街のど真ん中にある京都代表の御殿の一つ。
堀川通り沿い駐車場へ車を。直ぐ横が入場口「東大手門」なので便利。
最初の「東大手門」をくぐると敷地内だが、門・もん・モンと続く。
3つ目の「唐門」は豪華絢爛だが・・・・修復中で全面防護シート!
再来年まで看板写真で我慢してね、ということであった・・・
で、残念さを抱きながらくぐると「二の丸御殿」が目前に。
絶好の撮影場所なので皆がビシバシと。私も負けずに。
安土桃山時代の書院造建築で屋根がゴッツイ!部屋33部屋・総畳数800畳とこれも凄い!
金襖・屏風・壁・彫刻等の装飾や、歩くと鳴く鶯張り廊下と「技術と金」を掛けている!
音鳴り(鶯張り)廊下は、侵入者や人の気配を感知する警報装置でもあるという。
TV「なんでも鑑定団」でも知られるようになった狩野派の壁画がふんだんにある。
歴史上の「大政奉還」の舞台ともなったが、ここの二の丸である。
感心しながら順路に従い、二の丸を出ると大きな池を抱く山紫水明の庭園が広がる。
周囲では欧州・アジア系の観光客が歓声を上げながらビシバシと撮影を。
私も漏れずに撮影していたら、思わずスルリと指からカメラが抜けていく?!
「ガッ!」という音に全身の血の気が引く。悪いことに足元は踏み石だ。
すかさず拾い上げあわてて確認操作を行うと、全て正常に作動・表示する。
「ホッ」と胸を撫で下ろす。側面からの落下で周囲のフレームが若干歪んだ。
{宿に戻ってから修正したが、見た目もどうにか復元できてラッキーだった!}
その後は気を取り直して散策を続ける。
奥の方は城壁や天守閣跡で、本丸や周囲の御殿内を展望でき、紅葉も綺麗であった。
内堀の周囲を巡ると静かな佇まいの「清流園」があり、銀杏の黄色も鮮やかだった。
「賀茂七石」という京都付近の産出石を庭石とした造園も。
しかし、小さすぎてショボク感じた・・・(造詣の無い私の感想である!
二の丸の裏手はちょいとショボイ。土塀で隠れているので助かるが。
くれぐれも裏木戸から中を覗くのはご法度である。(大概は悲しい雰囲気を
最後は土産物がある建物に入ってしばし休憩。
寒い時期であるので、暖房はありがたいのであった。
こうして、かの二条城という観光定番を見れて安心したのであった。
この日、次にまたもや定番の
金閣寺観光へと向かった。