juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

久しぶりのN響

2024年06月15日 | 健康・病気

写真ですが、画のようですね。神代植物園の大温室の中、スター・オブ・サイアムと言う名の熱帯スイセンだそうです。紫色がとてもきれいですね。

今日はNHKホールで行われたN響の定期演奏会に出かけて来ました。もう随分行っていないので調べて見たら2020年の2月に聴きに行ったのが最後で、2020年4月の公演からはコロナで中止になっていました。再開後も、NHKホールの耐震工事があり、その間は池袋の芸術劇場での公演になっていたので、足が遠のいていました。そんな訳で4年4か月ぶりです。

午後1時開場で2時開演なので12時に家を出ました。予定通り1時10分に着きましたが今NHKの本館が建て替え中なんですね。以前とは入り口が違っていて、ちょっと戸惑いましたが無事中へ。駐車場も以前とは違う場所でした。

今日の指揮者は、「沖澤のどか」さん、ベルリンを拠点に国際的に活動する、今最も注目される若手指揮者の一人で昨年4月から京都市交響楽団常任指揮者を務めているとの事です。小柄な女性でしたが全身を使ってとてもダイナミックな力強い指揮ぶりでした。

プログラムは、今日はフランスの作曲家の作品で、①イベール(1890~1962)の「寄港地」。ローマからパレルモの旅、アフリカのチュニスからネフタ、そしてスペインのバレンシア、そう言われて聴いていると、そんな気がして来ます( ◠‿◠ ) 

②ラヴェル(1875~1934)「左手のためのピアノ協奏曲ニ長調」でした。第1次世界大戦で右手を失ったウイーンのピアニストのために作曲したものです。今日のピアニストはロシア生まれのデニス・コジュヒン38才。左手だけで大オーケストラに負けることなく鮮やかな演奏でした。彼は右手が不自由と言う訳ではありません。アンコールに両手でシューマンの「トロイメライ」を弾いてくれました。とても幻想的な演奏でした。

③ドビュッシー(1862~1918)「夜想曲」ショパンのような叙情的なピアノ曲とは違って「雲」「祭」「シレーヌ」3曲構成の管弦楽曲

N響のメンバーも結構変わったようです。「まろ」の愛称で親しまれたコンサートマスターの篠崎さんは特別コンサートマスター、伊藤さんは退任して郷古さんと言う人が第1コンサートマスターになっていました。

やはり、生の音は良いですね。今日は休憩なしで1時間半くらいで終演。4時前にNHKホールを出て帰って来ました。青梅街道、行き帰りとも特に渋滞もなくスムーズでした。

水曜日の麻雀教室、金曜日の元気ジム、連日の大谷君の試合とプロ野球の交流戦テレビ観戦、と、毎日つつがなく過ごしております( ◠‿◠ ) 

只今午後7時。

 

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2 コメント

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明日は暑い中千葉で義理?ゴルフです (きゅりー婦人)
2024-06-16 08:18:54
この紫色のスイセンは流石にスター・オブ・サイアムという名だけあって綺麗です。確かサイアムはシャム(現在のタイ)のことでした。でも、こうした名を付けるのは早者勝ちですね。タイにはこの花以外にもまだまだ沢山の素敵な花があると思うので。

じいじ様は久し振りのN響だったのですね。矢張り生の音は違いますか。羨ましいです。でも、観客の中にはまだマスクをしていた人もいたのではないでしょうか。N響の篠崎さんはよくテレビで音楽の素晴らしさを話しておられたので私も知っています。

演目説明の中のパレルモやチュニスがとても懐かしいです。パレルモ(ゴッドファーザーで有名)はシチリア島、チュニス(カルタゴの遺跡で有名)はチュニジアにあり、昔々行ったことがあるからです。この時はサルジニア島とコルシカ島(ナポレオンの生誕地)へも行きました。

こうしたじいじ様を見ていると、曹操の「烈士暮年 壮心不已」が頭に浮かびます。「年令とともに挑戦する気持ちが薄れがちですがいつまでも前向きで挑戦する心を持とう」という意味です。N響を再開されたのですから、次はロサンゼルス(R君)行きでしょうか。
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Unknown (エイム・ハイ)
2024-06-16 17:50:04
こんにちは!
久し振りのN響に行けて良かったですね。「生」演奏はやはりいいでしょ。 小生はN響を「生」で聴いたことがありません。うらやましいなぁ。NHK代はちゃんと払っているんだから、一度は招待して欲しいです。

先日北山公園のことが書いてありましたが、一昨日の金曜日、プール友達のH氏、A氏の3人で行ってきました。猛暑の予定でどうなるか心配でしたが、風が割とあって暑さは然程気にならず平気でした。
日曜日で菖蒲園は閉園とあって、結構混んでいましたよ。
小生とH氏はただ園内をぐるぐる回ってくるだけでしたが、A氏はスケッチブックを持って来ていて、あちこち座り込んで写生をしていました。あとで聞いたところ、A氏は東京芸大の大学院まで出ているとのこと、驚きました。日本画専攻だったそうでしたが卒業後は苦労したようであちこちの学校で美術の教師をして生計を立てていたとのことでした。小生が電動イスなのに、85才のA氏は平然と歩いていました。立派です。
帰りは北山公園の近くの正福寺見学してきました。国宝だそうですね。また驚いたことに、H氏もA氏も携帯の操作が上手く、珍しい植物があると携帯に映して調べるんですからね。今のじじいは凄い!です。今度プールの帰りに操作を教えてもらいます。

今月から来月にかけて、近くのホールでも各種コンサートがあります。N響の演奏を想像しながら楽しんできます。
では
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