みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

4年が経ちました

2009-09-26 23:44:31 | 抗がん剤治療開始

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①「あら、4才?あたちは10才よー。」(みーみー)

②おっぱい見えてますよー。(ぶっちゃん)

③ど、どこ見てるの~?(にゃんた)

「あ、明日で4年だ・・・。」

昨日、母と話していて、気づきました。

術後4年。

今では朝抗ガン剤の薬を飲むのもすっかり習慣化してしまい、何かのサプリメントでも飲むかのような感じで、病気のことを思う時間はすっかり少なくなってしまいました。

でも、「あと一年。」と思う半面、「5年ですべてが終わるわけではなくて、病気には一生向き合っていくことになるんだな。」という思いは強くあるし、「いつどうなるかはわからない。」とも思います。

いろんな愚痴を毎日言いつつも、こうやって生きていられることはやっぱり幸せなこと。

いつまで続くかわからないけれど、今ある命、自分の命も周りの命も大事に生きていきたいなと改めて思っています。


「プール」

2009-09-22 22:08:40 | 映画

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①「あたちは水は苦手ニャ」(みーみー)

②③バリのプールです。(ウブド、ロイヤル・ピタマハ)

「かもめ食堂」は大好きな映画で、次の「めがね」は夫婦して寝てしまった・・・。

さて、第3弾ともいえる「プール」はさて。。。

う~ん・・・、評価はちょっと難しいです。

行ったことはないタイという舞台も楽しみの一つでしたが、タイもとてもいい雰囲気のところでした。

小林聡美やもたいまさこ、加瀬亮もタイの雰囲気に馴染んで、いい感じでしたし、ねこ、犬、豚などの動物たちもすばらしい脇役でした。そして、何よりビーくんがかわいかった。娘役の伽奈も他の俳優さんたちに比べると力不足の感は否めないものの雰囲気はとても良かったです。

あと、小林聡美のギターと歌も良かったなあ。

でも、きっとすべてを見せずに観客に想像させたり、思いを深めさせることを狙ったのでしょうが、登場人物一人一人にあるストーリーをもう少し見せてほしかったです。

例えば、母と娘の関係。私もそうですが、どこの母娘にもいろんな葛藤ってあると思うんです。このあたりも一つの大きなテーマだったんだと思うんですが、もうちょっと見せてほしかったなあ。

それから、おいしそうなお料理ももっとしっかり見せてほしかったなあ。

悪い映画ではありませんが、私にとってはちょっと残念な感じでした。

ただもたいまさこのさらりと、でも堂々と生きている感じ、「ここにいると死ぬ気がしない」という言葉にはふっと力が抜ける感じがしました。


「幼獣マメシバ」

2009-09-20 21:24:07 | 映画

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①マメシバの一朗です。かわいー。

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②今日の寝顔、にゃんちん。   ③今日の寝姿、ぶっちん。

猫は嫌いではなかったものの、元々は犬派と思っていた私。

子どもの頃は、捨て犬を家に連れてきてしかられたり、当時地域の消防署にあった犬ポスト(家で飼えない犬やのら犬を捨てるためのもので、今はないです)をのぞいては悲しんだりしていました。

それから、いとこの家にいる犬に会うのも楽しみだったなあ。

そして、どんな犬もかわいいのだけれど、私が特にあこがれていた犬は柴犬でした。

そんなこともあり、この映画「幼獣マメシバ」を雑誌で見たときには胸がきゅんとしました。

でも、しばらく北海道では上映されず、やっとこの度上映されることになったので、張り切って行ってきました。

この映画は、引きこもりの35歳男性(佐藤二朗)がマメシバとともに、母をたずねて三千里をするお話です。

マメシバがめちゃくちゃかわいくて、一生懸命走っているかわいい姿には特にきゅうーんとなっちゃいました。

そして、引きこもり男性を演じる佐藤二朗はすごい個性。心のなかにバリケードをいっぱい張って、自分を守っている男性。周りにいる人が自分の悪口を言う妄想にもとりつかれています。でも、「こんな人、きっといるよね」「自分のなかにもこういう要素はあるよね」と思ってしまうすごい演技です。

また、他にもいい役者さん、いっぱい出ています。

よく練られた脚本と役者魂とマメシバの可愛らしさがドッキングして、大粒ではないけれども、とてもステキな、じーんとくる映画になったと思います。


「官僚たちの夏」と夕張

2009-09-13 21:58:59 | テレビ番組

このドラマは毎週楽しみに見ていて、今の日本の情勢や政治とも比べながらいろいろ考えさせられているのですが、その感想ではなく。

今日の回で、炭鉱事故のことが取り上げられていて、いろんなことが思い出されたので、書いておきたいと思います。

私が小6の時のことでした。今でもしっかり覚えています。

学校から帰り、友だちとボールを使って遊んでいるとき、崖にボールが落ちてしまったのです。みんなで取りに行こうとああでもない、こうでもないとやっているとき、救急車がたくさん走ってきたのです。救急車や消防車、パトカーなど、こんなにあったのかというくらい、延々と続きます。初めは「私たちを助けに来たのかな」なんてのん気に言っていたのですが、あまりに多く、何かおそろしいことが起きたことを子どもながらに感じました。

家に帰ると、北炭新鉱で事故があったことがわかりました。そして、叔父は新鉱で働いており、母が電話を一生懸命していました。

どんなルートでかは覚えていないですが、叔父は命からがら逃げてきたけれど、仲間の救助のために再び中に入っていったということがわかりました。でも、叔父はその後、途中引き返さざるを得なかったようです。生きて戻ってきました。無念な思いでいっぱいだったことでしょう。

ガス事故の後、火災が起こり、結局中にたくさんの人を残したまま注水、全員で93名が犠牲となりました。

この事故で炭鉱の町夕張は終わりを告げていくことになり、さらに財政破綻にもつながっていくのですが・・・。

私の住んでいる地域はすでに炭鉱がなくなっており、炭鉱の子どもたちは少なかったけれど、それでも、何人かの友だちとお別れをすることになりました。人口はどんどん減りました。

また、高校に進むと、炭鉱の事故で父親を亡くすなど苦しい家庭事情を持っているクラスメートも多くいました。

叔父は職業訓練を受け、別の仕事に就くことになりました。

それでも、いつも暗くなっていたわけではなく、みんな一生懸命生きていた、そんなときだったと思います。

そんなことをテレビを見ながら思い出し、ぐっとこみ上げるものがありました。


ぷちトレ開始

2009-09-13 21:11:53 | 日記・エッセイ・コラム

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①「母ちゃん、がんばって!」(みーみー *珍しく可愛く撮れました)

②食事にも気をつけたいのですが、秋はおいしいものが多くて困ります。いくらを醤油漬けしました。

③昨日は久しぶりに近くの温泉へ。ついついアイスクリームを食べてしまいました。

見事な段々腹、ぷよぷよの二の腕、たくましい太もも・・・は以前からのことですが、今年に入り、さらに体重がup。

新しい登山靴は使わないままスノーシーズンも近づき、若干あせりはあったのです。

で、先週の月曜日よりぷちトレーニングを開始しました。

メニューは、なんちゃってヨガ、柔軟、腹筋、スクワットです。

食事も若干気をつけて・・・。

目標は12月までに5kg減。

さて、どうなることやら。