みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

北海道胆振東部地震

2018-09-23 21:42:52 | 日記・エッセイ・コラム

9月6日3時、突然の地震。

我が家は安平町から車で約1時間ほどの場所にあり、震度5弱だったとのことですが、本当にあんな揺れは生まれて初めてのことでした。

あれあれ?となって夫婦で起き、ベットの上で身動きできず。ただ呆然と揺れがおさまるのを待つしかありませんでした。

近くにいたちーたんは驚いて天井近くまで飛び上がり、その後家の中で行方不明。明るくなってから、にゃおーと出てきましたが、その後の余震にもびくびく。とても怖かったようです。

我が家も泥炭地、さらに田畑だった地盤の緩いところに建てられており、「ああ、壊れる!」と思いました。が、揺れがおさまってみると、大丈夫だったよう。家の中を見て回ると、写真立てなどが落ちたり、ちーたんの水がこぼれている程度でした。

テレビで地震情報を確認し、寝室に戻ったところで停電。我が家の場合は、その後丸一日停電となりました。

家の電話は4日ほどつながりませんでした。

仕事は、前日5日の台風で出勤が2時間遅れ。6日も地震で自宅待機となりました。

が、仕事先への連絡などでスマホを使いまくり、充電はあっという間になくなりそうに。ただ、パソコンから充電したり、たまたま乾電池から充電する器具があったりとなんとか乗り切ることができました。

生活面では、食べ物もあったし、ガスと水道は来ていたので、大人2人とねこ1匹なら1~2週間は大丈夫と思っていました。母があわてて米をガスで炊いておにぎりにして届けてくれましたが、米も数年前からガスで炊いていたので心配なし。冷凍庫のアイスだけは直ちに食べました。冷凍食品などは週1回の宅配のために大きな保冷剤が複数入っていたため、丸一日の停電では解けることがありませんでした。

ただ、通勤のためのガソリンが心配ではありましたが、日頃から半分くらいなくなったらガソリンを入れるようにしていたので、半分ちょっとはありました。余震も心配でしたし、あせらず、6日はずっと家にいました。(翌7日は私だけ出勤)

今回、良かったなあと思ったのは、手回しラジオ(2つもあった)、水を入れる袋、携帯トイレ(使わなかったけど)、飲み物などを備えていたこと。そして、我が家で一番大きな家具である食器棚に突っ張り棒をしていたことです。食器はひとつも割れませんでした。

そして、仕事で使うこともあり、ライト類が複数あったことも良かったこと。特に、以前キャンプや山登りで使ったヘッドライトはすごく便利でした。

今回の地震でびっくりしたのは、新聞が毎日ちゃんと届いたこと。その日の夕刊も3時くらいに届きました。スマホを使わないようにしていたため、ラジオの情報しかなかった我が家では、視覚での情報はとてもありがたかった。いつもより少ない8ページでしたが、新聞屋さんたちの心意気にも力をもらった気がしました。

幸いに我が家の家族にも大きな被害はありませんでしたが、いつどこでどんなことにあうかは本当にわからないと実感しました。そして、これが冬だったらと思うと、ぞっとしました。

備えとともに、あたりまえの毎日が幸せなこと、一日一日悔いなく過ごしていくことが大事だと改めて実感しました。

「ちーたん、こわかったの。」今回の地震では、人も動物も大変な思いをたくさんしています。避難している人たちには動物がいるからと車で生活をしたり、公営住宅に入れなかったりという人たちも多くいるようです。ちーたんに対する備えもちゃんとしなければと思いました。


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