名にしおはゞ あだにぞあるべき たはれ島 浪のぬれぎぬ 着るといふなり(伊勢物語 六十一段)
島は八十島 浮島 たはれ島 絵島 松が浦島 豊浦の島 まがきの島(枕草子 百九十段)
宇土市住吉町の有明海に臨む住吉神社西北の崖下に浮かぶ小さい岩島で、別名たばこ島とも裸島ともいう。三角大矢野海辺県立自然公園に含まれ、古くから歌や物語などにも詠まれた景勝の地。「後撰集」一五雑に「まめなれとあた名はたちぬ風流島よる白波をぬれ衣にきて 小宰相」、また「伊勢物語抄」には「染川は筑前に有り風流島は肥後国名所なり…」などと記されており、そのほか、「夫木和歌抄」「枕草子」などにその名が見えている。(熊本県大百科事典より)
島は八十島 浮島 たはれ島 絵島 松が浦島 豊浦の島 まがきの島(枕草子 百九十段)
宇土市住吉町の有明海に臨む住吉神社西北の崖下に浮かぶ小さい岩島で、別名たばこ島とも裸島ともいう。三角大矢野海辺県立自然公園に含まれ、古くから歌や物語などにも詠まれた景勝の地。「後撰集」一五雑に「まめなれとあた名はたちぬ風流島よる白波をぬれ衣にきて 小宰相」、また「伊勢物語抄」には「染川は筑前に有り風流島は肥後国名所なり…」などと記されており、そのほか、「夫木和歌抄」「枕草子」などにその名が見えている。(熊本県大百科事典より)