みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

新村駅↔延世大学

2016-08-17 20:28:29 | ソウル旅行記

今回のソウル旅、初めてということもあり、いくつかオプショナルツアーを申し込んでいました。

宗廟や南山韓屋村もオプショナルツアーで行ったんですが、こちらの延世大学は、B級グルメツアーの合間に立ち寄りました。

おなかをすかせるための街歩き・・・という感じだったんですが、腰痛と首痛で歩くのがつらくなってきた夫は最初からリタイヤしていたので、ガイドさんとの地下鉄二人旅。

地下鉄も一人で乗れるようになったし、明洞や仁寺洞などとも違った街の様子もなんだかとっても楽しかった。

次は、地下鉄やタクシーを使ってフリーで動き回れそうな気がします。


そんなことで、延世大学ですが、韓国で一番歴史ある私立大学で、レベルも高いのだそう。

とっても立派ながん専門の病院も敷地内に建っていました。

ガイドさんは高校生のお子さん2人のお母さんだったのですが、韓国の受験戦争や就職の厳しさをいろいろ教えてくれました。

日本でも、受験や就職の問題はいろいろあるけれど、韓国の方が厳しいし、深刻なように感じました。


 

①ソフトクリームにあつあつ揚げたてのチュロス。上からは、シナモンたっぷり~。とってもおいしかったです。韓国では、新しいグルメが続々誕生しているようです。

➁こちら、延世大学の博物館入口です。


 

➂服装などが韓国らしくていい感じの石像たち。

④こちらは、韓国で最初にできた西洋医療の病院。アメリカ人宣教師が建てたようで、こちらが延世大学の起源となるようです。小さい建物ですが、中には当時の資料があり、無料でみることができます。


仁寺洞

2016-08-16 20:16:14 | ソウル旅行記

昔は両班が多く住んでいた地域らしく、韓屋が残り、緑も多く、 新旧がうまくミックスされたおしゃれな雰囲気が漂う街でした。

景福宮や昌徳宮などにも近く、街歩きにいいところです。

骨董屋さんや雑貨屋さんなども多いようです。

私は、マッコリや漢方の入ったせっけんなど買いました。

いつかまた来れたら、もっとゆっくり歩いてみたいな。


 




景福宮

2016-08-13 21:17:21 | ソウル旅行記

南山韓屋村の後、ランチをとって、Nソウルタワーへ。

そして、景福宮へ行きました。

景福宮は、朝鮮王朝の宮殿。

文禄の役で全焼し、再建後さらに日帝時代に壊されるという、日韓の歴史を背負った場所でもあるのです。

私が行った時も復元工事が行われていました。

こちらも広大なエリアで、疲れと暑さですべてを見ることはできませんでしたが、朝鮮王朝の歴史と日韓の歴史的な関係を感じることができ、さらにいろいろと考えさせられる場所でありました。


 

①Nソウルタワーからの景色。ソウルを360度見渡すことができます。デートスポットでもあります。

➁正面に、勤政殿。真ん中あたりに見える石像には、役職名が書いてあり、国事行為の際にそこに並ぶことになっています。


 

➂王様の座る場所です。            ④ソウルの近代的なビル群が見えます。


 

➄五重塔があるところは、国立民俗博物館です。  

⑥香遠亭は、美しい池の中に建てられています。その奥に、宮殿があるのですが、1895年日本勢力によって閔妃(明成皇后

が暗殺された場所でもあるのだそうです。


  

➆⑧ここの屋根にも守護神、西遊記軍団が!


南山韓屋村

2016-08-13 20:54:24 | ソウル旅行記

宗廟の後は、南山韓屋村へ。

『韓屋』と言われる韓国の昔のおうちを5軒移築しています。

昔の家具や道具なんかもあって、暮らしの様子が垣間見られ、とても興味深かったです。

また、家具や家のつくりが素敵なんです。

無料の施設ですが、カフェやショップ、体験プログラムなんかもあって、なかなかいいところでした。


 

①手すりや縁側のつくりなどもすてきでした。  ➁奥にある藁のとんがり屋根は、穴を掘ってキムチを入れておくところなんだとか。


 

➂④ソウルも結構寒くなるそうなんですが、オンドルで暖かく暮らせたようです。扉や壁も夏涼しく、冬暖かく暮らせるように工夫されていました。


宗廟

2016-08-12 21:57:58 | ソウル旅行記

韓国ドラマや映画は、ちょいちょい見ているのですが、歴史ものとなると、あまり見ていないのです。

それでも、映画であれば『王になった男』、『神弓』、ドラマだと『根の深い木』、『屋根部屋のプリンス』(タイムスリップものですが)、『馬医』、『太陽を抱いた月』は、とてもいい作品だったと思います。

そんなことで、ある程度歴史については学んではいるし、ドラマでの知識もあるし、「まあまあ歴史についてわかっている」と思ってはいたけれど、でも、全然わかっていなかった!これも旅の醍醐味です。

宗廟は、朝鮮王朝の歴代王と王妃などの位牌を安置し、祭礼を行う場所で、世界遺産ともなっています。

たまたま訪ねたのが文化の日(月末の水曜日)ということで、入場料は無料で自由観覧でした。(入場料金は1000ウォン、約100円で、文化の日と土曜日以外は、時間制の観覧となっているようです。)

オプショナルツアー参加者が私たち夫婦だけだったので、日本語が話せるガイドさんにいろいろお話を聞きながら回ることができました。

とはいえ、結構広いので、暑さもあって、若干へろへろに。(特に、夫)

でも、儒教ということもあるからか日本の建物と似ているようで似ていない建物や、それぞれの王様にまつわるお話に興味津々でした。

権力争いで兄弟や王子を残忍な方法で殺したり、悪政を行ったりと、まあ日本や他の国でもあることではありますが、いろいろな歴史があったそうです。

ちなみに、最後の王妃は、日本人の李方子さんです。日韓併合時代に政略結婚をした方子さん。

ガイドさんによると、政略結婚ではあったものの夫婦仲も良く、その後も韓国に住み続け、韓国でお亡くなりになったとのこと。しょうがい児教育など、さまざまな分野で貢献もあったようです。

そんなことで、韓国では有名な日本人ともいえる方子さんですが、よくわかっていなかった。なんだか情けなくなってしまいました。


 

①真ん中は、魂が通る通路なので、歩いてはいけないのです。➁瓦の感じは、日本の古い建物にちょっと似ている?


 

➂西遊記のメンバーを模しているらしい屋根飾り。あちこちにありました。 ④写真に入りきらないほど広い正殿。