みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

ぷち家庭菜園

2008-06-24 22:48:42 | 日記・エッセイ・コラム

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①ハーブ、特にミント類は強いです。スペアミント、ペパーミント、アップルミント、キャットミント、レモンバームは抜いても抜いてもどんどこ生えます。あと、オレガノ、ヒソップ、チャイブ、マロウ、カモミールもどんどん生息域を広げ、毎年抜かないと大変なことになります。それに反し、タイム、セージ、ラベンダー、パセリ、シソはなかなか増えてくれず、他のハーブに脅かされているので、しっかり保護しなくてはなりません。ほんとにちっちゃくて、しゃれっけのない庭なんですが、維持するのはなかなか大変であります。

②2人家族では食べきれないので、時期をずらして、ちょこっとずつ種まきです。去年余した足ながブロッコリーの種もまいたんですが、生えてくれませんでした。葉っぱモノは間引きしたのもしっかり食べます。

③風が強く、寒い日もあるので、もう少しの間ビニールで保護します。

今年は雪解けが早かったので、4月のうちに天地返しをして、5月には肥料をすきこみながら耕して、家庭菜園の準備をしていたのですが、わたわたしているうちに6月になり、遅まきながら種まき、苗植えをしました。

毎年のことではあるのですが、多年草の元気いっぱいなハーブがえらい勢いでただでさえ小さな畑を占拠し始めています。なので、ちょっとかわいそうと思いながら雑草と共にハーブをブチブチ抜いたりしたのですが、それでも野菜スペースは小さくなってしまいました。

そして、その小さなスペースに、ほうれんそう、サニーレタス、水菜、バジル、トマト(桃太郎、プチトマト、フルーツトマト)、なす、ピーマン、ししとう、セロリを植えました。

自然のエネルギーをいっぱい吸い込んで、育っていってほしいです。

それにしても・・・、雑草(&ハーブ類)は抜いても抜いてもどんどこ生えてきて、いやになってきます。農家の人たちはすごいなあといつも思います。


なんで「がん」になったんだろ?

2008-06-24 22:02:59 | 健康・病気

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このなかにいるの、だーれだ?

②この足がヒント!

③これは、おら、にゃんたでしたー。わかった?

がんがわかったときも今も時々は考えるけれど、実はふかーく考えたことはないかもしれない・・・。

先日、RFLの打ち合わせ中の雑談のなかでふと思ったのでした。

「がん」だったことは事実だし、原因をあーだこーだと考えるよりも、今できること、やりたいことを考えよう・・・とそう思ったからなのかもしれません。また、そういうことを考える余裕がなかったのかもしれません。

で、振り返ってみました。(気にくわないけど、「がんを防ぐための12カ条」などをちょっと参考に・・・)

・食生活→お肉や甘いモノが好きだから、脂肪分や糖分、カロリーは摂りすぎていたと思うけれど、野菜や果物もとっているし、添加物などには気をつけていたつもり。(でも、ジャンクなものも時にすごく食べたくなる・・・)特に、子どもの頃は、私も含め家族それぞれ体が弱かったので、母親がすごく食生活に気をつかってくれていたと思う。

・お酒、たばこ→お酒はたしなむ程度(今はほとんど飲んでない)。たばこは吸わない。でも、夫がヘビースモーカーなので、煙は吸っちゃってると思う。

・日光→これは当たり過ぎてるし、今まであまり気をつかっていなかったと思う。

・スポーツ→最近運動不足だけど、そこそこ動いている。

・「体を清潔に」→しているつもり。

・ストレス→これは間違いなくあるけど、みんな大なり小なりあるものと思う。

・電磁波、環境汚染→これも確かに体には悪いと思うけど、今では誰でも身近にある問題だと思う。

・遺伝→「がん家系」という言い方があるけれど、母方はそうだと思う。

と、いろいろあって、自分のなかでは思うところもあるけど、決定的に「これだ!」というものはなく、いくつかの理由がからんだ複合的なものなんだろうなと思います。

もちろん、食など生活を振り返って気をつけなければならない点は多々あるけれど、でも、「がん」が「生活習慣病」と言われてピンとこない部分もあります。

健康な体のため努力してもがんになってしまうことはあるし、逆に不摂生していてもがんにならない人は現にいるわけで、???です。

患者であるなしに関わらず気をつけていかなければならないことは多々ありますが、医療費削減の名のもとに、すべてを自己責任としてしまうようなことにはならないでほしいものです。

そして、病気に限らず、しんどいことがあっても、生きていることが喜びになるような社会であってほしいなあと願います。


6月の読書日記

2008-06-16 21:51:56 | 本と雑誌

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①「何見てんのさっ!」

②「おらはにゃんただ!おかしいか!アーッ!!」

③「あら、はしたないところをお見せしちゃったわ。」

④「まったく、何やってんだよ。」(裏番みーみー)

⑤「最近、大人なお・い・ら。何を見ても、おどろかないもん。」(ぶっちゃん)

「シカゴ育ち」ステュアート・ダイベック、柴田元幸・訳 白水社 海外ものはあまり読まないのですが、たま~に読んでみようかなと手にとってみました。シカゴの街やそこに住む人々の描写に日本にはない雰囲気があって、アメリカの良くも悪くも一面が見えた気がしました。

「マダム小林の優雅な生活」小林聡美 幻冬社 群ようこさんのエッセイに相通じるものがあって、面白かったです。特に、猫のエッセイや夫さんとのやりとりは楽しく読みました。

「体の贈り物」レベッカ・ブラウン 柴田元幸・訳 新潮文庫 この本は予想以上にとっても良かったです。エイズ患者を世話するホームケア・ワーカーを語り手としたお話なんですが、淡々とした文章のなかにあたたかさや味わいがあって、もう少したってからまた読み返したいと思いました。そして、自分自身の生や死についても、いろいろと考えさせられました。

「イラストノート」No.6 誠文堂新光社 我が家のトイレには、雑誌や本がドチャッと置いてあります。主に、夫が持ち込んだイラストや雑貨、映画、モノ、バリ関係の本なのですが、私もチラチラ読んでいます。最近チラチラ読んでいるのはこの雑誌で、いろんなイラストレーターの話や描き方などとても興味をそそられます。特に、巻頭の97歳プチ・ファーブル熊田千佳慕さんのお話や絵はとても感動的です。

バリ島極楽チャンプル2「バリごはん」田尾たんぼ ソニー・マガジンズ 気分的に「疲れたなー」ってときに、よくながめています。私は、旅といえばごはん。おいしそうなごはんをながめていると、元気が出るのです。今夏もバリに行く予定。今まではナシゴレン、ミーゴレン三昧だったのですが、今度はナシアヤム、バビグリン、ブブールアヤム、ソトアヤム、ベベッブンギル、バッソ、ミークア等々、いろいろチャレンジしてみたいです。でも・・・、1回の旅で全部食べられるかなあ。まだまだ生きて、まだまだ旅しなくちゃ。行ってみたいところもまだまだあるし!

 


2008.6.9 診察 その2

2008-06-14 23:19:34 | 抗がん剤治療開始

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①今日は林を2時間ほど歩いて、そのあと、お風呂と岩盤浴に入ってきました。汗だっぷり出ました。

②「あ~れ~」(にゃんた)*夫の膝の上でぬくぬくしていたら、いつの間にかこんなことに!でも、ピンクの肉球がかわいい

③「ちょっと、ぶー、なんでそこで毛づくろい?!」(みーみー)*いつも微妙な仲のみーみーとぶっちゃんです。

いつもは泌尿器科→内分泌内科の順で診察なのですが、今回は逆。

始めに、内分泌内科で診察。

実は、内科の主治医が副腎関係の集まりに参加する際に、私のことについてもアドバイスをもらってきてくれることになっていたのです。忙しいなか、合間を見て、権威と言われる先生方に話を聞いてくれた主治医には本当に本当に感謝です。

まずは、治療期間。これは、最低5年は・・・という意見が多かったようです。チャレンジできるのは1回きり、再発したら打つ手がないなど、「う~ん、厳しい~」と思う言葉もありましたが、これらのことが理由です。

さらに、量は増やすべきというご意見もいただいたようですが、これについては、増やす理由も今のところないし、私もできれば増やしたくないので、このままでいこうかというのが内科主治医の意見でした。

また、病理の先生方によると、私のがんは、長い時間をかけてゆっくり育ってきているもので、今のところ、比較的弱いタイプなのだそう。なので、ここできっちりやっつけておいた方がいいんじゃないかという意見もあったそうです。

また、発毛がなかなか改善しない件については、卵巣の病気(多嚢胞性卵巣症候群)も疑ってみた方がいいとのアドバイスがあり、まずは地元病院の婦人科で診てもらおうと思っています。

コレステロールの上昇については、やはり副作用ということですが、今のところぎりぎり大丈夫なので、数値を見ながらやっていこうということになりました。

初めは、うち解けられるのか・・・と思っていた内科の主治医ですが、いろいろと力になってくださって、本当に嬉しく、ありがたく思いました。

その後、泌尿器科で診察。すでに、内科主治医とはコミュニケーションをとってくださっていて、話はスムーズに進みました。

「子どもはどうするの?5年ってなると、40才かあ。ぎりぎりかなあ。」と泌尿器科主治医はつぶやきました。

主治医はやっぱり私の言葉をちゃんと心に留めていてくれたんだなあとこれもまた嬉しく思いました。

「そうですねえ・・・。」と涙こそ出なかったけど、言葉が続かなくなってしまった私。

結局、9月までの3ヶ月分の薬をもらって、それ以降のことは決めずに今回の診察は終わりました。

今後の治療について、まだ決めかねている部分もあるけれど、方向性は出たように思います。再発や転移となると、また違う展開も考えていかなければならないけれど、再発のない現状のままだとしても治療をしばらく続けていこうかと今考えています。


2008.6.9 診察 その1

2008-06-11 22:49:13 | 抗がん剤治療開始

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①初ウニ、おすそ分けでいただきました。超おいしゅうございました。

②③④ぶっちゃん寝姿3パターン。もはや猫とは思えません・・・。

⑤「あたち、ぶっちゃんは宇宙から来たと思うの。同じ猫とは思えニャいわー。」(みーみー)

なんだか日々慌ただしく、心身ともに疲労もたまっていいコンディションではありませんでしたが、これからのことを考える意味ではとても重要な診察日でした。

まずは、この日の数日前のこと。夫に「これから治療をどうしようか、ちょっと悩んでいる。」という話をしました。

妊娠問題もからんでいるし、ある意味(ちょっと大げさだけど)命をかけたばくち的なところもあるし、治療を続けるとなると金銭的なこともあるし・・・。ということで、今まで治療やらなんやらのことはどちらかというと事後報告に近いものがあったのですが、彼の意見も聞いてみたいと思いました。

結局、術後5年は続けた方がいいんじゃないのかということで・・・。「う~ん。そうかあ・・・。やっぱりここまできたら、あと2年ちょい、トータルで5年間抗がん薬を飲むべきなのかなあ。」と、「3年でやめよう。」と固まりつつあった気持ちはゆらぎます。

そして、診察日の前日。がん友と久しぶりに電話で話し、それぞれの現状を話しながら、がん治療の難しさをまた感じたのでした。