みみこのneko的生活

スノーボードとねことともに・・・がんと向き合って生きる

みーみーのあんよ

2011-10-30 20:56:14 | neko

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①今日のみーみー。かなり元気なご様子です。良かった!

②みーみー、病院より帰宅の直後、いつものにゃんたのお約束。キャリーバックに入り、「次はおら行くにゃ。」。病院も、車も、誰よりも嫌いで、大暴れするくせに・・・、全く!

③時々みーみーを追いかけているぶっちゃん。最初は、ぶっちゃんのせいではとの疑惑も・・・。ただ一緒に遊びたいだけなんだよね、ぶっちゃん。

「あれれ?」と気づいたのは、水曜日の夜。

我が家で一番の運動神経の持ち主でもあるみーみーが左前足を引きずって歩いています。

だっこが苦手なみーみーだけど、無理矢理だっこをして見てみるも、特にケガはなし。

触っても、痛がるそぶりはなし。

歩いたり、飛び上がって棚の上に上がったりはしているけれど、今まで見たことのない様子に私も夫も激しく動揺。

でも、夜ということもあり、病院には翌日行くことに。

かかりつけの動物病院は木曜日が休みなため、初めての病院へ。

いろいろと診てくれましたが、お医者さんからは「年も年だし、麻痺とかしびれとか神経系のものではないか」ということでした。

結局、お薬をもらって、帰宅。

今もひきずってはいますが、だいぶ動きがスムーズになり、元気におしゃべりをしたり、走り回ったりしています。

まずは一安心。

薬の袋に書いてある年齢換算表によると、12才のみーみーは73才。13才のにゃんたは78才。7才のぶっちゃんは48才。

見た目は全く変わらないにゃんずだけど、特ににゃんたとみーみーはかなりのご高齢。

大事にしてやらにゃあと改めて思ったのでした。


「猿の惑星:創世記ジェネシス」

2011-10-23 22:10:30 | 映画

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①このシーン、グッときます。目がすごいです。

②さむーくなってきました。あったかい場所でぐーぐー。

③みーみーは時々猫ちぐらに入ってくれてます。かわいい!

「glee the movie」を観に行った時に予告編を見て、予告編なのにうかつにも泣けてしまい、観に行ってみたいなと思っていました。

40年前の「猿の惑星」は、見たんだか見ていないんだかわからないけれど、あのラストシーンは頭に残っています。が、その「猿の惑星」を見ていなくても、充分楽しめます。

父親の認知症を治そうと薬の開発に励むウィル。実験用にチンパンジーを使っています。

この下り、前出の大島弓子さんの「グーグーだって猫である」にあるお話を思い浮かべてしまいました。入院先の大学病院にある実験動物の慰霊碑を見つけ、「超人ハルクになって、動物たちを救いたい」と語っている場面がとても印象に残っていたのです。

実際、こうやって私たちの医療や美容や衣料などのため、さまざまな実験動物が目に見えないところで使われ、苦しめられ、命を落としているのでしょう。心が痛くなります。

映画では、そこで生まれたチンパンジーがウィルのもとで育てられ、事件を起こして、保護施設に入れられてしまう。そして・・・という内容なのですが。

医療とは、進化とは、知性とは、自然とは、人間とは、何なのか?さまざまなことを考えさせられる映画でした。

そんなことを最先端のCGで表現されることに若干矛盾も感じつつも、新しく生み出されたものがうまく利用されていけばそれでいいのかもしれません。ただ、原発を「核の平和利用」なんてきれいな言葉で語ってこの現実ですから、やはり自然に対して人間は謙虚であるべきなんでしょうし、人は完璧ではないということを改めて心に刻むべきなのでしょう。

そうは言いつつも、モーションキャプチャーで人間が演じ、CGで仕上げたシーザーの表情や目の動きにきゅーんとさせられてしまいます。

ウィルのお父さんと抱き合うシーン、保護施設で窓の絵を描くシーンなど。グッときてしまいましたし、戦闘シーンも見事でした。


「グーグーだって猫である」6

2011-10-22 22:16:48 | 本と雑誌

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①「グーグーだって猫である」6・5

②うちの最初の猫、にゃんた13才

③ブチ猫ぶっちゃん7才、みーみー12才

「あのさ あんたが長寿を全うして 最後はわたしにみとらせてくれるつもりがあるなら うちの子になってもいいよ」 大島さんが最後の抗がん剤治療退院後、拾ったクロにそう言う下りがあります。クロはこっくりとうなづき、大島さんは「退院祝いとなった」と書かれています。私にとっては、ぶっちゃんがクロでした。

「シリーズ、ついに完成!!」

この本の帯を本屋さんで目にした瞬間、ポロッとこぼれ落ちそうになる涙をグッとこらえました。

完成と言うことは、

イコール、グーグーが亡くなってしまったということ・・・。

人のうちの猫のことながら、本当にショックで、二日間ぐらい落ち込んでしまいました。

読み進めると、ラス前の2話まではノラちゃんやその後家猫になる子のお話が中心で、グーグーは完全に脇役。話も現在ではなくて、数年前のお話。

そして、唐突に今年の3.11の時のお話、最終回の「アイ・ラブ・グーグー」となるのです。

確かに、1巻から読んでいくと、グーグーは体の弱い子だったんですよね。15才8ヶ月、そんななかでよく生きたと言ってもいいのかもしれません。

愛猫「サバ」の死、そして、その深い反省となげきのもとにやってきたグーグー。大島さんを癒やし、また、癒やされ、そして、次々とやってくる猫たちや人間を癒やしてきたグーグー。

淡々と語られるその最期の日々を読んで、「『サバ』の時のような後悔、反省、なげきは少なく看取ることができたのかな」とはじめは思ったけれど、でも、何度か読むうちに、逆に悲しみが深く感じられるようになりました。

最後のコマの「グーグーにかけることばは “ありがとう” しかありません」には、「自分がうちのにゃんずにかけることばも、やっぱりそれしかないだろうなあ」と感じ、じーんとしてしまうのでした。

うちのにゃんずにもいつかお別れの時が来ることでしょう。「ごめんね」ではなくて、「ありがとう」と言えるように、私もにゃんずと共に悔いなく生きていきたいです。

そうそう、この「グーグーだって猫である」は猫たちのお話と共に、私にとっては大島さんの闘病記も心に残っています。

1巻最後から2巻にかけて書かれている卵巣がんの闘病記。

この本を購入した時は、私のがんはまだ見つかっていなくて、どこか人ごとだったのですが、病気が見つかって、すぐに読み返したのがこの本でした。

Ⅲ期の卵巣がんが見つかり、手術、抗がん剤治療に入る大島さんのもとに、当時、グーグーとビーの2匹がいたんです。

当時の私にも2匹の家猫にゃんたとみーみー、そして、当時は外猫のぶっちゃんがいました。

猫のことについても、また、闘病についても考えさせられた本でありました。

「12匹の猫に囲まれて生活されている大島さん、どうぞ猫たちのためにもまだまだ元気でいてください。そして、もし、気持ちが整ったら、違うタイトルでいいですから、猫たちのお話の続きを書いてください。」

そう大島さんに伝えたいなあと思いました。

 

 


「人生、ここにあり!」

2011-10-16 21:36:10 | 映画

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①②「人生、ここにあり!」笑いあり、涙ありの映画です。

③寒さに弱いにゃんちん。今週は雪も降るほど寒くなるらしいです・・・。

「SI PUO FARE!」(やればできる!)

この言葉がキーワードの一つかなと思います。

2008年、イタリアでヒットした映画をシアター・キノで見てきました。

内容は・・・

精神病院が廃止され、社会に出ることになった元患者たちの協同組合。職場から左遷されたネッロがやってきて、「仕事でお金を稼ぐこと」を持ちかける。様々なトラブル、厳しい現実にぶつかりながらも、事業は個性豊かな元患者たちの才能を生かしつつ、成長していく。

という実話が元になったお話です。

まずは、イタリアで1983年に精神病院を閉鎖し、患者たちを一般社会で暮らせるような地域づくりをしようというバザリア法と言われる法が制定されたということに驚き。

日本にも、北海道の浦河町にある「べてるの家」のように同じような理念を持つ施設や地域もあるけれど、それは本当に少数で、それとは逆をいっているケースが多いような気がします。

映画では、「やればできる!」というストレートな熱いメッセージと共に、つらい現実ももちろんたくさんあって、そんなこともちゃんと取り上げています。

でも、そんなことも引き受けながら、みんなで助け合って、前を向いて人生を生きていく

それは、精神病や障害があろうとなかろうと同じだし、そもそも私にとってはどこが精神病や障害と「普通」の境目なのかも難しいと思うところもあり。

こちらが精神病や障害と思えばそうなのかもしれないし、でも、「普通じゃん」と言えば普通なのかもしれない。

時には、少し薬の力を借りてもいい。

でも、病気や障害がある人も、年齢も人種も性差も関係なく、みんなが必要最低限のルールを守りながら、それぞれの個性を受け入れられる社会であったらと思います。

それにしても、財政や首相の問題でマイナスイメージもあるけれど、食はもちろんのこと、「脱原発」を早々と決めたりもするイタリアの底力みたいなものも感じます。

そんなあれこれを考えつつ・・・。笑って、泣けて、とても素敵な映画でした。


冬じたく開始

2011-10-09 22:01:15 | 日記・エッセイ・コラム

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①今日は、サッポロファクトリーにボード用品を物色に行ってきました。そして、道の駅祭りでおいしいものを食べて、帰ってきました。カキ、おいしかったなあ・・・。食欲の秋です!

②そろそろボードシーズン。でも、冬道運転はしんどくて、今からちょっと憂鬱。

③「みーみーにはおみやげなかったのニャ(怒)」(手前:みーみー、奥:にゃんた)

9月末より朝晩すっかり寒くなり、紅葉も始まりました。

我が家でも、朝晩ストーブを焚くことが多くなりました。今週末は暖かいけれど、これからさらに秋が深まって、さらに寒くなってきます。

そんなことで、冬じたく開始。

冬タイヤの準備、ボイラーの点検、畑の片づけ(白菜を除く)、洋服の衣替え、ねこ砂の大量購入 etc・・・。

スノーボードの準備、メンテ、新しく購入したいもののチェック。

そして、体力づくり。

年中ドラえもん体型の私ですが、これくらいの時期からちょっとだけ寝る前に体力づくりをしています。

腹筋、スクワット、柔軟、ヨガ風ストレッチ。だいたい15分くらい。

スノーボードの場合、筋力ももちろんですが、柔軟性やバランス系が大事な気がします。が、とーっても体がかたい私。なので、毎日ちょっとずつでも続けなくちゃ。

そんなことで、今日もサボらないでがんばろうと思います。