食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Coree 韓国

2012年02月17日 | ちょっとした事・話
ちょっと、



韓国に行って来た




っていうのは、ウソで




私の行きつけの美容院の目の前、が、韓国食材専門店で。

そこで見つけたお菓子たち。





違和感のある、見慣れたお菓子…



でもね、

箱を持ったら、

“カタカタ”って、景気のいい音



箱に対して、中身が少ない気が…

HERME et Pushkin エルメと、プーシキン

2012年02月16日 | お菓子屋さん
もう、バレンタインなんてとっくに過ぎ去った??




でも、まだ続く、チョコのお話



昨日の記事のピエール・エルメさんのチョコボックス。



中は、こんなだった



どうやら、日本のエルメさんと、箱も中身も同じみたいね

(お値段なんてヤボな事は、この際言わない事にしよう。

フランスの味が、日本で楽しめる事がプレミア



スーさんに、バレンタインにプレゼントしたんだけど。

我が家では、なんでも半分こ。

だから、スーさんのものは、私のもの



え?

全部違うお味のチョコ。

どう分けるかって??


…ええ。

我が家では、全部のチョコを、半分に切って、全部のお味を2人で楽しみます

マカロンでも、ケーキでも、全部。



フランスのバレンタインは、“愛の日”

“年に一度の、女の子から告白出来る、チョコの日”

っていうのは、日本のチョコレートメーカーの戦略。


だから、フランス人は、男性も、女性も、パートナーにプレゼントを用意する。

14日の仕事帰りのお時間には、たくさんの男性が、バラの花束を持って歩いてる



 +  + 

を抱える強者も



そんなフランス人の中、

『バレンタイン、どうしようかなぁ』

と、私の隣でつぶやくオトコがひとり。



ええ。

スーさんです。



フランス人男性が、みんなロマンチストだと思ったら、大間違い

スーさんみたいなフランス人も、いるワケで…。



『スーさんや、そういうつぶやきは、相手の前ではしないものだよ

『知ってる?

ボクは、ロマンチックが似合わないんだよ』

『スーさんの辞書に、ロマンチックというコトバは無い』

『…



そんなスーさんからの、バレンタインは、



スイス土産のみ…



いいんだよ。

そんなカンジだって分かってたから。

エルメもプーシキンも、半分は、自分の為に買ってたからね



で、自分用に、



ピエール・エルメさんのカヌレ

この焼きムラなし の、美しい輝き

カヌレ専門店、なんかがあるパリだけど。

エルメさんのカヌレは、“全てが”、“完璧な”仕上がり



あとは、



カフェ・プーシキンさんのピロシキ

野菜、キャベツ、鴨、キノコ…と、いろいろな種類の中から、2つをチョイス




表も裏も、ツルンっと、スベスベな仕上がり。

お味もね、美味しい


ところでコレ、あっためてから食べた方が良かったのかな

今度、聞いてみよう。



PIERRE HERME PARIS ピエール・エルメ・パリ

2012年02月15日 | お菓子屋さん
ヴァレンタインといえば、チョコ



で、



PIERRE HERME PARIS ピエール・エルメさん



箱の下に敷いてある紙は、チョコの説明の紙なんだけど



日本のスーパーのチラシみたいに大きい

(フランスの広告は、無料のフリーペーパーみたい)




コレをオマケにあげる事に



あ、現在こちらは、14日の17:00。

スーさんにヴァレンタインを渡すのはこれから

Cafe Pushkin カフェ・プーシキン

2012年02月14日 | お菓子屋さん
Valentine ヴァレンタインデー




で、スーさん用に、予約に行って来たのは、

Cafe Pushkin カフェ・プーシキンさん




先週うかがって、ヴァレンタイン用に何かスペシャルなモノを用意するのか聞いてみたら、

『13日に店頭に並ぶから、その日に来たら分かるよ』

と、言われたので、行って来た。



で、ショーケースに並んでいたモノを見て、

“おっ コレに決定

ッてなワケで、14日の予約をお願いしていると



『翌日の予約は受け付けないわよ』

と、おっしゃる、別な販売員さん

私を担当してくれていた販売の方と、押し問答



『先週来た時に、(予約はダメっておっしゃった)コチラの店員さんに、

“13日から店頭に並ぶから、その時に”

って言われたんだけど

と、間に入った私。



『そうよ。

だから、大丈夫よ』

とは、私担当の販売員さん。



で、反対していた販売員さんは、

『分かったわ』

…って、それだけ???



ま、無事に予約出来たから良かったんだけど。





で、もちろん

手ぶらでは帰らない





ロシアのフレッシュ・チーズを使ったヴィエノワズリー、Bichon Tvorog

この、バラの模様が素敵



そして、



Baba Stanislas ババ・スタニスラス

ババ・オ・ラムの事。

“スタニスラス”は、ババ・オ・ラムを考案した、王様の名前(←この記事を読んでね



このババ、私が食べたババの中で、ダントツの1位を進呈



カフェ・プーシキンさんは、ロシアのパティスリー。

(シェフ・パティシエさんはフランス人)

アルコールの利いたお菓子は、アルコールが高いんじゃないかって、心配してたんだけど

ぜ~んぜん

ほんのりアルコールに、クリームにバニラに…。

全てがステキなハーモニー

そして、




この、円盤風の下半分

“quel bon idee グッド・アイディ~ア

なんて。

ひとりで食べていて、思わずうなった。

スーさん、アルコール系のケーキは好みじゃないから。

私だけで食べようと思って、今日買って来たのに…。

これは、明日も買って、スーさんに食べさせてあげたい

(あ、スーさんは明日帰ってくる)



あとは、



Gateau au marron ガトー・オ・マロン

季節モノは、今のうちに食べておかないとね



で。

コッチに、アルコールがしっかり利いてた

イヤになる程じゃないけどね。


でも、このマロンクリームの絞り方は、失敗かも。

空気にあたる面積が大きいから、ババ食べているうちに、周りが乾燥して来ちゃった

お味は、良かったんだけどね。




それにしても。

やっぱり、カフェ・プーシキンさんは、“華”がある

明日行ったら、予約の他に、何買おうかなぁ



あ、プーシキンさんのレシートは、

全部のケーキの名前が書いてある

ブロガーには、うれしいポイント

フランスって、書いてあるお店、ほとんど無いんだよねぇ

スペル覚えるのが大変なのに、プーシキンさんは、ロシア語も名前に入っているから、もう、覚えて帰るなんて、不可能

Filandreusement グダグダ

2012年02月13日 | ちょっとした事・話
それにしても。

“食い道楽”をブログのタイトルにしているのに、

ダイエットって…



と、いう事に、今、気が付いた私。



ま、

実はスーさん、今朝、飛び立ちましてね、スイスに。

また、海外出張ですって。

うらやましい。



なので、明日は食い道楽日和



なんて思っていた先程、スーさんママからお電話が。

近況報告の電話だったんだけど。

電話を切ったら、通話時間30分

なにせ、その時家にいた、家族全員と、順番に話をするのでね。

あ、スーさんファミリーと私の関係は良好ですから。

念のため。


ただね、スーさんママ、

私と話すのは、なんていうか、小さな子供に話しかけるような…。

この、もどかしさ





…おっと、文字ばっかり(笑)

内容がグダグダになっちゃったので、“グダグタ”って、フランス語にあるのかな?

なんて思って、辞書を開いてみると

“グダグダしい”なんて日本語が

あ、コレ、ちゃんとした日本語なんだ

ってなワケで、こんな題名に。



すみません。

次回は、ちゃんとした内容をアップ出来るようにがんばります


Regime et Positif ダイエットと、ポジティブと。

2012年02月12日 | ちょっとした事・話
スーさんのダイエットに便乗して、私も、春に向けてがんばろう、と。



ただ、私、ジョギングは冬季休業で

散歩はねぇ、いつもと変わらない程度。




じゃあ、何をしているのかって?






いつもの食事中のパンを変えた




普段は、バゲットが主な主食。

これを、シリアルパンに変えてみた。



そしたら、緩やかにだけど、

体重が下がって来た



朝、昼、おやつ、夜と、子供みたいな食生活の私。

朝ご飯のヴィエノワズリー(クロワッサンとか、パン・オ・ショコラ)を、ダイエットシリアルに変えるのも効果があった。

( ↑ だけど、お昼前にお腹が空くから休みの日限定

お昼と夜を、シリアルパンに変えただけで、効果



もう少し、あったかくなったら、散歩時間を増やして。

朝ご飯をダイエットシリアル(ミルクチョコ風味)にして。



目指せ、4kg減




でね、関係ないんだけど。

お店の常連さんとの会話で、

『どうらく人は、いっつも笑ってるよね~』

から始まって。

マダムが、

『どうらく人は、いつも、C'est pas grave(問題ないさ~)なのよ 』

と、言われ。

『でも、疲れたな~、とか、思う時ないの?』

と、聞かれた。



『でも、疲れたな~って思った時は、自分ががんばった時だから、自分にご褒美(お菓子とかね)をあげられるからうれしい』

と、返答。


そしたら、常連さんとマダム、

『どれだけポジティブなの~

と、2人に大笑いされた



人それぞれ、考え方や、流儀に、違いはあるけれど。

私の武器は、“鈍感力”と、“ポジティブ”

一歩間違えると、アブナいけどね

Jardin des Tuileries チュイルリー公園

2012年02月11日 | ちょっとした事・話
2、3週間通らないと、久しぶりに思えてくる、



“Jardin des Tuileries チュイルリー公園”

ルーブル美術館の前の公園




寒いし、物悲しい雰囲気かなぁ、、、

なんて思っていたけれど





観光客な皆さんが、いっぱい



あとは、



ナイスなタイミングで飛び込んでくれたワンちゃん

なんかもいたりして。

さすが、世界一の観光地



とはいえ、



いくつかある池は、凍っちゃってるし

のんびり、イスに座って…、なんて人はモチロンいない



寒いけれど。

やっぱり楽しいパリ散歩。





あ、夜は本当に寒いので、お気をつけ下さい




こうやって、写真を改めて見てみると、

“パリって、高い建物がないなぁ”

って、思う。

風景の、余白(空)部分が多い(笑)

それも含めて、パリなんだよね

Gateaux ケーキたち

2012年02月11日 | お菓子屋さん
もしかしたら、もう、気付いている人もいるかもしれない。




“どうらく人、ケーキ、買ってなくない?”




そう

もう、しばらく、買っていない

スーさんのダイエットの為…。




最後に買ったのは、あのガレット…。




で、



我慢出来なくなったので、自分の職場で買ってみた



ヴァレンタイン用に、新しいケーキが出たのでね

(後ろのオマケは気にしな~い



『スーさんがいないうちに食べちゃえば良いんじゃない

なんて、マダムや友人から言われる事もあるんだけど。

それは、スーさんがかわいそうだし。

(スーさんも甘いモノ好き)



そんなワケで、

久しぶりに、

ケーキを頂きます 

Sucre de vanille バニラ・シュガー

2012年02月10日 | 食材
シェフから、



こんなのもらった。



え?

『こんなの、ブログに載せちゃっていいのか?』

って?



アブナい粉じゃないから大丈夫



これね、お砂糖。



え?

なんか、キレイじゃないって??



実はね、この袋、私が働く職場で使っている、“バニラ”が入っていた袋で。

あ、バニラ・ビーンズ(バニラのさや)ね。


で、上等なバニラだから、袋に、しっかりと、香りが染み付いていて。

(ゴミ? カビ? みたいに見えるのは、バニラのさやのかけら)

この袋に、普通の砂糖を入れて2週間くらい放置しておくと

バニラの香る、バニラ・シュガーに大変身



で、こんな、お店で売れちゃいそうなお砂糖、

もらっちゃった



もらってばっかりだね、とか、言わない



お菓子づくりにも使えるし、

スーさんは、コーヒーに入れるのが好き。

私は…、

久しぶりに、アレ、作ろうかな。



ま、あと、2週間待たなくちゃだけどね

Coussin de Lyon クッサン・ド・リヨン

2012年02月10日 | お菓子屋さん
さて、ガレット・デ・ロワのシーズンも終わって久しいこの頃

私・御用達のコーヒー屋さんにいらっしゃる、販売のマダムもフェーブコレクション仲間で。

彼女、私の働く職場のガレット、10個以上は買っている



『コレクション、完成していないなら、私、ダブっているのがあるから』

ってなワケで、私のフェーブをお店に持っていく事に。



残念ながら、完全コンプリート、とは、いかなかったけれど。

8個で1つの丸になるフェーブ。

なんとか、丸になるように、お渡し出来た



お孫さんにあげるんだって



で、お礼にって、もらったもの。



Coussin de Lyon クッサン・ド・リヨン



クッサンは、“枕”の事。



“リヨンの枕”



織物産業が盛んだった美食の街・リヨン。

そこで考えだされた、枕の形のお菓子。


実は、このお菓子の存在は、以前から知っていたんだけど。

買う気になれなかった私。

だってこれ、何味だと思います??



そう

ミントとチョコ。


私、ミント、嫌いなんだよねぇ



まぁ、頂いちゃったらしょうがない



で、食べてみたら

ミントじゃないじゃ~ん



アーモンドで包まれたチョコ。

そのまわりは、砂糖でコーティング。


味見だけして、あとはスーさんに、なんて思ってたけど。

スーさん、必要なし(笑)



リヨンとか、フランス南部では、クリスマスに、12種類のお料理と、12種類のデザートを用意するんだって。

そんな時のお菓子の1つに選んだり、

キリスト教の、聖水を受ける日のおつかいものにしたり。

大切な日を飾る、お菓子。



何事も、見た目で判断しちゃ、ダメね

勉強になるなぁ



マダム、ありがとう