回もそうだったし、入院中は看護師さんや医師がいてくれたのでいざという時も大丈夫とは思ったけれど、なかなか下がらずヤキモキしました。安定して平熱になったのは、退院後のことでした。

個室の病室はとても快適だったのですが、やはり夜怖くてあまり眠れず、それがつらかったです。

昼・夜は魚と肉、朝はごはん食とパン食を選べます。肉を希望したはずが、この時以外はほぼ魚。でも、おいしくいただきました。


2019.8.7 胆嚢摘出手術

2019-09-23 19:53:17 | 胆嚢の病気

朝9時から手術でした。

シャワーに入ったりして朝は過ごし、歩いて手術室へ。

最初の入り口の後、名前や手術の部位を確認。

手術室に入って、ベッドに寝て、注射。「あら、何だか体が冷たいよー。」と言われ、「超緊張しているんです。」と言うとスタッフたちから笑いが。なんだか明るい雰囲気。若いスタッフが多いけれど、ベテランスタッフもちゃんといて、チームワークが良さそう。ホッとなごんでいるうちに、酸素マスクをつけられ、すぐに意識不明に。

目覚めたのは、11時15分。リカバリールームでした。周りには夫、両親、弟がいましたが、あまりしゃべられる状況でもなく、無事を確認してからすぐ帰ってもらいました。

執刀医からは、「無事胆嚢は摘出できたこと」「前回手術の影響で若干の癒着はあったものの、内視鏡手術でできたこと」のお話がありました。

その後は翌朝までずっとベッドで寝たまま。右手にはナースコールのボタン。体にはいろいろな管。足にはマッサージ器。

副腎の手術の時は、吐き気、寒気(発熱)がひどかったのですが、その症状はなく、だるさや発汗、若干の痛みがある程度でした。何度か医師が傷口などの様子を見てくれたり、定期的に看護師さんがうがいをさせてくれたり痛み止めを入れてくれたりと万全の体制。ただずっと寝ているので、腰が痛くて痛くて・・・。そして、時が過ぎるのが遅くて遅くて・・・。管を気にしつつ体勢を変えて、なんとかしのぐしかありません。足のプシュープシューも気になるし、腰も痛いしで、ウトウトはするもののほぼ眠れずに一夜を過ごしたのでした。

翌朝8時を過ぎてから、足のマッサージ器、尿管、心電図など徐々に外れていき、9時には起き上がることができました。

そして、11時には車いすで病室に無事戻ることができたのでした。

ちこたんは実家でお留守番。のんびりおじいちゃんおばあちゃんちでの夏休みを楽しんでいたようです。



2019.8.6 入院

2019-09-16 21:38:42 | 胆嚢の病気

8月6日、入院しました。

今回は、5泊6日の予定で短期だし、いびきの心配もあって、個室を希望しました。

個室は新館!新しくて広々としており、洗面台、トイレ、シャワールーム付き。空調完備。

テレビもイヤホンなしで見られるし、快適ではありました。

6日は、おへその掃除のみ。(おへそにも穴を開けるからです。)

下剤もなく、入院しなくてもいいのでは・・・と思うほどヒマでした。

食事は夕食の後はもう食べられませんが、水やお茶は飲むことができました。

緊張はなかったと思うけど、なんだか個室の夜は怖くてしっかり眠れませんでした・・・。

田舎に住んでいるので、夜の札幌街中の風景はなんだか良かったなあ。


2019.6 術前検査

2019-09-15 21:28:40 | 胆嚢の病気

主治医より手術の2カ月前くらいから術前検査のために通院してほしいとのことで、6月は検査がいろいろありました。

仕事を休むのがちょっと大変でしたが、周りに協力してもらい、休むことができました。

血液検査、心電図、肺活量検査は、苦痛もなくあっという間に終わります。

CT(造影剤あり)とMRIは、すでに何度も受けているので、慣れています。

しかし・・・初めての大腸検査、苦手の胃カメラが難関でした。

大腸検査は、周りに言われていた通り、検査自体よりも2Lの下剤がつらかった。検査自体はあまり痛みもなくあっという間でした。

胃カメラは、鎮静剤を使ってもらいましたが、やっぱりつらかった・・・。できれば、二度と受けたくないです。

そんなこんなで、術前検査月間もなんとか乗り切り、手術日も決定。

術前説明も終えて、8月の入院、手術を迎えたのです。

 

今年は海外旅行に行けないということで、入院1週間前、支笏湖温泉へ行ってのんびりしてきました。


2018 検査いろいろ

2019-09-14 22:35:18 | 胆嚢の病気

2018年8月に札幌の大きな病院の消化器内科を紹介され、9月にかけてエコーやCTなどいくつかの検査を受けました。

この時は、「もういっそのこと手術で取ってもらっていいんですが。」と私から言ったのですが、「いやいや、様子を見てみましょう。ポリープはなくなる可能性もあるし。」と言われました。


そして、12月に再度検査を受けました。

その中でいちばんつらかったのは、超音波内視鏡検査(EUS)です。

以前胃カメラを受けた時にあまりにつらかったので、主治医には「胃カメラだけは勘弁してほしい。」と話していたのですが、「そんなにつらくないよ。安定剤や鎮静剤も打つから寝ている間に終わっちゃうし。呼吸を止めずに、しっかり息を吸って吐くといいんだよ。」と言われ、渋々受けることにしたのでした。

確かに、安定剤や鎮痛剤のおかげでほぼ寝ている状態で、体の苦痛はないのに意識はあるという不思議な体験をしました。胃カメラの時のようなつらさはなかったのですが、検査後は一日運転は禁止という意味が「なるほど!」と思うほどだるさが続きました。

そして、後日、それらの検査結果から、やはりポリープはあること、胆石が1cmを超えていること、壁が厚くなっており胆嚢の一部がくぼんでいることから胆嚢腺筋腫症であること、他臓器にはガンなどの腫瘍はみられないことの説明を主治医から受けました。

主治医には、「半年に一度の経過観察を続けるか、手術でとるか、どちらがいいですか?」と聞かれました。「私は手術した方がいいかと思いますが、先生はどう思いますか?」と聞くと、「う~ん・・・、取ってしまってもいいかもしれませんね。」とのこと。

仕事柄、夏までは忙しい上に、人事異動する可能性も高かったので、夏に手術をすることにしたのでした。

ふとんにくるまるちーたん💛北海道はすっかり秋です。