juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

ドン・パスクワーレ

2019年11月14日 | 音楽・オペラ・美術


今日は秋晴れの良いお天気です。
山じいじとキューリー夫人のおかげで「備前楯山」の名前の由来が分かりました。私も「何で、備前なんかな」とは思ったのですが、そこまでで止まってしまいました( ◠‿◠ )
キューリー夫人と同じく、多分山じいじも同じだと思いますが、私も御即位パレード2回目で、東京オリンピックも2回目ですね。1964年は会社に入った年でしたから、仕事を覚えるのに懸命だったのでしょうね。競技を見に行った記憶はありません。1945年の大阪万博は、みな行きましたよね。私も結婚した翌年でしたからばあばと二人で行きました。混んでいて大変だったことだけ覚えています( ◠‿◠ ) 今度の大阪万博には、山じいじやキューリー夫人は出かけられるでしょうが私はまあ無理でしょう。

昨日の午後、新国立劇場でドニゼッティ(1797~1848)のオペラ「ドン・パスクワーレ」を観て来ました。ドニゼッティはロッシーニ、ベッリーニ、と並んで19世紀前半のイタリアを代表するオペラの作曲家の一人。「ランメルモーアのルチア」等の悲劇も書いていますが「愛の妙薬」、この「ドン・パスクワーレ」などオペラ・ブッファと言われる喜劇も良く知られています。「ドン・パスクワーレ」は1843年ドニゼッティ晩年に作曲された傑作。

お話は、資産家だが頑固でケチな老人ドン・パスクワーレは甥のエルネストに「遺産を譲るから縁談を受けろ」と言っているが、エルネストは「恋人(ノりーナ)がいるから受けられない」と断っている。怒ったパスク・ワーレは「甥を追い出して俺が結婚する」と言い出して、主治医で相談相手でもあるマラテスタに「若くておとなしい娘を探してくれ」と頼みますが、エルネストの友人でもあるマラテスタは「エルネストとノリーナを救うため一計を立てます。
その計画とは、ノリーナを「修道院をでたばかりの初心な娘、自分の妹ソフローニャ」と仕立てて・・・・結婚した途端に花嫁の態度が豹変し、ここから面白い場面が次々と展開し、最後はパスクワーレがエルネストとノリーナの結婚を認めて大団円となります。

タイトルロールを歌ったバスのコッラード・ロヴァーリス(ドニゼッティと同じくイタリア・ベルガモ生まれ)、マラテスタ役のバリトン、ビアジオ・ピッツーティ、エルネスト役のテノール、ロシア出身マキシム・ミロノワ、それにノリーナを歌ったソプラノ、アルメリア出身のハスミック・トロシャン。皆さん何れも世界の歌劇場で活躍されている方々で、素晴らしい歌声と演技でした。

とても楽しい2時間半でした。
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エフゲニー・オネーギン

2019年10月04日 | 音楽・オペラ・美術


今日は又暑くなりました。とても10月の気温とは思えませんね。センター、元気ジム、麻雀教室、と元気に通っております。

昨日の午後、初台の新国立劇場へ出かけて来ました。オペラの2019/2020シーズンの開幕です。開幕を飾るのはチャイコフスキーの「エフゲニー・オネーギン」、彼の10作のオペラの中で最も有名なオペラです。プーシキンの同名小説を原作として、チャイコフスキー38歳の時の作品で1879年初演。新国立劇場では新制作なので、私も観るのは初めてです。
ロシア帝政時代の1820年代、ロシア上流社会が舞台。お話は、「夢見る少女タチアーナの純な愛をニヒルな青年オネーギンは冷たく退ける。数年後、放浪の旅から戻った戻ったオネーギンは、美しく成長し公爵夫人となっているタチアーナに再会。今になって彼女への愛に気づくのだが・・・・」

微妙な人間心理を中心に据えた室内劇のようで、ドラマティックな場面は少ないですが、グランドオペラ的な2つの華やかな舞踏会の場面もあります。チャイコフスキーの抒情あふれる美しい曲が全編に奏でられました。
指揮は、アンドリー・ユルケヴィチ、演出は、ドミトリー・ベルトマン、美術も衣装も照明も振り付けもいずれもロシア出身の人でした。タチアーノを歌ったのはエフゲニア・ムラーヴェワ(ソプラノ)、オネーギンはワシリー・ラデューク(バリトン)、レンスキーはパーヴェル・コルガーティン、グレーミン公爵はアレクセイ・ティホミーロフ(バス)、と、オリガを歌った鳥木弥生(メゾソプラノ)を除いて主だったところはロシア一色の歌手陣で、みなさん素晴らしい声を聴かせてくれました。オーケストラは何時もの通り東京フィルハーモニーでした。
新国立劇場の今シーズン、次はドニゼッティの「ドン・パスクワーレ」、更に「椿姫」、「ラ・ボエーム」と続き10作品が上演されます。内、私は5作品を鑑賞する予定です。
新国立劇場に通い始めて、もう15,16年になりますか。毎年5,6作品を鑑賞して来ましたから数えると随分な数になりますね。その割に覚えていることは少ないです( ◠‿◠ )


エントランスの所に展示されていました。アイーダの舞台で実際に使われたもので、近寄って見ると結構大きなものでしたね。アイーダの凱旋の場面が蘇りました。
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トゥーランドット

2019年07月22日 | 音楽・オペラ・美術


今日も又蒸し暑いですね。梅雨明けは何時になるやら、明日、暑気払いの食事会が有ると言うのに( ◠‿◠ )

今日のセンター陶芸教室。東京都障害者美術展に出品する5作品を水曜日に搬入するので、O先生、その梱包作業に大わらわでした。今年の美術展は26日の金曜日から31日の水曜日まで、例年通り西武の7階で開催されます。

R君の東海大相模、昨日行われた慶応との4回戦に続き、先ほど終わりましたが今日の湘南との5回戦も6-1で勝ちました。R君の出番がなかなか来ませんが、これでベスト8です。次戦の準々決勝は25日(木)に横浜スタジアムで行われ、勝てば27日の準決勝、更に勝てば28日が決勝戦となります。どうなりますか。

新しいPoloですが、今日辺り、手動装置の取り付けで小金井のフジオートに向かっているはずです。手動措置フジコンの名で知られる会社ですが昔は小金井公園の正門近くの五日市街道沿いにありました。今はちょっと中央線寄りにあります。私も長いお付き合いになりました。

昨日の日曜の午後、新国立劇場のオペラ、プッチーニの「トゥーランドット」を観て来ました。
「トゥーランドット」はプッチーニの遺作ですね。1924年、第3幕の女奴隷リューが自ら死ぬ場面を作曲した所で亡くなってしまい、残されたスケッチを素にアルファーノと言う人が補筆・完成させたもの。その為、終わり方は色々解釈があるんだそうですが、大管弦楽に大合唱を駆使してのスケールの大きいオペラです。

新制作された、今回の「トゥーランドット」は、新国立劇場と東京文化会館の共同制作で、お陰で予算もたっぷりで、歌手陣も世界の一流歌手のダブルキャスト、舞台装置も大掛かりなもの、が可能となったとか。

指揮は大野和士、オーケストラは彼が常任指揮者を務めるバルセロナ交響楽団でした。

ストーリーは省略しますが、トゥーランドットは中国の姫の名、オペラの構想の元になっているのは、18世紀初頭に書かれた「千一日物語」、これは「千一夜物語」とは違う別の作品だそうですが、その中にある「カラフと中国の王女の物語」なんだそうです。
トゥーランドットの歌うアリアより、カラフの「誰も寝てはならぬ」とか、リューの抒情的なアリア「王子様お聞きください」とか「氷のように冷たいあなた」などの方が良く知られています。

見どころの一つは、姫が3つの謎を出し、カラフが3つとも正解を応えるところでしょうか。

今回の演出は1992年のバルセロナオリンピックの開会式の演出を担当したスペインの人で、現代風でしたがとても良かったと思いました。

これで新国立劇場の今シーズンのオペラは終わりです。来シーズンは10月、チャイコフスキーの「エウゲニ・オネーギン」から始まります。
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クリムト展

2019年05月24日 | 音楽・オペラ・美術


今日は30度越え、明日明後日はもっと暑いとか。5月でこの暑さでは7月8月はどうなるんでしょうね。

昨日、上野の東京都美術館へ出かけて来ました。没後100年を記念して、今「クリムト展」が開かれています。クリムト(1862~1918)は19世紀末を代表する画家、初期は自然主義的な作風でしたが、印象派に飽き足らず分離派を結成した後の華やかな装飾性と世紀末的な官能美の画で良く知られていますね。ウイーンのヴェルヴェデール宮殿にある「接吻」が一番有名ですかね?

その「接吻」は来ていませんが、これまた代表作と言われる「ユディト」とか、初来日らしいですが、ローマ国立近代美術館所蔵の「女の三世代」など、25点以上のクリムトの作品が展示されていました。

クリムトも人気が高いですね。12時頃入りましたが、入り口で昨日は入場制限がかかっていました。見終わって帰る時も入口の方を見たらまだ沢山の人が並んでいました。

私は未だ行っていませんが、六本木の国立新美術館でも、今「ウイーン・モダン」展で何点かのクリムトの画が見れるようです。




上の写真のタペストリ?、先日センターに行っていた時、職員のHさんが「じいじさん、これ、もう処分しちゃって良いですか」と、持って来られました。倉庫の整理をしていたら出て来たんだそうで、処分するに当たって、私の同意が必要なんだそうです( ◠‿◠ ) それは冗談でしたが、これは、もう15,6年前になりますが、私がセンターに通っていた時、何人かで作ったものでした。絵織っていうんですか、横1m以上はあります。すっかり忘れていましたが、私が作ったタイル・モザイクの鍋敷きの「むくろじの木と実」の図案を元に作ったようです。思えば、センターのOTの時間では色んなことをやりましたね。2歳くらいだったT君とR君の手袋と言う人生初めての編み物も経験しました( ◠‿◠ ) 懐かしい思い出です。





マクロレンズの魅力です。単に写真と言うよりアートのようですね。

私は、マクロレンズ、未だに持っておりません。カメラを持ってかがめないので、小さいものも専ら離れて望遠で撮ることしかやっていないんです。さすがに望遠ではこんな写真は撮れません。

先日、パソコン教室のN先生が、先生のカメラはキャノンの高級一眼レフなんですが、マクロレンズを装着して持って来られたので、色々マクロレンズの事を聞きました。その時、頼んでおいた写真が届きました。いずれも先生の家の周りの道端で撮られたんだそうです。

マクロレンズも何種類かあるようですが、先生のは100ミリの中望遠マクロレンズとか。相当近くに寄って撮れるようですが、その分ピント合わせと手振れ防止に注意が必要だそうです。綿毛の写真などは、f値が2.8なんですって、望遠ではせいぜい5.6までです。

マクロレンズでこんな写真を撮り出すと、「はまりそう」ですね( ◠‿◠ )





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タンホイザー

2019年01月31日 | 音楽・オペラ・美術


今夜は雪が降るかも、と言う予報ですが、何とか積もらないで欲しいですね。

昨日の午後、新国立劇場でワーグナーのオペラ「タンホイザー」を観てきました。タンホイザーは中世の騎士、吟遊詩人でもあります。官能的な愛と精神的な愛との間で葛藤するタンホイザーが純真な領主の姪エリーザベトの自己犠牲によって救済される物語です。

1834年初演でワーグナー(1813~1883)中期の人気作です。3幕で2回の休憩を挟んで4時間超、ワーグナーのオペラの中では短い方だと思いますが、ワーグナーは体もそうですが頭も相当疲れます。でもやっぱりワーグナーのオペラは素晴らしい。聴いた後は自分もちょっと高尚な人間になった気分( ◠‿◠ ) ワグネリアン(ワーグナーの崇拝者たち)の人達がイタリアオペラを一段下に見るのも分かる気がしないでもありません( ◠‿◠ )

ワーグナー自身が台本も作っているのですが、題材となっているのが中世の「タンホイザー伝説」と歌合戦を行ったと言う「ヴァルトブルグ伝説」。

タンホイザーが迷い込み、ヴェーヌスと愛欲の日々を過ごした異界の地ヴェーヌスベルク、ヴェーヌスとは、ローマ神話の愛と美の女神ヴィーナスのこと。ローマ帝国がキリスト教化してからは居所をドイツに移し、そこに洞窟を作って隠れ住み騎士たちを誘惑、歓楽の園にしたとされ、この地はヴェーヌスブルク(ヴィーナスの山)と呼ばれ、ここはキリスト教徒にとっては禁断の地となっているんだそうです。ヴィーナスの末路がそんなことだったなんて、知りませんよね( ◠‿◠ )

タンホイザーを歌ったのはドイツのテノール、トルステン・ケール。親友の騎士ヴォルフラムは同じくドイツのバリトン、ローマン・トレーケル。領主の姪エリーザベトはラトビア生まれのソプラノ、リエネ・キンチア。ヴェーヌスはドイツのメゾソプラノ、アレクサンドラ・ペーターザマー。領主役で妻屋秀和さんも出ていました。みなさんとても素晴らしい声でしたね。オーケストラは東京交響楽団。指揮はイスラエル出身で巨匠バレンボエムに師事したアッシャー・ワイッシュ さんでした。

序曲、歌合戦が始まる前の雄大壮麗な大行進曲、巡礼の合唱に多くの素晴らしいアリア、堪能しました。時にはワーグナーも聴かないと、と思いながら帰って来ました。




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ムンク展

2018年11月30日 | 音楽・オペラ・美術


今日は素晴らしい青空の気持ちの良い一日でした。
午前中は元気ジムで運動、午後はセンターパソコン教室でお手伝いをして来ました。

昨日、東京都美術館で開催中の「ムンク展」へ出かけて来ました。
やはり「叫び」を観たいと言う人が多いのでしょうか。展示室は沢山の人で、車いすで、じっくりと観て回るのは少々大変でした。でも、「叫び」の前では係りの人が一番前に誘導してくれたので、楽に観れました。

エドヴァルド・ムンク(1863~1944)はノルウエーの画家、彼の60年にわたる画業の全貌が分かりやすく紹介されていました。オスロ市立美術館のコレクションを中心に約60点の油彩画に版画などを加えて約100点、超有名な「叫び」を始め、彼の何度も描いたモチーフ、「マドンナ」「接吻」「吸血鬼」などの作品。自画像と家族や友人の肖像画に鮮やかな色彩で描かれた風景画など。ムンクと言うと、今まで私は「叫び」しか思い浮かびませんでしたが( ◠‿◠ ) 中に何点も心動かされる画がありました。

目玉の「叫び」、言わずもがなの事だとは思いますが、描かれている人物が発しているのではなく、自然を貫く果てしない叫びに、恐れおののいて耳を塞いでいる姿を描いているんですね。ムンクの原体験に基づいて描かれたそうです。







見終わって、天気が良いので、外へ出て上野の森を少し散策して来ました。東京都美術館のすぐ隣に上野動物園があります。ばあばが「パンダを見て行こうよ」なんて言うので、入り口の方へ行ったら、「パンダ待ち、60分」の表示が出ていて、直ぐにあきらめて、動物園の直ぐ脇に「お団子」で有名なお店があるので、そちらの方へ。「パンダより団子」です( ◠‿◠ ) このお団子、美味しかったですが、3つで600円。お抹茶と頂くと計1400円、ちょっと高い( ◠‿◠ )

3時前に美術館の駐車場に戻り、守衛さんにお礼を言って帰って来ました。

東京都美術館内のイチョウの木がとてもきれいでした。



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モーツアルトの」「魔笛」

2018年10月07日 | 音楽・オペラ・美術


今日は30度越でとても暑かったようですね。私は朝から夕方まで冷房の効いたセンターにいたので、良く分かりませんが( ◠‿◠ )

10月の「むくろじの会」を開きました。先月の10周年から2週間しか経っていないので、「えらく早いなあ」という感じでした。今日は11名の参加。みなさんに記念写真を配り、会計報告もしました。銀の皿のお寿司、美味しかったようで大好評でしたね。
リハビリ麻雀はお昼を挟んで3回やりました。先月まででトップに立った昨年のチャンピオンS・Mさんを引き下ろすべく2位、3位のT・SさんとS・Dさんを同じ卓にしましたが、あえなく討ち死にしてしまったようで、 来月は私が出て行かないとダメのようです( ◠‿◠ )

4時半ごろ皆で後片付けをして解散しました。来月は11月4日開催です。

新国立劇場のオペラ2018/2019シーズンがモーツアルトの人気オペラ「魔笛」で開幕し、昨日のマチネ公演に行って来ました。エントランスを飾っていたのは上の写真、勅使河原茜さんの作品です。

「魔笛」は1791年、短い生涯だったモーツアルトの最後のオペラですね。死の3か月前に初演されたそうです。魔笛などは「ジングシュピール・オペラ」と言われますが、イタリア語ではなくドイツ語で大衆的なオペラ、喜劇的な要素がふんだんにあり、セリフの部分は歌うのではなく芝居のセリフのように話すのが特徴です。

「王子タミーノは夜の女王の娘パミーナをザラストロから救いだそうとするが、実はザラストロは徳の高い僧であった。ザラストロはタミーノを評価し、タミーノとパミーナの二人は試練を通して結ばれる」と言うお話。そこに道化役の鳥刺しパパゲーノも登場します。

新国で魔笛は今まで何回も上演されていますが、今回の魔笛は新制作で、演出が現代美術の巨匠ウイリアム・ケントリッジ(と言われても私は知りませんが)氏で、映像などを駆使した斬新な舞台でした。評価は高いようですが、私などには、古典的な演出の方が楽しめるかな、と言う気もします。

良くまあ、あんな声が出るなあと何時も感心する「夜の女王」のアリア、コロラトゥーラソプラノの見せ場ですが、今回は安井陽子さんでした。ザラストロを歌ったのはバスのセルビア出身のサヴァ・ヴェミッチさん、とても素晴らしい低音でした。一番低い音と夜の女王の一番高い音、何オクターブ違うのでしょうね( ◠‿◠ )

パミーナは林正子さん、パパゲーノはバリトンのアンドレ・シュエンさん、王子タミーノがテノールのスティーブ・ダヴィスリムさんでした。

下の写真を見てください。終演後、帰りの地下1階の駐車場で私は車に乗ってばあばが来るのが、遅いなあと思っていたら、出口の所で主役タミーノを歌ったスティーブ・ダヴィスリムさんに会って、「サインをもらって来た」と言うんですよ。見たら、プログラムの本人の所にサインが、良くそんなところにサインしてくれましたね。ご本人、ムッとしなかったのでしょうか。普通はご本人のCDか何かでしょ( ◠‿◠ ) 「ニコニコしてたよ」と、ばあばは言っていましたが、私にはとてもそんな度胸は無いですね( ◠‿◠ )


新国の今シーズンも来年6月まで10作品の公演ですが私は内5公演に行くことにしています。馴染みのあるものばかりでワーグナーは含まれておりません( ◠‿◠ )

スーパーじいじWさんから、「越後駒ケ岳」に行って来たよ」と、写真が届いているのですが、ちょっと整理が間に合わなくて次回ご紹介しますのでお楽しみにお待ちください。
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誘惑には

2018年09月20日 | 音楽・オペラ・美術


誘惑には勝てませんでした( ◠‿◠ ) 「べにはるか」のやきいも、美味しいですね。今年の初ものです。

午後行われた自民党の総裁選、石破さんの善戦を見てから、パルコへ出かけて、今度の23日のむくろじの会のノンアルコールビールやおつまみなどを調達して来たのですが、美味しそうなものが目に入るとつい買ってしまいますね。でも買ったのは1本だけで、ばあばと半分っこして食べました( ◠‿◠ )

ゴヨーツツジさんの旺盛な好奇心と行動力、益々磨きがかかって来るようですね。先日の深大寺のシダレカツラに続いて、水元公園のシダレエンジュですって( ◠‿◠ ) 水元公園がどこにあるかも、シダレエンジュって木がどんな木なのかも、私は知りませんでした。おかげで勉強になります。

昨日もNHKでやっていましたが、今は55%の人が、軽いか重いかは別にしても認知症になる時代で、認知症にならないために最も大事なのは「好奇心」だそうです。その点、ゴヨーツツジさんもキューリー夫人もエイム・ハイさんも、その心配はいらないようですね。

火曜日の午後に、地域包括支援センターのM氏、ケヤマネのA氏、デイサービスのA氏の3人が我が家に来てくれて、私のこれからの計画について打ち合わせを行いました。3者揃って打ち合わせをするのは私は初めてでしたが、「担当者会議」って言うそうで、3者がその人の情報を共有するってことは大事なことですね。デイサービスの運動について、私の希望は言いましたが、まあ、時間の制約もありますしね。却って宿題が多くなりそうで、「やぶへび」だったなんてことになるかもしれません( ◠‿◠ ) 結論は、今まで通りで継続するということになりました。

今まではっきりとは書きませんでしたが、私の通っているデイサービスは「元気ジム」と言います。スポーツジムなどを全国展開するルネサンスと言う会社が運営しているデイサービスです。理学療法士が個別に指導すると言うのが売りになっています。ひばりが丘の元気ジムは、理学療法士1人に運動指導員3人、看護師に生活指導員に送迎担当などスタッフは10~12名ですね。運動特化型で要支援の人達は1時間半、軽い運動ですが連続して体を動かしているので、皆でおしゃべりする時間はありません( ◠‿◠ )



火曜日の夜、武蔵野文化会館のコンサート。ロシア国立管弦楽団の演奏を聴いて来ました。
ストラヴィンスキー(1882~1971)の「火の鳥」とチャイコフスキー(1840~1893)のピアノ協奏曲第1番と交響曲第5番でした。指揮者がマリウス・ストラヴィンスキーとなっているので、そうじゃないかと思ったらやはりストラヴィンスキー一族だったようです。
ストラヴィンスキーで有名なのは「火の鳥」に「ペトルーシカ」に「春の祭典」でしょうか。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番はとても人気がありますね。最初の出だしの旋律、「あっ、チャイコフスキーだ!」とすぐ分かります。交響曲第5番は、私は初めて聴いたように思います。第6番の「悲愴」は大好きで良く聴きますが。

はるばるモスクワから日本へ、武蔵野まで来てくれました。とても迫力のある力強い演奏でしたね。ピアノも良かったです。アンコールは白鳥の湖からマズルカの一曲でした。

9時半ごろ出て家まで20分。武蔵野は近いから帰りが楽です。
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藤田嗣治展

2018年09月01日 | 音楽・オペラ・美術


もう9月ですね。ホント日が経つのが早い( ◠‿◠ )

今年のセンターの文化祭は11月の16,17日なんですが、通所者の皆さんもそれぞれ役割分担をして、もう準備に取り掛かっている人もいます。パソコン教室のメンバーNさんも、当日来場者に配るパンフレットの一部、展示や実演などのプログラム部分を作成することになったので、「A4の用紙の下半分なので、どうするか」、「テキストボックスを使った方が良いかどうか」、「2段組でやったらどうか」等、N先生に基本の作り方を相談しながら作成を始めました。Nさん、まずは、文字の入力を開始。昨日の時間中に文字入力は完了したので、来週から編集作業に入り後2回で完成予定です。


上の画、藤田嗣治の画で私が好きな画の一つ、「カフェ」です。1949年、藤田が大戦後日本を離れパリに戻る前滞在したニューヨークで描いたパリの情景ですね。黒がとても魅力的!

今上野の東京都美術館で「藤田嗣治展」が開催されているので木曜日に出かけて来ました。今年は藤田嗣治(1886~1968)の没後50年の節目だそうで、それを記念しての画業の全貌を展覧する大回顧展。時代別と風景画、自画像、裸婦、戦争画、宗教画などのテーマ別に展示されていて、とても分かりやすかったですね。フランスを中心に欧米の主要な美術館からも沢山来ていました。上の「カフェ」はフランスのポンピドー・センター所有です。



おかっぱ頭、丸眼鏡にちょび髭の自画像、藤田の代名詞と言われる「乳白色の裸婦」も10点余り、大原美術館の「舞踏会の前」や近代美術館の「五人の裸婦」もありました。戦時中描いた「アッツ島玉砕」と「サイパンの・・・」、この画は近代美術館所蔵なので、そこでも見ましたが、この画のおかげで、戦後に戦争協力者と非難され、日本を離れざるを得なかったんですね。

全部で120点余りの展示、一昨日は程良い混み方で、車いすでじっくり鑑賞出来ました。お昼は2階のレストレンで「藤田嗣治展コラボ料理」を頂きました。冷たいスープのヴィシソワーズ、これは美味しかったですが、メインの「仔牛のフリカッセ、キッシュとサラダを添えて」は薄味で今一つ、私の舌がセブンイレブンの味に慣らされてしまったのでしょうか( ◠‿◠ )
所で皆さん、「フリカッセ」なんて言葉、知っていますか( ◠‿◠ ) フランスの家庭料理で「白い煮込み」だそうです。
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プッチーニのトスカ

2018年07月13日 | 音楽・オペラ・美術




今日も暑いですね。西日本の豪雨の被害者の方々、本当にお気の毒です。

上の写真、恋人カヴァラドッシを自由にする代償として警視総監スカルピアから身体を求められたトスカが、芸術と恋に生き、何も悪いことはしていない私に、神は何故、このような苦しみを与えるのか、と、名アリア「歌に生き、愛に生き」を歌う場面です。歌っているのは今世界で活躍するアメリカ生まれのソプラノ、キャサリン・ネーグルスタッドさんです。

新国立劇場7月の公演はプッチーニの「トスカ」、昨日のお昼の公演に行って来ました。

「トスカ」はオペラ入門で、最初に観るならこのオペラと言われることが多いですね。私も、2002年だったか2003年だったか、体調が良くなって初めて見たのがオーチャードホールでの「トスカ」でした。それですっかり感激してしまって、それ以来どっぷり( ◠‿◠ ) 「トスカ」を観るのは5回目位でしょうか。

初演は1900年ですが、舞台は統一前のイタリア、共和制が崩壊して王政派による恐怖政治が敷かれていた1800年のローマ。画家カヴァラドッシと有名歌手トスカの物語です。カヴァラドッシは脱獄した友人の政治犯の逃亡を助けたため死刑判決を受け、トスカは彼を救おうと警視総監スカルピアを殺すが、スカルピアの計略で結局カヴァラドッシは処刑され、絶望したトスカも彼の後を追って城から身を投げる。と言うお話です。

トスカには3つの有名なアリアがあります。第1幕でカヴァラドッシが歌う「妙なる調和」、第2幕のトスカの「歌に生き、愛に生き」、第3幕でカヴァラドッシが最後に歌う「星は光りぬ」です。どれも素晴らしいです。

ここからは何でもご存知のキューリー夫人のお株を奪ってしまいそうですが( ◠‿◠ ) ウンチクを一つ。

「トスカ」の話は作り話ですが、舞台となった場所はローマに実在しているんですね。第1幕の舞台、聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会は今でも中に入れるそうで、第2幕の舞台、ファルネーゼ宮殿は今はフランス大使館。そして第3幕の舞台、サンタンジェロ城はローマのシンボル的建造物として観光名所になっています。2005年に私がローマに行った時は、バチカンから出てバスの中から眺めただけで中には入りませんでした。そうそう、サンタンジェロ城は映画「ローマの休日」にも登場していましたね。

上のお城の写真がサンタンジェロ城です。
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