食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

L'ami Jean ラミ・ジャン

2015年01月02日 | 外食 レストランとか
“来年の事を話すと鬼が笑う”のなら

去年の事を話すと、誰が笑うんだろうね?

まぁ、誰が笑っても、去年の事、書き続けるけどね



そんなワケで、



L'ami Jean ラミ・ジャンさん

もうね、いろ~んなガイドブックに載っているし、ネットで検索すれば、すぐに出てくる有名なパリのビストロ



ワタクシ、

今回、

初入店



初めて行きたいと思ったのは、もう9年位前?

毎回、満席だったり、お店がお休みとかで入店が叶わなかった

やっと、予約が取れた



そうはいっても、

“おいしい”

“予約が取りにくい”

位しか、予備知識が無かった私。




ビストロらしい店内というか、ゴチャゴチャしているというか

テーブルなんて、お隣との間隔が狭いんじゃなくて、完璧にくっついている



ま、

そんな事はどうでも良く?



初ラミ・ジャン体験





甘い食前酒をお願いして、料理を選ぶ。

もうね、食べたいのが決まっていたので。

コースじゃなくて、ア・ラ・カルトで注文。


前菜は、

“鳥の舌”



鳥の舌みたいなパスタみたいなのに、きのこのスープ。

これ、おいしい

珍しく、スーさんも同じ前菜を選んだ



メインは、



鶏のローストなスーさんと、





フォアグラに




リエーブル・ア・ラ・ロワイヤルー

スミマセン。

野うさぎちゃんの煮込み



この煮込みを、



フォアグラの上にかけて頂く。

クセの強い一品なので、スーさんは苦手

私はこういうの、大好きでねー

ここ数年、食べてなかったなー。

ジビエのシーズンは、基本、スーさんが忙しいので、なかなか食べに行く時間が無い。

あっても、疲れて外食する気になれないスーさん

今年は、意外と外食に時間が取れた気がする



少ない様に見えて、

食べ応えのある一皿。



パースニップ、白にんじんのピュレまで付いてくる。

このピュレがサッパリしていて、リエーブルとの相性抜群



スーさんの鶏は、1匹の半分。

写真では伝わらない大きさ…。

実物を、皆様にお見せしたい



デザートは、

『一番軽い、サッパリしたデザートが良い

と、



柑橘系のデザートを選んだ私。


スーさんは、

『ここのスペシャリテは“リ・オ・レ”だよ

と、



リ・オ・レを。

簡単にいえば、“リ”ご飯を、“レ”ミルクで炊いたもの。

クラシックなフランスのデザート。

これに、



ソースを合わせるんだけれど。

リ・オ・レ、どんぶり1杯 


正直、

半分以上、

私が頂きましたよ

なんの為に、軽いデザートを選んだと思っているんだ、スーさん

もしや、その為だと



さすがに、



コーヒーと一緒に出てきたチョコは食べられなかった




クラシックで、豪快なフランス料理

お腹を空かせてうかがうのが吉




そういえば、

年末にスーさんが割ったお皿の補充をしようと食器を見てまわったら

私が欲しいデザインと、

料理を盛った時にきれいに見えるデザインが一致しない

料理が映えるのって、やっぱり白いお皿なんだなぁ。

どーしよーかなー

Le Procope ル・プロコープ

2014年12月30日 | 外食 レストランとか
すっかり寒くなったパリ。

今日の17時の気温、0℃。




『オニオングラタンスープが食べたい~』 

と、

スーさんと意見が一致してうかがった、



Le Procope ル・プロコープさん



ル・プロコープさんの創業は、1686年

フランスにアイスクリームを伝えたのが、創業者のプロコープさん、本名:プロコピオ氏。

当時、フランスよりも進んだ文化を持っていたイタリア。

そのイタリアのシシリア出身のプロコピオ氏が、パリにカフェを開き、今までに無いものを、と、アイスクリームやシャーベット、

そして、今では一般的になった、フランスのカフェでサービスをする方たちの制服となった白シャツと黒ズボンに黒タブリエ(エプロン)。

これら全て、プロコピオ氏のアイディア

その後、名前をフランス風に換えて、“プロコープ”に。





そんな、




由緒あるレストラン(始まりは、カフェ)、ル・プロコープさん。



あまりにも有名なので、客層の半分以上が観光客。

それでも、



サービスは、昔ながらのスタイル。





塩味のパイ生地が食前酒のお供。




パンには、リエット



スーさんも、私も、



前菜に、オニオングラタンスープ

体があったまる~



私、あまりお腹が空いていない日で

(と、いうより、ここに来る前に、ちょっとお腹を満たしていて)



メインに、パテ・オン・クルートを選んだ私。



スーさんは、



牛頬の煮込み

あ、これ、横に小さなお鍋があって。

このお皿に取り分けて頂く。

量、これだけではないのでご安心を



デザートは、別に買っていたので、こちらではいただかず、コーヒーのみ



特別、

激ウマ

な、レストランではないんだけれど。

フランスで食事しているなぁ、っていう気分になれる所

365日営業しているのも、ポイント高し




関係ないんだけれどね

スーさん、ここ数日で、立て続けにお皿を割りまして

もともと、少ないお皿の数が…



まぁ、5年も無傷で使ったからね。

次は、どんなお皿を買おうかな

Restaurant Le Meurice レストラン・ル・ムーリス

2014年12月27日 | 外食 レストランとか
あっ

っという間に、クリスマスも終わり。

もう、年の瀬



雨が降ったり止んだりだった、パリのクリスマス。

明日の最高気温が8℃。

その翌日の最高気温が0℃

そろそろ、雪が降るかな~?

なんて思っているんだけれど。

天気予報は、

雪降るパリの景色を、楽しみにしているどうらく人




そんな中、行って来たのが、



Alain Ducasse le Meurice アラン・デュカス・ル・ムーリスさん

世界中でその名を聞く、世界一有名な料理人、アラン・デュカス氏。

彼の、パリでのメインダイニング。

以前は、ホテル・プラザ・アテネにあったメインダイニングを、プラザ・アテネさんが改装する際に、この、ホテル・ムーリスさんに移動。

プラザ・アテネさんのメインダイニングは、引き続き、アラン・デュカスさん(その時の様子は→★1★2★3)



同じシェフのレストランが、同じ街に2つ。

何が違うの? 
 


それは、

コンセプトが違う。



正統派フランス料理を提供する、アラン・デュカス・ル・ムーリスさん。

世界的に関心が高くなっている、魚&野菜で構成された料理を提供する、アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネさん。



あとはね、

デュカスシェフの下、各レストランを任されるシェフがいらっしゃるんだけれど。

アラン・デュカスグループ程にもなると、それぞれのシェフが、スターシェフに近い

なので、それぞれのシェフに、ファンが付いている。

グループ内で、シェフが転勤すると、

つまり、プラザ・アテネのシェフが、デュカスグループのドバイ店に異動すると、お客様は、そのシェフ目当てに、ドバイのレストランに行く…、

なんて事もある。

さすが、世界中の富裕層を顧客に持つデュカスグループ。

スケールが、違う



で、ル・ムーリスさんのシェフ。

以前は、ホテル・プラザ・アテネ内のシェフを任されていらっしゃった方。

この方は、誰に聞いても評判が良い

料理だけじゃなく、人間性も



私は、2年前に1度お会いしたことがある。

ほんの数時間、交わした言葉はほんの少し。

なのに、

この、うかがった日に、

『会った事、あるよね。

思い出すから待ってて

って、その日の事を思い出された

これだけのスターシェフ、出会う人なんて何千人

それなのに、こんな私の事まで覚えていて下さるなんて



そんな、ル・ムーリスさん。



店内は、まるでヴェルサイユ宮殿

キラキラな世界





テーブルの上は、シンプル。




飾られたお野菜が、

“素材にこだわっていますよ~

と、言っているよう



シャンパンを頂きながら、



料理を選ぶ。

スーさんも私も、ア・ラ・カルト、単品で注文。



シャンパンのお供に出てきたのが、



小さなフィンガーフード。

これがおいしくて、もう1つ食べたい

期待が高まる





目の前で切って頂いたパンと、




バゲットに、バター。



最初に出てきたのは、



蒸し器




大きな岩塩と一緒に蒸されたお野菜。

これ、注文したものではなくて、食事の前のアミューズ・ブーシュ。

先付け。

そのまま食べてもよし、




タレに付けてもよし

体に沁みるおいしさ



スーさんが選んだ前菜は、



お野菜の一皿。

調理法の違う、様々なお野菜の1つ1つがおいしい。


私は、



シェフのスペシャリテの前菜、フォアグラと黒トリュフのパイ包み。

しっかり、王道フランス料理

おいし~

そして、写真奥に見える、並んだお野菜たちが、また良いアクセント



関係ないけれど。



あ、“どこかで見た事ある”と、思った方は、ムーリス通



メインは、



仔羊 を選んだ私と、




スーさんは、スズキ

男性的な注文をする私(肉+肉、みたいな)と、女性的な注文(野菜、魚系)をするスーさん。

たまに、サービスの方が、

『逆じゃないですか?』

って、確認してくることがある



何食べたって、いいじゃない



今回、チーズはお願いしない事に。

何故なら、



デザートが、




パイナップルの辛いデザート、




ババ・オ・ラム、




グレープフルーツ、




ガレット・ブルトンヌ、






洋ナシ、






チョコレートに、






栗、

と、

大人買い状態



いや~、食べた

なんて、



コーヒーを頂いていると、




食後の子菓子のワゴンが


『いりません

というスーさんの隣で、


“サッパリしたいから”

という理由で、



パイナップルのシャーベットに、パイナップルのトッピングをして頂いた私

スーさんなんて、コーヒーもいらないって言っているのに


でも、

さすがに、



コーヒーのお供には手が出ず…





アラン・デュカスさんのチョコレートは、お持ち帰り。



帰りに、



デュカスさんのレストランで食事をすると頂ける、お塩も



我が家、家でほとんど料理をしないので、



10月にうかがった、プラザ・アテネさんで頂いたお塩もまだ手付かず





チョコレートは、翌日、全て頂いた



たくさんの観光客が通る、チュイルリー公園横にある、ホテル・ムーリスさん。

歴史あるホテルには、いろんなエピソードも残っている。

そのメインダイニングは、王道フランス料理を堪能できる3ツ星レストラン

お料理、雰囲気、内装。

一度は体験して頂きたい




Cafe カフェめし

2014年12月01日 | 外食 レストランとか
ちょっと皆さん、今日から師走ですよ

今年も、残すところあと4週間ちょっと

どうりで忙しいわけだわ




悔いの残らない2014年になるよう、ラストスパート




で、そんな我が家は、以前にも増して家でご飯を食べる事が少なくなった。

何故なら、食材を買っても残してしまうから

1食分だけって、食材、買えないじゃない

残しちゃったお野菜とか、冷蔵庫内に放置されたまま1週間とか…



なので、

潔く食材を買うことを諦めて、家にいる時は、外食で済ますことに



とはいえ、パリ市内でも、端っこに住んでいるスーさんと私。

特に我が家近辺には、有名処のレストランはおろか、おいしいレストランも少ない



そんな中見付けたのが、



ここ

家から歩いて5分

の、カフェ。



フランスのカフェは、バーとビストロ(フランス版定食屋さん)を兼ねている所がほとんど。

ここも、そんな1軒。



こういう所は、一皿が、ドドン

という事が多いので、初めてなので、2人とも、今日は1皿ずつ。



私が、



牛肉のタルタル。


スーさんは、



チーズバーガーのチーズ抜き





スーさん、チーズ嫌いでね 

ハンバーガーが食べたかったみたいなんだけれど、普通のバーガーが無かったので、こんな注文に



いやー、おいしかった

どっしりボリュームに、このお値段

店員さんも感じがよい

リピート決定



最近の調査(?)で。

我が家の近所では、ここと、もう1件のカフェ(こちらは、もう少し値段がお高め)、そして、持ち帰りも出来る中華レストランがおいしいと判明。

あとは、15分歩いた所にあるクレープリー(クレープ専門のレストラン)。

中華のレストランとクレープリーは、王道の日曜定休

このカフェは重宝しそう

Restaurant LE Cinq レストラン・ル・サンク

2014年11月23日 | 外食 レストランとか
今年から来年にかけて、

パリの高級レストランは、いろいろ、大きく変わってくる




今年の夏、リニューアルオープンしたホテル・プラザ・アテネさんのメインダイニング、“アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ”さん、

同じく今年の夏、シェフの変わったレストラン・ルドワイヤンさん、

そして、そのルドワイヤンのシェフが新しく就任した、



フォーシーズンズ・ホテル・ジョルジュ・サンクの、Restaurant LE Cinq レストラン・ル・サンクさん



フランスの最高級ホテルは、星5つ

さらに、その上に当たる“パラス”の称号を持ちながら、長らく2ツ星のレストランだったル・サンクさんに、

ルドワイヤンを3ツ星にし、12年間維持し続けてきた、クリスチャン・ル・スケールシェフが就任




10月に就任されて。

12月の半ばまでは、ジョルジュ・サンクの旧スタッフさん達に、自分の料理のエスプリ(精神)を伝える為に、以前からのスペシャリテのお料理を提供されるそうで。

私、忘れられない料理たちがあって

それらを頂けるのは、今しかない

そんなワケで、行ってきた





食事の前の、アペリティフ(食前酒)のお供たち

手前の、透明なのは、生姜のボールにカンパリとオレンジの風味。

フォアグラにパッションフルーツのゼリーと、シナモンのサブレ。

一番奥が、きのこのピザ。

おいし~





シャンパンを楽しんでいると、





テーブルの上に、ワサワサと花びらを置き始めたサービスの方

『多すぎるくらいがちょうど良い

とか良いながら



その後、



バターを置く場所確保に苦労されていた





パンは、今のところ以前のまま。

(こちらでは、作っていない)

12月の半ばから、ル・スケールシェフのパンになるそう。

日本なら、新シェフ就任と同時に全てが新しくなるんだろうけれど。

ここはフランス。

そういう所は、スローペース。



今回は、私、食べたいものが決まっていたので、ア・ラ・カルト(単品)で注文。

最初に出てきたのは、アミューズ・ブーシュ、先付け。



アボカドと、オマール海老、そして、黒トリュフ。

オマール海老嫌いなスーさんが、

『おいしー

と、食べられない私の分まで全部食べた。



最初に選んだ前菜、



オニオン・グラタン。

“これがオニオン・グラタン

っていう外観に、

お味は、濃厚なオニオン

どんぶりで頂きたい



で、このオニオンの一皿に、

『これ合わせてみてよ』

と、ソムリエさんが持ってきてくださったのが、



写真の右側のグラス。

マデイラ酒。

これがまた、よく合う





これが、私が食べたかったシェフのスペシャリテ。

イシビラメと黒トリュフ、そしてポテト。

シンプルなのに、やめられない、止まらない

あ、これ、メインディッシュにしても良いくらいの一皿。



スーさんは、



フォアグラに、白ワインのシャーベットとさつまいも



メインは、



西洋ウナギの燻製

これも食べたかった一品



あれ?

アラン・デュカスさんのレストランで、

『お肉料理が無いのが残念』

とか言っていたのは誰だったか?



なんていうかね、

ル・スケールシェフの料理は、本当のフランス料理だと思う。



最近、バターやクリームを使わない料理が増えてきたり。

軽い料理が流行っていたり。



もちろん、みんなが同じ料理を作っていたら面白くないから、そういう新しいスタイルが出来てきたんだけれど。

今度は、そういうスタイルばかりになってきちゃって、

本当のフランス料理を食べる事の出来るレストランが少なくなってきてしまった気がする



私なんかが、

“本当のフランス料理”を語るなんて、おこがましいけれど

“フランス料理を食べたなぁ”って感じる事が出来るおいしいレストランは、何件あるだろう?



少し前に、日本からいらっちゃった方と話した時に、付け合せにギョウザが出てきたレストランが、3件あったそう

パリに、たった1週間の滞在で、ですヨ

日本の食材、調理法が世界に広がるのはうれしいけれど。

増えすぎるのは、また悲しい…。

難しい所だねぇ



話が逸れてしまったけれど。

ル・スケールシェフの料理は、1つ1つが完成されていて。

“物足りない”とは、思わせてくれない

フランス料理を食べたぁ、という満足感



スーさんは、



リ・ド・ヴォー、仔牛の胸腺に6種類のフレッシュハーブ。

こちらも、おいしかったそうで、2人で大満足



運ばれてきちゃったら、頂くしかない



チーズのワゴン


今回は、



サービスの方のセレクションの一皿を、2人で半分こ。

とはいっても。

スーさんはルブロッション(一番右奥)を食べただけで、残りは私が全部頂いた



やっと、



デザートの前の小さなデザート、プレデセール。


スーさんは、嫌いなものがあり、



私のとは、少し違う。



そして、



スペシャリテのデザート、グレープフルーツ

さっぱり、おいしい、料理の後にピッタリなデザート



さらに、



パイナップルのフスレ

これはちょっと、アルコールが利きすぎていて、スーさんと私には合わなかったけれど。



お腹がいっぱいになった所で、



コーヒーと、




コーヒーのお供たちが、これまたワゴンで




少しだけ、頂いた



お土産に、





キャラメルと、オリーブオイルを頂いて



料理、サービス、そして内装。

全てがマッチしていて、“パラス”に相応しいレストラン。

大満足のジョルジュ・サンクさんの、ル・サンクさんだった

料理、デザート、そしてパンが一新される来年、またうかがいたい

Restaurant Le Baudelaire レストラン・ル・ボードレール

2014年11月11日 | 外食 レストランとか
お久しぶりの、



Restaurant Le Baudelaire レストラン・ル・ボードレールさん

パリの真ん中、マドレーヌ広場のすぐ近くにある、5ツ星ホテル内のレストラン

ちなみにこちらは、1ツ星




大切な方を招待させて頂くので、その下見

って、何度か来ているんだけどね






食前酒のお供に出された、フィンガーフードたち。

かわいくて、おいしい





バターはボルディエさん。

ナチュラルなのと、海草入り。





パンは、最初に3種類頂けるから、頼む必要はないし、選べるし



私が選んだ前菜は、



イチジクと、生ハムのサラダ。

これ、おいしい





お魚

添えられているのは、ダイコン

でも、これ、フランス料理だ



メインは、



タジン。





くぅ~

激ウマ



デザートは、



タルト・タタンと、




イチジクのタルト

お味もモチロンおいしいけれど。

このデコレーションが、凄い



コーヒーと、



そのお供まで堪能して



本来の、“下見”という目的も忘れて幸せな時間を過ごしてきた

LA GARERIE au PLAZA ATHENNEE ラ・ギャラリー・オ・プラザ・アテネ

2014年11月07日 | 外食 レストランとか
冬の気配が感じられるパリ。

パリのサロン・ド・ショコラも終ってしまい。

今年はね、行けなかったのよー

どう頑張っても、時間が取れなかった…




で、

気分を取り直して、



Hotel PLAZA ATHENNEE ホテル・プラザ・アテネさんへ。



本日のお目当ては、







LA GARERIEさん

プラザ・アテネさんのサロン・ド・テ



ホテルの改装が終わっても。

シェフパティシエさん&エグゼクティブ・シェフパティシエさんは、以前のまま。

フランス一有名なパティシエさんの1人で、世界大会優勝者。

ここのエグゼクティブシェフのクリストフ・ミシャラクさんと、

常時、プラザ・アテネのパティスリーを守っていらっしゃる、シェフ・パティシエのジャンマリさん

先月食事させて頂いた、メインダイニングのアラン・デュカス・オ・プラザ・アテネさんでは、とっても贅沢な時間を過ごさせて頂いたので。

私の好きな、こちらのサロンはどうなったのかな?









飲み物は、緑茶を頂き。




お供には、チョコレート



そして、



キター



ちょっと、

わざわざ、

スーさんと席を替えて、

写真を撮り直す



すると、



この世界

この雰囲気を味わいたくて、ここに来たくなる



さてさて、







小さなお菓子たちを頂いていたら、









アシェット・デセール(お皿に盛り付けられたデザート)まで



あぁ、至福



残念だったのは、以前あったワゴンに乗ったケーキたちが無くなってしまった事。

その代りに、このお皿にのったデザートが登場したのだけれど。

目の前で選ぶ楽しみが減っちゃったのは、少し残念。

ワゴンの中には、焼き菓子たちが並んでいた。



しかしながら、

お味は格別

やっぱり、私の好きなサロン・ド・テ

来て良かった~



帰り際、

夕暮れ時の、



プラザ・アテネさんも、威厳が漂う、素敵な姿

Bistro パリのビストロ

2014年11月02日 | 外食 レストランとか
おいしいと、噂に聞いたビストロに行ってみた







前菜を選んで、

おいしくて、メインディッシュに期待が高まる




私が選んだ前菜、



冷製牛の角煮・フランスバージョン、みたいなもの。

これが、ヤミツキになりそうな位おいしい



選んだメインディッシュは、



牛のタルタル。

簡単にいうと、生肉。

ハンバーグの、焼く前、みたいな

私、これが好きでねぇ




スーさんは、



フィッシュ&チップス。

“チップス”じゃなくて、“フライドポテト”だったけど。



前菜にお肉、メインにもお肉を選んだ私は、



デザート、アイスクリームだけに





フロマージュ・ブランを選んだスーさん、当たりだったみたい




お手軽、お気楽に行けるビストロ。

そして、おいしい

難を言えば、我が家から遠い所、かな

こういうお店のアドレス、もっと増やしたいなぁ

Camelia Hotel Mandarin Oriental Paris カメリア ホテル・マンダリン・オリエンタル・パリ

2014年10月29日 | 外食 レストランとか
最近、スーさんと時間が合うの、日曜日しかないんだよねぇ

(日曜日も、怪しい)



そんな日曜日のパリ。

おいしいものが食べたいと思ったら、

やっぱり、ホテルのダイニング。

とはいっても、メインダイニングはもちろん定休日。



で、





Hotel Mandarin Oriental Paris ホテル・マンダリン・オリエンタル・パリさんの、カメリア

テラスもある、モダンなサロン、カメリア。





シャンパンで乾杯、していたら






オリーブと、ナッツ。

フランスでは、お馴染みのお通しみたいなものだけれど。

5ツ星ホテルのサロン。

せめて、オリーブの種は抜いたものを出して欲しい

(私は種嫌い。

桃はモチロン、さくらんぼの種さえも、抜いてからじゃないと食べられない)



今回のお目当ては、



ハンバーガー


スーさんも私も、ハンバーガー大好き

日本に居た頃は、フレッシュネスバーガーに、月に1回位の頻度でお邪魔していた私たち

パリにいても、やっぱり食べたくなる

(あ、Mドナルドには入ったことが無い私)



スーさんは、



クラブサンドイッチ



それぞれ、





フライドポテトとサラダ付き



食後のザデートは、



アイスクリーム。

“エスキモー”って、フランスでは棒付きアイスのこと。

どんな感じで出てくるのかと思ったら、お砂糖(?)の台に穴が開いていた

室内だったので、アイスを頼んだけれど。

テラス席では、もうアイスは食べられないパリ。

冬用のコートが必要な季節になった。



寒いので、



コーヒーも一緒に

じゃあ、なんでアイスを選んだのか?

アイスに罪は無い




コーヒーのお供は、



クッキー。



マンダリン・オルエンタル・パリさんのメインダイニングは、フランスでは有名なティエリー・マルクスさんがシェフの2ツ星レストラン

行きたいと思わないのは、あの、窓が無いダイニングだから?

7、8年前、東京にフェアでいらした時にご挨拶も下けれれど。

食べた事のない、マルクスさんのお料理。

いつか、頂ける機会があるかな? 

Le Dali de Hotel Meurice ホテル・ムーリス ル・ダリ

2014年10月23日 | 外食 レストランとか
本当に、

日曜日のパリは、おいしいものを食べる事が出来る場所が少ない



そんなスーさんと私が、困った時にうかがうのが、





ホテル・ムーリスさん の、 ル・ダリ

サロンスペース

ホテルだから、365日開いているし

午後の中途半端な時間でも、いつでも利用することが出来る





素敵な空間。

で、

ノンアルコールなカクテルで乾杯、の、スーさんと私。




もともと、そんなにお酒に強くないスーさんと私。

特にスーさん、仕事が私以上に忙しく、アルコールなんて口にしたら、その場で寝ちゃう

そんなスーさんに合わせて、私もノンアルコールを注文。

そしたら、

『では、2つ違うタイプを用意しましょうか? 

なんて、提案して下さるサービスの方。

『ぜひ

と、お願いしたのが、



この2つ

オレンジベースと、いちごベース。

それぞれ味見をして、お互い、好きな方を選ぶ





グージェール、チーズ味のシューを食べながら、メニューを決める。







ホテル・ムーリスさんの模様が入ったバター。




パンは、3種類から。


私が選んだのは、



白身魚

これが、激ウマ



スーさんは、



仔牛

これも、少しもらったんだけど、おいしかったなぁ


あ、

スーさんのには、



パスタの付け合せも



デザートには、



スフレを選んだ私と、




メレンゲのデザートを選んだスーさん。


『どっちも、普通だねぇ』

なんて話していたら



『何やってるのー

と、こちらのシェフパティシエさんに見付かってしまった。

あ、スーさんのお友達。

この業界、狭いからねぇ。



で、



サントノレと、



ルバーブのエクレアを頂いてしまった

しかも、2人で2つずつ



これが、おいしい



正直、デザートがイマイチだったので、残念だねーなんて話していたんだけれど。

このおいしさ、

幸せー



夕方には、ティータイムになるル・ダリさん。

私たちが帰る頃には、



かわいらしいケーキたちが、ズラリと用意されていた。



シンプルなお料理だけれど。

おいしい、上質な大人の時間が楽しめるサロン。

時々しか来ないけれど。

私のお気に入り