今日も良い天気ですね。どろんこ作業所の販売店、「手づくり山」で年末恒例のセールが昨日と今日開かれております。営業部長(私が勝手に名付けているだけですが)で、むくろじ仲間のK・Sさんから「じいじさん、今年もいいものを用意しておきますから」と言われていたので行かない訳には行きませんよね(*^_^*) 昨日朝10時過ぎ開店と同時に行って来ました。
お花はシクラメンが一杯。陶芸品は今年窯が壊れた影響で何時もより大分少な目でしたね。可愛い手芸品も沢山並んでいました。お客さんも結構多く、店長のKさん、花部長のHさん、みなさん元気に頑張っておられました。暫く話をしてK・Sさんが用意してくれた立派なシクラメンを頂いて帰って来ました。売上ちゃんと挙がると良いですね。
午後から新国立劇場へ。12月のオペラ公演はロッシーニの「セビリアの理髪師」です。先月のラ・ボエームと同じく新国立劇場では何度目かの再演で、私も観るのは3度目だと思います。勿論指揮者や歌手陣は違いますが。
ロッシーニは1792年イタリア生まれの作曲家、オペラではこの「セビリアの理髪師」や「ウイリアムテル」が最もよく知られていますね。37才で書いた「ウイリアムテル」を最後に作曲家から遠ざかり、後の人生は「美食」の道へ。ロッシーニ風とか、ロッシーニの名前が付いた料理が幾つもあるそうですね。
「セビリアの理髪師」」は1816年ですからロッシーニ24才の時の作品ですね。この様な軽快で愉快なオペラ「喜歌劇」を「オペラ・ブッファ」と言います。モーツアルトの「フィガロの結婚」や「ドンジョバンニ」などもそうですね。ちなみにモーツアルトの「フィガロの結婚」は先に作曲されましたが、「セビリアの理髪師」」の後日談なんですね。
アルマヴィーヴァ伯爵は、医師バルトロが後見人をつとめているロジーナに恋をする。彼は機転の利く街の何でも屋、フィガロに相談。フィガロの助けを借りてめでたくロジーナと結ばれ大団円となります。
この日、アルマヴィーヴァ伯爵を歌ったのはロシア生まれのテノール、マキシム・ミロノフ。バルトロはイタリアのバリトン、ルチアーノ・ディ・パスクアーレ。ロジーナ、フィガロ、も皆さん世界で活躍する歌い手で、素晴らしかったですね。音楽教師バジリオ役で登場のバス妻屋秀和さんはお馴染みの人、良かったですよ。オーケストラは東京フィルハーモニーで指揮はイタリア生まれのフランチェスコ・アンジェリコさんで、演奏も良かったですね。楽しい3時間でした。
今日は午後からNHKホールでN響の定期演奏会。演奏会形式「カルメン」を聴いて来ます。3時間半の長丁場みたいです。