juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

良いお年をお迎えください

2017年12月30日 | 健康・病気


賢そうなお顔ですよね。「天神さん」の掛け軸も飾りました。例年通り、福井の丸餅と小鯛のささ漬けに金沢のかぶら寿司が揃えば、我が家のお正月を迎える準備はOK。大掃除は、「じゃまだから、そこどいて」なんて言われながら私はウロウロしているだけでしたが( ◠‿◠ ) 、ばあばが頑張ってやってくれました。

お正月に天神さん(福井では親しみを込めて天神様の事を天神さんと言います)を飾るのは、子供のころからずっとそうだったので、特に何にも思いませんでしたが、どうも福井だけの風習らしいですね。男の子がしっかり勉強して賢くなれるようとの願いが込められているとか。私の所も息子が生まれて、父が天神様の掛け軸を贈ってくれたのでそれ以来正月に飾っております。おっと、そう言えばT君、R君が生まれた時に息子に「天神さん」贈らなかったなぁ( ◠‿◠ ) 福井県民失格かも知れませんね( ◠‿◠ )

お餅は関ヶ原を境にして西日本が丸餅で東日本が角餅と言われますが、福井は京都の影響が強くて丸餅。北陸の石川・富山辺りまでは丸餅だと思います。東北地方は全部角餅だと思っていたら、先日秋田出身の人が「私の家は丸餅なんです」と仰るので良く聞いてみると、「秋田県でも日本海側の一部で、少数派ではあるけれど、北前船時代に受けた京都文化の名残らしい」との事でした。

今年も一年あっという間に過ぎた感じですが、まずまず元気に過ごせたことに感謝です。

私のブログにお付き合い頂いた皆様に「どうもありがとうございました」と申し上げます。

お正月も良い天気に恵まれそうですね。元日には娘夫婦と息子一家がやって来る予定です。T君、R君、一年一年、どう成長していくのか、楽しみながら見守ってやりたいです。

ではみなさん、良いお年をお迎えください。
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後わずか

2017年12月25日 | 健康・病気


「花かんざし」の小さな花、かわいらしいですね。先日、どろんこ作業所の年末大セールでシクラメンとポインセチアと一緒に買ってきたものです。

今日、午前中の陶芸教室で、今年のセンターでの私のお手伝いは終わりました。特に体調を崩すこともなく多少は皆さんのお役に立てたかなと思うと、嬉しいですね。
帰り際に顔を合わせた通所者、職員の方々と、「良いお年を!」と挨拶を交わして来ました。センターのお休みは29日(金)から3日(水)までです。

昨日の午後、年末恒例の「第九」を聴いて来ました。NHKホールでのN響の公演です。指揮はエッシェンバッハ、ソリストはソプラノが市原愛、メゾ・ソプラノが加納悦子、テノールがお馴染みの福井敬でバリトンは甲斐栄次郎。合唱は昨年に続いて東京オペラシンガーズ、この合唱団は1992年に「世界的水準のコーラスを」という小澤征爾の要望により、東京を中心に活躍する中堅若手の声楽家によって組織された合唱団。今まで聴いた「第九」では、武蔵野合唱団も何度かありましたが国立音大が多かったように思いますが、東京オペラシンガーズ、なかなか素晴らしい合唱を聴かせてくれました。昨年の事は思い出せませんが、昨日の東京オペラシンガーズはざっと数えてみたら、約女性50名、男性50名の半々でした。他の合唱団の場合は、女性のソプラノ、アルトの方が男性のテノール、バリトンより圧倒的に多いと思いますが、その分、迫力が違ったのかも知れませんね。

昨日のコンサートマスターは「麿さん」こと篠崎さん、何時もの定期演奏会と違って若い人達も結構多くて、会場内も少々華やいだ感じがしました。N響のメンバーが入って来ると拍手が起こり、最後に篠崎さんがちょっと頭を下げて挨拶すると、大きな拍手。篠崎さん、定期演奏会では頭を下げることはありません( ◠‿◠ )

私は歌ったことはありませんが、市民コーラスなんかで「第九を歌うんだ」と言う人は結構おられるようですね。あのドイツ語、どうやって覚えるんだろう、なんて思いますが、「日本語で歌うとドイツ語になってしまう歌詞」という面白いお話を一つご紹介。「フロイデ(喜び)」は「風呂出で」、白眉ともいえる「アーレ・メンシェン・ヴェルデン・ブリューデル(すべての人々は兄弟になる)」は「ああ冷麺支援、ベル出ん、鰤うでる」と、歌うんだそうです。これなら私にも覚えられるかも( ◠‿◠ )

競馬の有馬記念ですが、発走が丁度「第九」の第3楽章の頃ですね。帰って来てレースの動画を見ましたが、キタサンブラック、強かったですね。完勝でした。最近はもう馬券を買うことはありませんが、やはりG1レースは気になります。中山競馬場の思い出、「行きは西船橋からタクシーで、帰りはオケラ街道をとぼとぼ歩いて帰ったこと」でしょうか( ◠‿◠ )

今年も、後わずかですね。私の公式行事も後一つ、麻雀教室の忘年麻雀大会を残すのみです( ◠‿◠ )

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年賀状

2017年12月20日 | 健康・病気


毎日寒いですね。朝起き、下に降りて来てガスストーブを点けると大抵6~8℃になっています。何時だったか、家の中に入って来たマンション住まいの娘から「外よりも寒い」なんて言われたことを思い出しますが、しょうがないですね( ◠‿◠ )

センター、デイサービス、麻雀、など、何時ものルーティンをこなしていますが、テレビのスポーツ観戦が無いと結構暇で、このところ録画していた「ダウントン・アビー」や「イギリスの刑事もの」などをよく見ています。

年賀状作成も昨日終わりました。来年の干支は「戌」ですね。上の写真の字は、ばあばが書いたのですが、篆書(てんしょ)の戌なんだそうです。色紙に書いてあるのでそれをスキャンして画像にして、字の透明度を30%位にして年賀状の背景に使いました。まあ、ばあば孝行の一つですね( ◠‿◠ )

年賀状も、ここ数年はもう出来るだけ数を減らしていこうと思っているんですよ。メールでやり取りしている友人たちにはメールで送り、会社時代の人達にはちょっと不義理をしても、なんて思うのですが、なかなか出来ませんね。先輩の何人かの人から、「高齢になったので年賀状は失礼します」とのハガキが届きましたが、そろそろ私もそうしようかなと、思っています。

今日は午後からばあばと一緒に麻雀教室へおでかけです( ◠‿◠ )
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年末大セール

2017年12月16日 | 健康・病気


快晴、でも寒いと言う日が続いていますね。

どろんこ作業所の販売店、「手づくり山」で、毎年恒例の「年末大セール」をやると言うので、今朝10時過ぎに行って来ました。むくろじ仲間のK・Sさんが営業部長を務めていて、先日10日のむくろじの会の時に「お待ちしていますからね」と念を押されていたので、忘れるわけには行きません( ◠‿◠ )

シクラメンやポインセチアなどの花と作業所で作られた陶器や手芸品が沢山並んでいました。天気もいいし、近くのおばさまたちでしょうか、結構たくさんのお客さんでしたね。センターで顔見知りの人も何人か、むくろじ仲間のT・Sさんも奥さんと一緒に見えていました。上の写真、今日買ってきたシクラメンとポインセチアです。



可愛いい箸置きでしょ。K・Sさんが「絵は全部自分が画いて干支の箸置きを作ったので、どうですか」と言われるので、T君、R君、用に午年の箸置きを2個貰って来ました。今度のお正月に使えるかも知れませんね。




私の友人から沢山のお野菜が届きました。ほんと、助かります( ◠‿◠ ) さといも、やつがしら、やまいも、さつまいも、聖護院大根、ゆず、ブロッコリー、黒豆、それに自家製の干し芋まで入っていました。どれもこれも立派で美味しそうです。彼がやっているのは、「家庭菜園」なんて規模ではなくて、「農場」なので、本当に一人で作っているの、と思うほど色々作っているんですよ。我々仲間のスーパーじいじです。

キューリー夫人へ。ご質問がありましたが、私の今の車いすはネットで買ったものなんです。それから、ラベルマイティはカレンダーや名刺、宛名ラベル、名前シール、CD/DVDの盤面、アイロンプリント、等々なんでも簡単に出来てしまうアプリですが、私が使っていたのはもう10年も前のバージョンなので、今は随分進化していると思います。なかなか面白いと思います。「こんなことが出来ちゃった」なんてことがあったら教えてください。
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師走も半ば

2017年12月12日 | 健康・病気


雲一つない快晴ですが、外は結構寒いですね。日本海側では本格的な雪模様とか、雪国の苦労がしのばれます。

午前中、デイサービスでの運動に行って来ました。運動を始めるときに、「今日は12月12日だから、イチニ、イチニ、と元気よく行きましょう」と言ったら、「座布団1枚!」の声と、「その程度では座布団はあげれません」の声が続いて出ました。そうですね。確かに、面白くも何ともないですね( ◠‿◠ )

センターのシンボル「むくろじの木」もすっかり葉を落として冬支度が終わったようです。

10日の日曜日に今年最後の「むくろじの会」を開きました。午前中だけ、午後だけ、出席の人も含めて11名の参加でした。元喫茶店マスターのT・Sさん(実際淹れてくれるのは奥さん)が毎回持って来てくれる美味しいコーヒーを頂きながら、各自近況報告。別荘に行っているA・Mさんは来週末ぐらいには戻れるようですが、逆にH・Tさんが新宿の別荘に行かれたようです。

リハビリ麻雀。午前1回、午後2回の最終戦を戦い、先月までトップを争っていたS・MさんとT・Sさんでしたが、決着がつきました。S・Mさんが3年ぶり2度目の優勝となりました。今年前半リードし、初優勝を目指していたT・Sさんでしたが及ばず2位に終わりました。K・Sさんが昨日追い込んで3位。私が4位で昨年のチャンピオン若手のS・Dさんが5位の結果でした。5位までの顔触れは昨年と全く同じで、一年間の長丁場でやると、大体実力が出て来るものなんですかね。

負け組のトップはF・Yさん、圧倒的なマイナスで断然のブービーメーカーでした。F・Yさんの言い草「一年間全部の月、マイナスと言う偉業を達成したので、じいじさん、表彰して!」だって( ◠‿◠ ) 昨日、ネットで、S・Mさんへの優勝カップを手配しました。来月14日のむくろじの会で贈呈する予定です。

今年、リハビリ麻雀に参加された人は全部で15名で、内皆勤賞は5名で1回だけ欠席の方が2名でした。みなさん大いに楽しまれたようです。

話はなんですが、センターでの長年のボランティアのおかげ、かも、のお話( ◠‿◠ )

私の車いすが、実は奈良旅行の前の日に、右のタイヤの空気が少し漏れるので、念のためと思ってイオンの自転車屋さんに持って行ったところ、中のチューブが破損しているのが判明。ところが、その自転車屋さんが取引しているメーカーには私の車いすのタイヤサイズは無いとかで、とりあえず応急処置はしてもらったのですが、後は自分で、と言われていたんですよ。
どうしようかなと思っていたのですが、先日センターへ行った時に、PTのミセスAさんにその話をしたら、直ぐにセンター出入りの車いす屋さんに聞いてくれました。昨日センターへ行ったらAさんが「大丈夫のようですよ。センターで車いすを預かって、業者さんを呼んで、直してもらいます。全体のメンテも必要な所があればやってもらいましょ」と、言われるので陶芸教室から家に戻って午後一に、又車いすを持ってセンターへ行き、Aさんに頼んできました。「じいじさんの頼みじゃ、しょうがないなぁ」と思って頂いたんでしょうね。
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高松塚古墳

2017年12月08日 | 健康・病気




ここ2,3日「お医者さん巡り」をしております( ◠‿◠ )

火曜日は 3か月毎のメンテに歯医者さんの所へ。先生から「じいじさん、じいじさんの歯は、危ないんですからね。右、左とバランス良く噛むんですよ。バタピーとか固いせんべいはダメですよ。」と、メンテに行く度、脅かされて、ほんとにそうなのかなと疑いつつも、 一度、バタピーをガリガリやっていて痛くなってしまいましたから、それは守っております( ◠‿◠ )

水曜日、4,5日前から腕や首に湿疹みたいなものが出来てとても痒いので、ひばりの西友の前にあるメディカルプラザ内の皮膚科へ行って来ました。先生に診察してもらいましたが何が原因なのかは解らないとのことでした。塗り薬と痒み止めの薬をもらって来て、今日辺りは大分快方に向かっているようです。

昨日は三鷹の内科の先生の所へ。このところ体重は増え気味ですが「血糖に血圧、まあ、良いでしょう」とのことで、何時もの薬をもらって帰って来ました。

話は変わりますが、「極月」って12月の季語なんですってね。俳句をやらない私は知りませんでした。昨日木曜の夜7時から「プレバト」って番組がありますよね。7時からのNHKニュースをしばらく見てから、この番組をよく見ておりますが俳句の夏井いつき(なっちゃん)先生、面白いですね。解説を聞いていると、なるほど、と思って、私にも作れそうに思うんですが、いざ作って見ようと思うとこれが作れないんですね( ◠‿◠ ) 俳句も高齢者の講座で結構人気があるそうで、私の周りにも何人かやっている人がおられます。聞くと、1か月に何十作と作るんだとか。私には無理なようです。

奈良旅行で行った「高松塚古墳」ですが、壁画が発見されてすっかり有名になりましたね。「石舞台古墳」と、古墳人気ランキングの1,2位を争う人気のようです。
古墳の少し離れたところに「高松塚壁画館」があり、そちらへも立ち寄って来ました。昭和47年に発見された当時のままの壁画を忠実に写し取った「現状模写」に一部復元して見やすくした「復元模写」、原寸の「石室レプリカ」や出土した副葬品のレプリカも展示されていて、高松塚の全貌が良く分かりましたね。

上の写真が、壁画館の中に展示されている壁画の一部と高松塚古墳です。

おっと、忘れるところでしたが、火曜日の夜の武蔵野文化会館でのマリインスキー歌劇場管弦楽団の演奏会はなかなか素晴らしかったです。初めて見たゲルギエフの指を震わせながらの指揮も、前から5列目だったので良く分かって堪能できました。曲目は、プロコフィェフの交響曲第6番、ドビッシー:牧神の午後への前奏曲とムソルグスキー:展覧会の絵、でした。「どう違うんだ」と言われると困っちゃいますが、N響とはまた違った音色だったのは確かです。

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ラヴェルのボレロ

2017年12月04日 | 音楽・オペラ・美術


我が家の庭に1本だけ「ドウダンツツジ」の木がありますが、紅葉で今が一番きれいな色をしています。自然の美しさって素晴らしいですね。

奈良旅行の記事に追加です。グルメについてはキューリー夫人が仰る通り、やはり「柿の葉寿司」に「柿羊かん」に「三輪そうめん」に「奈良漬」辺りでしょうね。「柿の葉寿司」はお昼に2度頂きました。まあまあ美味しかったですよ。「柿羊かん」と「奈良漬」はお土産に買いましたが、「三輪そうめん」はさすがにこの時期ですからね。チャンスはありませんでした。

車いすを使った感想ですが。春日大社にしろ、長岳寺や石上神宮など山際に建つ神社やお寺は、結構階段が多いので、車いすで行けるところは限界がありますね。ばあばの手を借りて相当階段の上り下りをやりましたが結構大変でした。良いリハビリにはなりましたが( ◠‿◠ ) 法隆寺などは一応車いすで周れるようにはなっていましたが、急坂の上り下りが幾つか有って、そこは自力では無理でしたね。係りの人が手伝ってくれました。奈良駅に「奈良はバリアフリー化を目指します」との看板が立てられていましたが、バリアフリー化って、本当に大変だと思いますね。そうそう、神社の参道は玉砂利の所が多いですよね。車いすはなかなか力が要り、友人たちが頑張って押してくれました。石上神宮では朝一だったので折角きれいに掃き清められた玉砂利の参道に私の車いすの轍の跡がくっきりと残っていて、何だか悪い気がしてしまいました( ◠‿◠ )

昨日の午後はNHKホールでのNHK交響楽団の定期演奏会。フランスの作曲家、ラヴェル(1875~1937)の没後80年記念でラヴェルの曲6曲でした。指揮はスイス出身で「音の魔術師」と言われるシャルル・デュトワ、御年81才ですが、とてもそんな年には思えません。しゃきっとしてパワフルな指揮ぶりでした。

「左手のためのピアノ協奏曲」、「スペイン狂詩曲」と来て、最後はラヴェルの最も有名なバレエ音楽「ボレロ」でした。同じリズム、同じメロディで、「退屈じゃない」なんて思うかも知れませんが、とんでもないですね。冒頭ささやくような小太鼓のリズムで始まり、弦楽器がピチカートで音を加え、フルートが有名な旋律を奏でて次にクラリネット、ファゴットが。どんどん楽器が変わり、リズムを刻む楽器も増えて行きます。最後はオーケストラの総奏となっての大迫力です。最初のppから最後のffまで15分間一つのクレッシェンドだけなんですね。豊かな色彩を見せる名曲だと思います。引き込まれてあっという間の15分でした。

明日の夜は武蔵野文化会館で「ワレリー・ゲルギエフ」の指揮で「マリインスキー歌劇場管弦楽団」の演奏を楽しんできます。「ゲルギエフ」の指揮ぶりにとても興味があります。
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