腫瘍と聞いて、私はがんかと一番に思いました。しかし、副腎腫瘍でがんであることは10%程度と言われているそうです。なので、良性であることが多いということです。
そして、副腎からは各種ホルモンが出ているため、腫瘍は、非機能性と機能性に分けられます。
非機能性の場合は、無症状です。
しかし、機能性の場合は、ホルモン分泌に異常がおこっているため、症状があり、病名もついています。(ただし、症状が少ない場合もあるようです)
例えば、
コルチゾールが過剰分泌している場合、クッシング症候群
アルドステロンが過剰分泌している場合、原発性アルドステロン症
カテコラミンが過剰分泌している場合、褐色細胞腫
性ホルモンが過剰分泌している場合、男性化腫瘍
などです。
このように腫瘍からもホルモンが分泌してしまう場合があることが、この腫瘍のやっかいなところなのでしょうね。
でも、副腎腫瘍はなかなか見つかりづらいようで、検診などで偶然見つかるということも多いようです。(私です)
症状があったとしても、たいしたことないかな~なんて思っちゃったりすることもあるし・・・。(これも、私です)
副腎腫瘍とわかったら、たぶんホルモン検査となると思いますが、しっかり調べてもらって、医師とよく話し合うことが大切かと思います。
ちなみに、副腎腫瘍とわかってから、検索をして、いろいろなHPを見ましたが、「名古屋大学医学部付属病院 乳腺・内分泌外科」のHPは大変参考になりました。今も時々見ています。