例年11月25日に行われる梅林天満宮例大祭だが今年は日曜日とあって、参拝客は例年よりだいぶ多いように思われた。だが、地元の人の話では、伝統の流鏑馬神事を最大の呼び物とする梅林天満宮例大祭は今、岐路に立たされているという。祭りの運営担当は節頭区と呼ばれ、下・安楽寺・津留の各地区が交代で務めているが、各地区とも高齢化や住民の減少で負担を負いきれなくなっているという。日本国内の多くの地方で同じような問題に直面しているが、多くの人出で盛り上がる光景を見ながら、厳しい現実を認識した一日だった。
熊本県指定重要無形民俗文化財の流鏑馬
太宰府天満宮より派遣の巫女舞奉納