徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

無残に切り倒されたソメイヨシノの標本木!

2011-02-17 18:51:51 | 熊本
 今月初め、京町測候所として親しまれてきた熊本地方気象台が、熊本駅南側に新しく出来た合同庁舎に引っ越して行った。後には無人化された観測機器が残されると聞いていた。それから約2週間経った今日、いきなり敷地内の木々の伐採が始った。たまたま通りがかって眺めながら、まさか桜開花の標本木となっていたソメイヨシノは切らないだろうと思っていた。ところがである。夕方、前を通った母が、桜の木も何もかも全部切っているというではないか。驚いて駆けつけてみると、ちょうどソメイヨシノが無残にも伐採されているところだった。
 気象庁の資産だろうから、われわれ市民が口を出すべき問題ではないかもしれない。また、跡地利用をどう考えているのかも知らない。しかし、京町に測候所ができて109年、その象徴として親しみを感じていたソメイヨシノが、こうもあっさり切り倒されることがどうしても釈然としない。気象庁の責任者の釈明を聴きたいものだ。