食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

HERME et Pushkin エルメと、プーシキン

2012年02月16日 | お菓子屋さん
もう、バレンタインなんてとっくに過ぎ去った??




でも、まだ続く、チョコのお話



昨日の記事のピエール・エルメさんのチョコボックス。



中は、こんなだった



どうやら、日本のエルメさんと、箱も中身も同じみたいね

(お値段なんてヤボな事は、この際言わない事にしよう。

フランスの味が、日本で楽しめる事がプレミア



スーさんに、バレンタインにプレゼントしたんだけど。

我が家では、なんでも半分こ。

だから、スーさんのものは、私のもの



え?

全部違うお味のチョコ。

どう分けるかって??


…ええ。

我が家では、全部のチョコを、半分に切って、全部のお味を2人で楽しみます

マカロンでも、ケーキでも、全部。



フランスのバレンタインは、“愛の日”

“年に一度の、女の子から告白出来る、チョコの日”

っていうのは、日本のチョコレートメーカーの戦略。


だから、フランス人は、男性も、女性も、パートナーにプレゼントを用意する。

14日の仕事帰りのお時間には、たくさんの男性が、バラの花束を持って歩いてる



 +  + 

を抱える強者も



そんなフランス人の中、

『バレンタイン、どうしようかなぁ』

と、私の隣でつぶやくオトコがひとり。



ええ。

スーさんです。



フランス人男性が、みんなロマンチストだと思ったら、大間違い

スーさんみたいなフランス人も、いるワケで…。



『スーさんや、そういうつぶやきは、相手の前ではしないものだよ

『知ってる?

ボクは、ロマンチックが似合わないんだよ』

『スーさんの辞書に、ロマンチックというコトバは無い』

『…



そんなスーさんからの、バレンタインは、



スイス土産のみ…



いいんだよ。

そんなカンジだって分かってたから。

エルメもプーシキンも、半分は、自分の為に買ってたからね



で、自分用に、



ピエール・エルメさんのカヌレ

この焼きムラなし の、美しい輝き

カヌレ専門店、なんかがあるパリだけど。

エルメさんのカヌレは、“全てが”、“完璧な”仕上がり



あとは、



カフェ・プーシキンさんのピロシキ

野菜、キャベツ、鴨、キノコ…と、いろいろな種類の中から、2つをチョイス




表も裏も、ツルンっと、スベスベな仕上がり。

お味もね、美味しい


ところでコレ、あっためてから食べた方が良かったのかな

今度、聞いてみよう。