ヌーおぢさんは投稿する

ネタが尽きるまでで始まり、現在に間延びしている・・・

山口カフェ本はカード式?

2013-05-01 05:00:00 | 
以前に紹介した「トライアングル」が出版の山口県のカフェをピックアップしたもの。

適度に使用しているのだが或る日、大きく広げたら・・・・


ページがポロリ、ポロリと。ナンジャこれは!

落丁である。正確には意から外れるので、脱落といえるのか。




そんなことはどうでも良いのである。


背表紙からの離散ページは無理矢理挟むしかない。

あとは、カード式に再利用ということが考えられるがページ数を考えると。


本としての機能利用が難しくなれば100均でも駆け込んでみよう。

何か対策があるでしょう。

やまぐちカフェ本

2013-03-04 05:00:00 | 
地域情報を発信する会社・トライアングルが出しており、山口県内のカフェ139軒を紹介。

2011年7月発行で、手にして2年近くになる。お世話になっている本である。





私の住む大竹市は、川を挟んで山口県との県境なので割合と地域情報が入ってくる。

そんな中の情報雑誌の一つ。本を片手に(たまに)走り出すのである・・・

人魚の森・人魚の傷:コミック

2012-11-30 05:00:00 | 
高橋留美子シリーズの単行本。

人魚の肉を喰らうと不老不死、傷も急速治癒するという身体変化を得られるという。

その肉を食べた事で数百年の時を生きる主人公の苦悩と生き様を表現した漫画。

人魚の森:1988年5月初版




1984年~1992年にかけて12話に渡り少年サンデーに掲載。

生老病死、愛別離苦から離れて生きいかなければならない生き様を描く内容に感動。

単行本化された当時、直ぐに買い求めに走った。


人魚の傷:1993年1月初版



るーみっくわーるどスペシャルとして、豪華本に仕上がっている。

小学館の気合が入っていることが窺える。


奥付けを見ると古いな~と感じるのであった。

3巻目があるというが、私は持っていない。

コミック:ULTRAMAN

2012-11-02 05:00:00 | 
おじさん世代には懐かしいウルトラマン。

ハヤタ隊員がM72星雲からの超人と合体し、宇宙怪獣との戦闘で地球平和を守る。



この本は、平和になった地球が再び危機に、というその後の物語。

合体による因子でハヤタ隊員の息子に受け継がれて超人に。

バトルアーマーを身に付け、再び宇宙怪獣と闘うことになる・・・

肉体的変身よりも、強化スーツを見に纏っての戦闘ものの感じ。

よくあるパターン設定とも言えるが、今後の展開は?


主人公(高校生)の心理的なものや親子関係を含めて、宇宙人の思惑などが入り乱れそう。

ベタな葛藤や戦闘シーンを超えて欲しいという思いはあるのだが、果たして。


そんな思いを胸に、つい、手に取ってしまった。

テルマエ・ロマエ

2012-02-01 23:31:42 | 
入浴・温泉の文化をアニメとしたものは今まであっただろうか?

古代ローマの浴場と、現代日本の風呂文化をテーマとした笑える漫画。

入浴文化のキーワードを軸に、現代日本にタイムスリップした古代ローマ人の浴場設計技師。

日本の風呂文化にカルチャーショックを感じて大真面目にリアクションを。


うん!ウン!そう!

などと、相槌を打てるところが随所に出てくる。

日本人では当たり前で日常的部分を新たに照らしてくれている。

妙に納得されられるところもあり、その良さをストレートに表現している。

作者の以前からの感性なのか、海外(イタリア)に住むことにより外から見えた良さなのか。

ともかく、風呂という観点から異文化創意の面白さが私としては楽しい。



風呂に関する歴史や作者の体験が書かれたコラムを掲載。

ちなみに、テルマエとはラテン語で「浴場」という意とのこと。

「ローマの浴場」、内容から「ローマの大衆浴場」でもよいのか。

当時の風呂事情も勉強になる。



現在4巻まで出ているらしいのだが、3巻(年1冊程度の発刊)までしか所持していない。

近々、買い求めに行こう。



4月に阿部寛が主演で、ロードショーらしい。

主人公としては格好良すぎるが、内容的には嵌り!かも知れない。

楽しみである。

ポーの一族

2011-08-02 04:00:00 | 
先日、無造作に投げ込んでいたコミック本を整理していたら出てきた。

久々に読み返してみた。(ン十年振りか)




「萩尾望都」の漫画作品で1970年代に断続的に発表された。

不老不死吸血鬼(バンパネラ)を題材に、内容的に当時の少女漫画の枠を超えていた。

200年の時代を前後しながら物語は展開。一大叙事詩という感がある。


これを知ったのは、同年の従姉妹が『別冊少女コミック』を読んでいたことに由来する。


詳細はウィキペディアを参照されると良い。


数年後、コミックスを見つけて一気に全5巻を購入。





発行年を見ると何れも1976(S51)年。

5巻のみ初版本であるからこの年に購入している。他は同年の増刷版だ。

30数年前なので傷んでいるが、読むのに全く差し支えない。

広島・パンの本

2011-06-09 04:00:00 | 
雑誌「Wink」のスペシャル版として3年前に出版されたもの。その頃に買った。




広島市、その近郊にあるパン屋さんを紹介したもので、


名前や場所は知っていたがどのような店なのか、

全く知らない店、

こんなところに店が、


などと、参考になる。



その後、後続が出ているのかは知らない。

いまでも参考にしている。




ちなみに、従兄弟が経営する「sweet box」も掲載されている。

くるとん

2011-04-03 03:25:20 | 
山口県の町、特に東部辺りの町を紹介している地域密着型の定期刊行誌。

山口県以外のショップ等も一部であるが紹介している。


発刊して2年程度になる。

以前、2年前に創刊号が無料?配布された記憶がある。

最近は書店で見かけると購入している。

定期購読もある。480円/冊です。



ちなみに、サラダにクルトンをトッピングすると食が進みます。

結婚してサラダを食べるようになったが、嫁さんがクルトンを入れてくれる。

そのおかげである。

注文の多い料理店

2010-06-04 23:55:00 | 
「銀河鉄道の夜」「イーハトーブ」で知られている宮沢賢治の代表作。

賢治童話とも言われているようだが。


2009.5.20 改訂19版







タイトルは知っていたが果たして内容は?

で、読んでみた。




昨年(2009年)の角川文庫フェアにて(松山ケンイチを登用)






時代状況や読み手の年代もあろうが、当時では内容表現がちょいとキツイのか?


現代では良いのかもしれないが。


とはいえ若年層(例えば10代以下)に対象とするにはそれでも少しキツイか?


なんて思ったりもするのであった。







宮沢賢治の作品に「セロ弾きのゴーシュ」がある。

ミュージシャン「さだまさし」がそのタイトルを使っている。

「セロにはオンザロックが似合うと~・・・」

酒好きのためか記憶に。。。。

名探偵の掟

2009-06-09 04:05:00 | 


納得

同意



TV番組を観て対比



再び、



納得

同意



気軽に読みましょう。




TV番組における登場人物や舞台設定は脚色されているが、基本的ストーリーは踏襲。



東野圭吾の幅の広さが伺える、一つの作品だ。



著者の推理的内容の作品はガリレオ・シリーズ(福山雅治主演)で一般世間に流布。




本作品はプロローグ、エピローグ等を含め15作品から構成。


カバー表紙の情景画は第一章の様子(根も葉もない誇張が)を。

雪上の妙な蛇行跡と嵌ったような大きな穴を表現。

内容を考えての構成だろう。


改めてこのデザインカバー表紙を見ると笑える。




講談社文庫刊:2009年4月30日49刷発行より

エディプスの恋人:筒井康隆

2009-03-01 22:00:00 | 
七瀬シリーズ3部作の3作目。

大いなる「意思」で守られた少年と七瀬の恋愛を絡めたもの。


この3作目で、前作の「家族八景」「七瀬ふたたび」とは違って大きく展開する。


1983年:S58年発刊(1981年:S56年初版:新潮文庫)のもの


この作品の内容はすっかりと忘れていた。

しかし、どうも馴染めないという違和感をずっと抱いていた。



今回、改めて読み返して納得。

この、大いなる「意思」という設定・展開にあった。

前2作と比較して唐突過ぎるという感が。





*エディプス:エディプスコンプレックス「Oedipus complex」

ギリシャ神話による。
父母であることを知らずにオイディプス(エディプス)王が父を殺し、母を妻に。

フロイトの精神分析用語。
子供が無意識のうちに異性の親に愛着を。
同性の親に敵意や罰せられることへの不安を感じる傾向。
多くは男子と母親の場合を指す。

本作品でも母親との関係だが、母親が息子に愛着と言う内容。

ユンクでは、女子の場合はエレクトラ・コンプレックスと。
(この辺りの考え方も色々ある)

人間関係を三者関係(父母と子)、及び二者関係(父子or母子)の考えがある。
特に母子関係の一般扱い傾向にあることも問題提起されているようだ。

エディプスといえば、うろ覚えだが母子関係だと思っていた。
この辺りの本作品の設定内容というのに、私には肌が合わない。
だからなのか。それとも、その裏腹の反映なのか・・・・?

七瀬ふたたび:筒井康隆

2009-03-01 04:00:00 | 
七瀬シリーズ3部作の「家族八景」に続く2作目。


テレパスを持つ七瀬が同胞(原作ではこのような表現)の超能力者達と出会う。

そして、彼女達を抹殺しようとする組織に狙われる。


終局に至る設定や過程には不満が残る。

が、内容のテンポが良いのは筒井康隆らしい。



1984年:S59年発刊(1978年:S53年初版:新潮文庫)のもの



執筆当時(30年以上前)の時代背景や言葉など、今と比較すると面白い。




NHKドラマでは人物名、設定を幾つか踏襲。

が、大きくアレンジされている。

家族八景:筒井康隆

2009-02-26 21:30:00 | 
筒井康隆のSFジュビナイル作品。

七瀬シリーズ「家族八景」「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」3部作がある。

これはその1作目。


七瀬は人の心を読めるテレパシーをもつESP(エスパー)という設定。


1984年:S59年発刊(1975年:S50年初版:新潮文庫)

古い・・・・



先日、NHKで「七瀬ふたたび」というタイトルで放送。

内容はかなり現代風に脚色され、原作とは大きく異なっている。

シリーズ第2作がベースのようだ。




久しぶりに読み返してみた。

「家族八景」では七瀬がお手伝いで家庭に住み込み(今では死後)、8軒の家を渡り歩く。

その住人の小市民的な?人間の猥雑な裏面や虚偽、心理の深層に光を当てている。