平和への道

私の兄弟、友のために、さあ私は言おう。「あなたのうちに平和があるように。」(詩篇122:8)

5:40-47(ヨハネの福音書注解)イエスについて書いたモーセ

2018-04-05 11:16:23 | ヨハネの福音書注解
ヨハネ5:40-47 イエスについて書いたモーセ

40 それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません。41 わたしは人からの栄誉は受けません。42 しかし、わたしは知っています。あなたがたのうちに神への愛がないことを。43 わたしは、わたしの父の名によって来たのに、あなたがたはわたしを受け入れません。もしほかの人がその人自身の名で来れば、あなたがたはその人を受け入れます。44 互いの間では栄誉を受けても、唯一の神からの栄誉を求めないあなたがたが、どうして信じることができるでしょうか。45 わたしが、父の前にあなたがたを訴えると思ってはなりません。あなたがたを訴えるのは、あなたがたが望みを置いているモーセです。46 もしも、あなたがたがモーセを信じているのなら、わたしを信じたはずです。モーセが書いたのはわたしのことなのですから。47 しかし、モーセが書いたものをあなたがたが信じていないのなら、どうしてわたしのことばを信じるでしょうか。」
(5章40節より『新改訳2017』に移行しました)

 モーセは「モーセ五書」(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)を書いたとされ、創世記1章には神が天と地とを創造したことが書かれている。そしてヨハネの福音書1章にも「すべてのものは、この方によって造られた」(1:3)とあり、御子イエスが天地創造の初めから神と共にいて万物を創造したことが記されている。イエスが「モーセが書いたのはわたしのことなのです」と46節で言ったことは、この万物の創造を含めたすべての神の働きは、神と共にいたイエスの働きでもあったことを示している。
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