食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Patisserie バルセロナのパティスリー

2011年08月20日 | ・スペイン
バルセロナのパティスリー

全てのパティスリーが最新鋭のケーキを従えたパティスリーな訳ではなく。



例えば、コチラ。



ルレ・デセールに載ってたから来てみたら、






クラシックなケーキやパン達がズラリ。


ちょっと、小腹が空いたので、





塩モノと、甘いものを購入

シンプルで、同じもなかなか



他のパティスリーでも、





クラシックなものが多かったなぁ。



あ、



日本にも出店している、フランスのパン屋さん“PAUL-ポール”も発見






チーズを売っているパティスリーもあった。



のんびり、街の散策も楽しいかも





長かったスペイン旅行記も、これで最後。

また、行きたいなぁ


Marche スペインのマルシェ

2011年08月19日 | ・スペイン
フランス同様、スペインにもマルシェ(朝市)がある

違いは、フランス、特にパリのマルシェは、マルシェのある時だけ出てくる簡易的なもの。



スペインは、





ほとんど常設マルシェ


パリ以外、例えば、スーさんの地元のマルシェは常設だったりする。







溢れ出てくるようなお野菜達







キラキラ輝く果物達






すぐに食べられるように、スプーン付き




ドライフルーツに、

 


日本でいう、駄菓子みたいなものや、






チョコレートにドラジェも



もちろん





やっぱりスペインは、どこでもチーズと生ハムは同じ場所で売ってる





あ、



カタツムリ エスカルゴ




私達は、





フルーツジュースを飲みながら見学




私のフルーツジュースは、 このお味




途中で

『お嬢さん、カバン気を付けなさいね』

と、英語で注意してくれた、同じく観光しているご夫婦が。

私のカバンの持ち方が無防備に見えたようで。

こんな風に言って下さる方、なかなかいないんだろうなぁ

ありがとうございます






どこのマルシェにも、カフェスタンドが

働く皆さんの、憩いの場所。








この、近代的な建物も、




マルシェ

Museu Chocolate チョコレート博物館

2011年08月19日 | ・スペイン
ヨーロッパに、最初にチョコレートがやって来たのは、

スペイン



で、



Museu Chocolate チョコレート博物館に行って来た






南米が起源のチョコレートは、昔、薬用や強壮用の、“飲み物”だった事は、最近良く知られるようになってきた。

この飲み物、カカオの粉末に、たくさんのスパイスを入れた、今のチョコレートとは、全く違う味のもの





これは、チョコレートドリンクを作る為のポット





お金として使われていた事もある位、高価なものだったり。




で、このチョコレートが、ヨーロッパの大航海時代に、フェルナン・コルテスさんが、スペインに持ち帰って、お披露目。

そのちょっと前に、かの有名なコロンブスさんも、カカオに出会ったらしいけど

ステキなものとは気づかずに素通りしてしまったとか?



そんな訳で、チョコレートの玄関口になったスペイン。

南米から入って来たチョコレートのお味には馴染めず。

入れていたスパイスを、蜂蜜やミルクに置き換えて、自分たち好みの味に替えていった。

それが、今のチョコレートの原型



フランスにチョコレートを紹介したのは、スペインからお嫁に来たお姫様達。

ルイ13世と、ヴェルサイユ宮殿を建てたルイ14世の奥様方。



チョコレートが伝わったのは、

スペインイタリアフランスベルギー

の順かな



全部、



チョコレートで出来たオブジェ



奥には、



製菓教室のスペースがあったり、





入口&出口には、軽食スペースと、お土産コーナー。



そして



これが、博物館のチケット。

実は、コレ、チョコレート

こんな遊び心が楽しい



英語とスペイン語で説明されてる



学生時代、卒業論文(?)でチョコレートを主題に置いた事を思い出した

Espagne スペイン旅行・バルセロナ 1

2011年08月15日 | ・スペイン
バルセロナ観光といえば、

建築家・ガウディ




サグラダ・ファミリア


もうね、この建物を初めて見たのは、まだ私が10歳かそこらだったであろう頃。

100年以上もかけて、教会を作ってるなんて、考えられなかったんだけど。




すごいねぇ

でも、よくテレビとかで見る、これは建物の後ろ側。

正面は、





1度来てみたかった



そして、内部へ。。





外側からは全く考えられないような白さ



エレベーターで上に登って、



工事中の塔と、




景色を堪能。


帰りは、エレベーターか、



階段か、選べる



螺旋階段って、秘密(?)があって。

普通、“登りが右回り” (登る時に時計回り)


どうしてかっていうと、

昔、お城でも教会でも、誰かが攻め入ってきた場合、大抵、敵は、階段を上らなくちゃいけない。

右利きの人が多かったのは、今も昔も同じで。

右手に剣を持って、右回りで階段を登るのを想像してみると…

手すり、つかんだ方が登りやすいけど、左手でつかんだら、登るの、遅くなりそうなのが、想像出来る。

それが、時計の反対回りの螺旋階段を登ろうとしたら、右手に剣、左手に手すり、

で、進行方向に、弾みをつけて登れちゃう。

昔の人は、そこまで考えて、階段を設計したみたい


でも、ココは、登りが左回り。

攻め入られる心配が無いからか、それとも、手すりを付けないのが防御方法


高い所が苦手なスーさん、おそるおそる降りてた

でも、気を付けないと、落ちちゃうよねぇ。。



それから、はずせないのが、



ガウディ設計のモザイクで有名な、グエル公園









快晴の空の下、

こんなにカラフルな公園を散歩したら、もう、ウキウキ&わくわく



この公園に行く為に、地図を見ながらキョロキョロしていたら

ご近所らしき女性が、

『コッチの道だよ~』

的に、指差してくれて、無事到着

グラシアス(ありがとう)












ガウディの設計した建物もたくさん


でも

ただの建物なのに、入場料が、どこも1500円越え


パリより物価の安いスペインで、ルーブル美術館の入場料より高いって…

修繕の為っていうのは分かるけど、

入場者を制限するため??



なんて見てたら、

ガウディ建築の建物の1つ、“カサ・ミラ”内で、



“食の展示会” を発見

スーさんが、スペインの料理界の巨匠の名前、“フェラン・アドリア”の文字を見つけて。

『コレ何か聞いてみて

って言うので、聞いてみたら、

ちょっと前に、パリで見た“フード・デザイン”の、バルセロナ・バージョン、みたい

店内は、撮影禁止だったのがざんねんだけど

フェラン・アドリアさんの展示した写真が、また、感動する位キレイで

今回、食べに行けない事が、本当に残念

(ちなみに、



カサ・ミラの内装はこんな感じ。

外側同様、内側も、ガウディ色満載





バルセロナは、海に面した街





ただ歩くだけでも、楽しいし、気持ちが良い


でも、



ステキな建物の目の前が、




近代的な建物


マドリードは、完全に、旧市街と、都市部が分かれていたけれど。

バルセロナは、混在。



それにしても、バルセロナ、広過ぎる

全部、見てまわる事は、出来なかった


これはもう、再訪決定 

2年後の、エル・ブリ再開を待つか?

イヤ、その前にも、1度…

Espagne スペイン旅行・トレド

2011年08月14日 | ・スペイン
スペイン旅行2つめの都市は、トレド

いろいろな旅ガイドに、

“スペインに1日しかいないなら、トレドに”

って書いてあったので。

どんな所かと、行ってみた。




マドリードから、新幹線(みたいなもの)で30分。

割と混むみたいだから、フランスのSNCF(日本でいう、みどりの窓口)で予約してもらった



トレドは昔、キリスト教徒と、イスラム教徒とが激しく戦った場所なんだって。

スペインは、ジブラルタル海峡っていう、ちょっとしたスペースを挟んで、ヨーロッパで、一番アフリカ大陸に近い場所。

今では想像がつかないけれど、昔は、古代都市・エジプト、なんて、教科書で習う位繁栄していた場所。

植民地は、ヨーロッパがアフリカ大陸に…、っていうのは以外と最近(でも、ないか…?)の話で、昔は、お互い侵略したり、のっとったり…。

そんな訳で、2つの文化が混ざりあっている。




いや~、歩いた歩いた

駅から、中心市街地までは、バスがあるんだけど。

私達は、歩いて行く事に。

で、市内に入る前に、トレドの絶景が見えるっていう所に、“歩いて”行く事に






う~ん、絶景

これがトレド


ただ、この後が、ちょっと大変だった

丘の上に、トレドのステキ風景を見る事の出来るホテルがあるらしく。

そこでは、宿泊しなくても、お茶する事が可能とか



普通は、タクシーか、バスで行くらしいんだけど。

気持ちが良かったから、そのまま歩いていったら…、

ええ、割と大変でした


しかも

朝、早すぎて、カフェ、開いてないし

『朝食なら、可能ですよ』

と言われて、メニューは…、

ただのバイキング


…そのまま、帰ってきた…



で、





市街地へ。



圧巻は、



カテドラル

この写真は側面。

正面は、あまりにも広くて(大きくて?)写真に収まらなかった


キリスト教の事は、よく分からないんだけど

l'Egliseーレグリース=いろんな所にある教会

Cathedraleーカテドラル=司教座のある大きな教会=大聖堂

Notre-Dameーノートルダム=聖母マリアに捧げられた大きな教会=大聖堂

バジリック(バジリカ)=スペシャルな特権を与えられた大きな教会(=大聖堂?)

みたいな感じ?



この大きさ、規模、豪華さ…

なかなかお目にかかれない大きさ

(写真に撮れなかったのが本当に残念な位の豪華絢爛さ



もう1つ、特に気に入ったのは、





サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会。

イスラム文化と、キリスト教文化の融合された建物。






窓からの景色って、割と好き







市内は、車が1台通れるかどうか、な、細い道がたくさん。

そして、人と車が、がんばりながらすれ違う(笑)



あ、





目が合っちゃった



世界遺産都市で、観光地だけど

人が、普通に生活している都市。


名物は、



“massepainーマスパン”なる、アーモンドのお菓子

どうせなら、有名店で

とはいっても、ほとんど、観光地化されていて…。







普通に、おいしかった。

ケド、まぁ、もういいかな



お昼は、



こちらのレストランで

ココ、良かった~


入り口、入ってすぐは、カフェスペースで。

雰囲気はあんまり、なんて思ったけど。




食事スペースは、地下のレンガ風で、雰囲気も良くて、サービスマンさん達も感じが良い

私達は、お昼、ほぼ1番乗り。

ガラガラだった店内は、帰る頃には満席だった。







パンの下にも


私は、



牛脂に包まれたブタさん。



スーさんは、



牛の赤ワイン煮

これで、十分、お腹いっぱい


残念だったのは、サングリアが、1Lでしか頼めなかった事

まだまだこれから歩くのに、お昼からお酒は飲みたくない私

スーさん一人では飲みきれない


でも、オーダーを取ってくれた方が、

『サングリアじゃないけど、そんな雰囲気の、グラスの赤ワインはいかが?』

って、提案してくれて




これが、スーさんのツボに入ったようで。

左はミネラルウォーター。


良かったね

そして、ありがとうございました





市内唯一の図書館の最上階は、




旧市街が見渡せるカフェ

誰でも利用出来るので、ココはおススメ




店内は、安い食堂みたいだけど



観光客&外国人になれているからか、つたない私達の言葉も、しっかり聞こうとしてくれる店員さん達。

マドリードでもそうだったけど、パリの、観光客に対する(適当な)態度とは違って、とっても好印象






トトロに出会い(笑)、




キリスト教の聖地巡礼の“誰か”にも出会い(?)


なかなか、楽しい1日だった

Espagne スペイン旅行 番外編

2011年08月14日 | ・スペイン
私の趣味の1つ、


“珍しい&おもしろい、そしてかわいい看板探し”




スペインでも、いろんなものを見つけたので、少しだけ、ご紹介











お店の宣伝や、ロゴが多い中で






これ

マドリード市役所の看板



スペインは、疑問文やびっくりマークを付けたい文には、文頭にもその記号を、

しかも、“逆さにして”付けるのが普通。

だから、コレはコレで、間違ってはいないのだろうけど…。



しかし、

『どれだけ強調したいのか

と、思わずツッコミたくなるのは、ワタシだけ??

Espagne スペイン旅行・マドリード 3

2011年08月13日 | ・スペイン
~甘いもの編~ 


今回、スペイン旅行に行くのにいろいろ調べてたら、

“マドリードはチュロスが有名

って、皆さん、知ってました



で、




一番有名っていうチュロス屋さんへ




これが、チュロスとチョコレートドリンクのセット。




スーさんは、冷たいチョコレートドリンクをオーダー。


もうね、

どちらも、ものっすごく、濃厚

チュロスは、セットのチョコレートドリンクに浸して(というより、付けて)食べるのが正式(?)みたい。

揚げただけで、軽い甘みと塩味だけのお味はその為なのかな



ここで、チュロスを1皿しか頼まなかった理由は。

この日の朝、






こんなものを食べていた私達。

コレ、

チュロスみたいだけど、何か、違う名前だった。

で、これが、ものすっごく

油っぽくて

写真だけ見ると、普通そうだけど、以外と太くて、長くて、実は、6本もあった

スーさんと、2人で半分ずつ…、

長~い時間をかけて、ようやく食べきった


ま、そんな訳で、警戒して注文したんだけど。

チュロス専門店は、なかなかだった

(ディズ◯ーランドみたいな“ステキ”なチュロスは、想像しないで下さい




そういえば。

歩いていたら、



こんな案内が、歩道に埋まってた。




コチラのブーランジュリー・パティスリーが、とっても古くからある、有名なお店なんだって。


せっかくなので、




食べ歩き用と、翌日の朝食用にヴィエノワズリーを購入

大きくて、サックサクで、朝食にピッタリだった



マドリードで有名なパティスリーと言えば、



こちら、MALLORCA-マロルカさん。




パティスリー兼、仕出し屋さんなお店だったけど。

一応、立派な、“Relais Desserts-ルレ・デセール”会員のお店




このタブレットを、お菓子、パン、仕出しスペースそれぞれの店員さんに渡して、値段を入力してもらう仕組み。






パンペルデュ(フレンチトーストみたいなの)と、




マドリード市内、どこのパティスリーにもあった、この、ドーナツみたいなものも購入。

これ、プレーンは味がほとんど無くて。

まわりのデコレーションが、そのまま、そのお味になってた。




これも食べてみたい気もしたんだけど。

油分がすごそうで却下

だって、量がすごくて…。

失敗した時の辛さが



あと、もう1軒、ルレ・デセール会員のパティスリーがあったんだけど。

その場所は、イタリアンレストランに変わってた。

オーナーは、同じみたいだったんだよなぁ。。。

パティスリー辞めて、イタリアン、始めちゃったのかなぁ




今では、有名な話?



チュッパチャップスのデザインをしたのは、スペイン人のダリさんなんだって


で、



チュッパチャップス、スーパーに大量にコーナーが作ってあった。




こんなマシュマロも発見



スーパーといえば、







いろいろと、おもしろい




生ハムと、サラミのセットに、




生ハムとチーズのセットまで

質はともかく、この量で、




約8000円は、安くない



スペインでは、





生ハムとチーズは同じ所で扱ってた




マドリードは、スペインの首都だけど。

食に関しては、バルセロナの方が、圧倒的に、進化してる?

Espagne スペイン旅行・マドリード 2

2011年08月13日 | ・スペイン
~お食事編~ 


何から書こうか迷うなぁ。

と、言うワケで、食べた順番じゃなくて、良かった所から



まずは、スーさんに、

『ココに来る為に、また、マドリードに来たい

と言わせたのが、




常設マルシェ

何が良かったかって、

食材を売るマルシェじゃなくて、









スペイン名物、“タパス”やらのおつまみや、






その場で焼いてくれる、ミニハンバーガーに、





お酒もその場で買えて、飲める

アルコールも、ビール、ワイン、カバ(スペインの発砲ワイン)、カクテル、そして、強めのお酒類まで

種類も豊富

この夜は、サングリアで乾杯





この生ハム屋さんが、一押し




サラミと、ハモンイベリコの生ハム


そんなにお酒を飲まない私達だけど、その雰囲気&お手軽さ、そして、店員さんの感じの良さと、お客さんのノリの良さが楽しくて

2晩連続で、通っちゃった。

初日も、ここに来れば良かったなって、スーさんと合意



お昼前から深夜まで開いているこのマルシェ、





昼間は、喉が渇いたらフレッシュジュースを買いに。

もう、昼も夜も、来たくなっちゃうステキ・マルシェ




レストランで良かったのが、




Botin-ボティンさん

ガイドブックに、“1725年創業の、ヨーロッパで現存する最古のレストラン”って書いてあったから、

『まぁ、味はともかく、話のタネに行ってみよう』

なんて。











また、サングリア




スーさんは、ブタのロースト。




私は、ヒツジ。

どちらも、スペシャリテって書いてあったのを頼んでみた。










ごめんなさい

おいしかったです


骨付きだから、食べなれない人はちょっと苦労するかもだけど、その価値はある




パンも


調理場をのぞかせてもらえるんだけど、



しっかりとしたオーブンがあって。

おいしさの秘訣は、これかな

また行きたい




そして、今回。

イマイチだったのが、








このお店

ココも、日本のガイドブックに載ってたんだけどね。

イマイチというか、普通。


ただ、初体験だったのが、




このパン

初めて食べたよ。

“塩の入っていないパン”


実は、この旅行の数日前。

私の働くパティスリーに、

『塩を入れてないパン、ある?』

って聞いてきたお客様がいて。

(当店は、パティスリーだけど、何種類かのパンとヴィエノワズリーは置いてある)

『当店のパンは、全てに塩が入っています。
でも、少量ですよ。』

って、答えたんだけど。

『イヤ、全く入ってないのが欲しいの。
どこに行っても無いって言われてさ。
チーズ買ったんだけど、しょっぱすぎて』

なんて、おっしゃっていて。


そんな事があったって、スーさんに話してたから、

『これが、ウワサ(?)の塩抜きパンだよ』

と、先に食べたスーさんが。

タイムリーに、そんなパンが

って、食べたら…、



お…、おいしくない…



ほんの少しのお塩でも、大切なんだなぁ




あとは、




フラっと入ったカフェで、






軽~く、何かをつまんだり

毎日暑かったから、ちょっと一休みして、水分と塩分補給。

メニューは、スーさんがスペイン語、私が英語をもらうパターンが多かったなぁ

2種類あれば、大抵分かった


ちなみに、

コーラは、“コカ”、シュウェップスは“トニカ”、マクドナルドは“マクド”だった(笑)

コカと、マクドは、フランスと一緒

Espagne スペイン旅行・マドリード 1

2011年08月12日 | ・スペイン
やっと本編




初日、降り立ったのはマドリード、スペインの首都。

パリから、飛行機で2時間ちょっと。



良いね、マドリード

旧市街しか行っていないからかもしれないけど、こじんまりとしていて、スーさんも私も気に入った

美術館とか、全部をゆっくり見て回るんじゃなければ、1日位で大丈夫かも。

あ、ゆっくり、いろいろ食べたかったら1日じゃムリ



私達は、






王宮と、




その向かい側のカテドラルに。






ここ、もちろんステキな所だけど。

一度、入ってもらいたいのは、




教会の地下

どこの教会でも公開しているわけじゃなく。

更に、時間指定がある所もある







スーさん曰く、

『教会で、一番神秘的なのは、地下なんだよ』

だって。





マドリードの中心広場。



この目印から、スペイン全土への道がのびてるんだって





王立植物園


私、何故か




野菜と、










サボテンの写真を大量に…


他にも、モチロン、






植物がいっぱい


植物園の横を通っただけで、自然の良い香りがして。

気持ちがいいなぁ





植物園の横のレティーロ公園。


で、出会った、



…、




ニセモノな雰囲気満点



あ、ここで、





映画か何かの撮影やってた




ヨーロピアンでラテンな方達のこういう格好、絵になるね

この建物は、“ガラスの宮殿”



あまり、美術に造形の深くないスーさんと私

プラド美術館は、マドリードで一番大きな美術館だけど、火曜日~日曜日の夕方は無料




で、この行列。

でも、以外と、そんなに待たずに入れた

閉館まで(曜日によるけど)2時間以上あって。

十分堪能出来た



いろいろ、







有名な建物もあるし、







町並みがパリとは違って、またキレイ









あちこちに、たくさんの噴水。










スペインといえば、フラメンコ



そして、





夜は、更けていく。。。



それにしても。

やっぱり、付け焼き刃のスペイン語は難しかった

自分の言いたい事は言えて、相手に伝わっても(なんとか、ね)、

答えが分からない


それが、

隣で聞いてたスーさん、

『◯◯だって。』

って…、

理解してるの


昔、学校の第2外国語でスペイン語をとっていたスーさん。

すっかり忘れていても、6年間受けてた授業は、無駄ではなかったらしい

そして、フランス語も、スペイン語も、元はラテン語。

だいたい、同じ文法で、発音が同じような単語がたくさん。

だから、

『時々、全く何行ってるか分からない時もあるけど、何とかなりそう

と。


話す係と、聞く係。

どこに行っても、2人で1人前な私達

Espagne スペイン旅行

2011年08月12日 | ・スペイン
そんなワケで、スペインへ



我が家の場合、スーさんは、交通機関&ホテルの予約係。

(ヨーロッパ圏内の場合、フランス語の堪能なスーさんが調べた方が、早くて確実

私が、どこで、何をするかの日程&スケジュールを組み立てる係。

(スーさんは、調べるのがキライ



で、今回は、

マドリードトレドバルセロナ

に決定



本当は、もっっと行きたい所があったんだけど…。

5泊6日じゃ日程的にムリ



食べる事が好きで、スペインといえば、

elBulliーエル・ブリ”というレストラン

もう、何年もレストラン世界一に輝いていた、“世界で一番予約の取れないレストラン”

…には、行かなかった…。

(アヌシー旅行と同じパターン

というより、行けなかった



旅行を計画したのは今年の2月で。

真っ先に、エル・ブリのHPを見たら

“今年分の予約は終了しました”

…と…。



“世界で一番予約の取れないレストラン”の言葉に偽りナシ

先月、7月いっぱいで、レストランを休業させちゃうって決まってたから、キャンセル待ちも難しいかも…とも友人に言われ



キャンセル待ちするか悩んだ末に、別なレストランに行く事に決定

というか、行きたいレストランがたくさんあるスペイン

第一希望のエルブリがダメなら、



第2希望:サン・パウーSANT PAU (女性シェフで勢い 日本にも支店がある。)

ちょうどレストランがバカンスで ×

第3希望:エル・セレ・デ・カン・ロサーEL CELLER DE CAN ROCA (今年の世界のベストレストランランキング第2位)

予約のメールを送るも、数日経っても連絡ナシ、で ×

第4希望:カン・ファベスーEl Raco de Can Fabes (フランス人シェフの間で大評判)

予約成立


サンパウは、スーさんの友人が働いていて、2人でやり取りしてたのに、直前になってバカンスが判明

今まで、何をやり取りしていたのか…?


第3希望のレストランは、連絡が来ないから、カン・ファベスさんに予約を入れた直後に、“予約可能です”の連絡が

遅すぎ



それにしても。

私、実は、本当はスーさんと一緒に、フランスじゃなくて、スペインに住む予定があって。

スペイン語を習い始めた3ヶ月後に、その話が無くなってフランスに来る事になって。


で、基本だけ習っていたスペイン語を頭の奥から掘り起こし。

(って言っても、底は浅い

レストランのHPを、辞書を片手に解読したりしていたら…、

辞書にのっていない単語がたくさん



かと思ったら、スペイン語っていうのは、“カステリーニャ語”なるものらしく。

ほとんどのHPに、“カタルーニャ語”なるバージョンも載っていて。

私は、そっちを見ていた



日本に住んでいて、言葉なんて、何不自由なく暮らしていたけれど

『方言って、いろいろあるねぇ

なんて言ってたくらいで。

スペインでは、どちらかしか、使えない人がまだ多いんだって。

1970年代から、“スペイン語”が公用語になったみたいで。

世界って、広いんだなぁって、思った。





って、前置き長っ

(スミマセン…

次回から本編です…)