ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

紅葉の金閣

2012-12-16 05:00:00 | 旅行
金閣寺(鹿苑寺:ろくおんじ)をお初に。

駐車場まで長い車列が。歩く人も凄い。平日の昼過ぎだが流石だな!と。


実は今まで、金閣寺・銀閣寺との位置関係が分かっていなかった。

京都の街を挟んで西に金閣寺、東に銀閣寺だったのね、と。


第一駐車場からだと道沿い左手に黒門、先は総門となり、寺!という雰囲気が漂う。

先の道を行くと左手に鐘楼があり、一突き100円!

はハっ(~_~;)・・と思っていたら、唐門前で拝観料の受付だ。400円である。



大本命は直ぐに顔を現す。観覧エリアに人・ひと・ヒト!

警備員が大声で誘導。が、英語圏外のアジア系が多い(意味が解らないだろうに)・・・

ので、行き交う道筋が乱脈となり益々渋滞していた(苦笑


立派で、成る程と思わせる豪奢な建物だと感心仕切りの私であった。

鏡湖池(きょうこち)を挟んで葦原島(あしはらしま)の向こうに見える金閣は絵になる。

度々に紹介される代表風景だが、そこに来ているんだなと言う実感が湧く。



広大な敷地を有するここ鹿苑寺は足利北山文化を残す庭園寺で、足利義満の別荘地。

黄金に輝く楼閣「舎利殿・金閣」は義満の別荘・迎賓建物のこと。

代表されて金閣寺の呼称・総称で広く流布。戦後に消失し、現在のものは復元建築。



鏡湖池周囲を行くと「陸舟の松」を要する小さな方丈庭園がある。

松枝の広がりを竹編み筏で支えている変わった風貌であり、度々紹介される風景でもある。

後方は写経場とされる建物で屋根が変わっており、櫓的部分に板塀のようなものが??



頂上の鳳凰の上に居るカラスで盛り上がっていた。人間様を見下ろす姿は見事である。

最初の金閣の画像をよく見るとテッペンに黒い影が。その時から居たようである。


裏手の金閣も趣がある。白砂・白石が松の緑と相まって見応えがある。

カラスの野郎が未だ居る。




ここを過ぎると小山を登ることに。

義満がお茶で使ったとされる泉「銀河泉」、上部の安民沢(あんみんたく)という池から流れ

落ちる「龍門滝」。どれもショボイが、小規模な中に景色を造るという小粋さでもあろう。

しかし、何処にでも命名される龍を関する名前。他に名案は無かったのか。



安民沢は白蛇の塚付近に雰囲気がある!と感じた。丸太の橋が意外にもとマッチしていた。



更に登ると夕佳亭(せっかてい)と呼ばれる茶庵があり、ここからの金閣眺望も良い。

ここからは下って行く。紅葉の素晴らしい木を見かけたが違和感が。

よ~く見ると手提げ袋が枝に!

傍らで、おばちゃま達が枯葉の清掃作業を。あんた等のか!!(T_T)



気を落として歩くとお茶所・土産物屋が出てくる中に不動堂が。

賑やかな雰囲気に気を取り戻す。

「お焚き上げ」の護摩法要が行われていた。

どうも「お焚き上げ」と聞くと霊障除去の場面を思い出す(TVの影響は大きい:苦笑)

ある意味、その意も含まれるとも云える行為であるが。

それは兎も角、ぐるりと境内を回ること約45分で駐車場に。

色々と、えエもんを見させて貰ったと地を後にした。



ところで、拝観チケットとして長さ30cmはあろうかという大きなお札をくれる。

それと、境内にゴミ箱が設置されいるがそこに札を捨ててもOK!と記載されている。

祈念入願されているという札をいとも簡単に、という記載はなんだかね・・・

確かに手に余るのだがネ。




2012年11月最終週だったが、紅葉は終わりを告げようとしていた。


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