
昨日、熊本県立図書館に行ったら、となりの熊本近代文学館で「愛のメッセージ展」という催しが開かれていたので、なんか面白そうだなと覗いてみた。熊本ゆかりの文豪、夏目漱石や徳富蘇峰・蘆花兄弟、高群逸枝、淵上毛錢らの手紙の一部などがパネルで展示されていた。恋人へのラブレターや妻への手紙など、文豪たちの人間的な一面が垣間見えて興味深かった。文豪が書いたのだから、さぞや文学性豊かな文章ばかりかと思いきや、さにあらず、文学性のかけらも感じられないような、煩悩むき出しの文章もあったりして、やっぱり自分のこととなると格好なんかつけちゃいられないのだろう。まぁ、そんなもんだろうな。
※写真は五高教授時代の夏目漱石
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■草枕