食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Boite 箱

2013年07月31日 | お気に入り
こういうの、好きなんだぁ



ワインの空き箱



これは、シャンパンの“SALON サロン”っていうのの箱。




フランスの酒屋さんで売っていたりするんだけれど。

私は、知り合いのカヴィストさんにお願いして、タダでもらっちゃってる



お値段は1ユーロ~。

有名なワインの箱は、時々、箱だけで数千円~数万円のお値段になる事も



今回は、同じのを2つもらってきた。



だってね、

前回もらってきたの、スーさんが、

『板が欲しい

って、分解しちゃったから



ワインの箱って、昔は木箱が多かったんだけれど。

今は、ダンボールになっちゃっているワイナリーさん、増えてきちゃってね。

経費削減は分かるんだけれど。

少し寂しいな、なんてね。




我が家は狭いので、空き箱をいくつも取っておく事は出来なんだけれど




やっぱり、趣があるなぁ

Itineraires イティネレール

2013年07月30日 | 外食 レストランとか
あれ

コレもブログにアップしてなかったんだ



Itineraires イティネレールさん




ちょっと前に、職場で話題になったお店。

“おいしくてリーズナブルなお店”として




おいしいもの大好きな友人がパリに来たので、一緒に行ってきた






シンプルなテーブルに、八角がちょこん





お食事前に出てきたブリオッシュ。

(どうでもいいけれど、“お食事前”をPCに打って、最初に変換されたのが“汚職自前”って…)



今回は、ア・ラ・カルト(単品)で注文。



最初に出てきたのが、



アミューズ・ブーシュ、先付け。

苦味の利いたシャーベットが印象的。





パンは、通常の半分サイズが、テーブルにドンっと



前菜は、



フォアグラと玉ねぎ。

これがねぇ、もう最高

口に入る前に、ふわっと入ってきた玉ねぎの香りが、もうそれだけで1口、食べた気分になれる位、濃厚で

おいしい





このお皿だけ、3つくらい注文したい





メインディッシュは、小鳩。

これまたおいしい



特に、付け合せのお野菜の存在感の凄いこと

ぷりっぷりしたグリーンピース(さや入り)が気に入った



これね、



山下さんっていう、日本人農家さんのお野菜。



彼、知る人ぞ知る、有名な農家さん

多くの3ツ星レストランから注文を受ける、カリスマ農家さん



彼の経歴もおもしろいし、ご本人もおもしろい。

こういう、表舞台に立たない日本人の皆さんも、フランスには多くいる





デザートは、さっぱりと





食後のコーヒーに、




ちっちゃなお菓子が付いて。



え?

いつもの量より少なくないかって?

(お皿の量が? 写真の量が?)



これがね、一般人の食べる量。

ここ最近の、私のアップしたレストランの記事が異常だったワケで…




おいしかったぁ

このレストラン近辺は、おいしいレストラン激戦区

他にも、行きたい所がたっくさん




イティネレールさんにも、また来たい

SAC かばん

2013年07月29日 | お気に入り
かわいいの、見つけた






コレ




これねぇ、紙袋なんだ。

でね、持ち手が金具。



私の家の近所のトレファクター(コーヒー豆屋)さんで購入

ここね、

私にとって、とっても大切な

コーヒー屋さん兼エピスリー(食料品店)兼雑貨屋さん

そして、癒しの空間



今日も、



おいしいおやつを見つけたよー

L'eclaire de genie レクレール・ドゥ・ジェニ

2013年07月28日 | お菓子屋さん
近くに行ったので、



L'eclaire de genie レクレール・ドゥ・ジェニさんへ



マレ地区の、エクレア専門店。

シェフパティシエさんは、有名仕出し屋さん、フォションのシェフパティシエだった方。




バナナ味をススメてきた店員さんに対して、



青りんご味を選んだ私。



それから、



塩キャラメル味。



どちらもおいしい



でもねぇ、

お値段が、高過ぎる



有名シェフパティシエさんで、お客さんがたくさんいるから良いんだろうけれど。

エクレア1つが、その辺のパティスリーのケーキのお値段より高いなんて



おいしければ、値段なんて気にしない

もしくは、

モノの試しに1度行ってみよう

な方には良いけれど。



おいしいだけに、ちょくちょく行きたいんだけどねぇ

源吉兆庵

2013年07月27日 | お気に入り
ちょっと前に、

“ロンドンからのお土産”で頂いた、



源吉兆庵さんのカステラ




せっかく、こんなにステキなものを頂いたので

職場のみんなと食べようと切り分けて、いろんな部署に置いていって。



そしたら、

『どうらく人よ、うちの部署用に分けてくれたの、あまりのおいしさで全部僕が食べちゃったよ

って、オイオイ



なんて言いながらも。

味の分かる同僚達に、こう言ってもらえると、せっかくのお土産をおすそ分けした甲斐がある




でね、

そのすぐ後に、



日本からのお土産で、また頂いちゃった

これは、スーさんと2人で食べた。



ゼリー系は得意じゃないスーさん。

それなのに、

『おいしいねぇ

と、食べるスーさん。



スーさんは、

“○○系が好きじゃない”んじゃなくて、

“上質なものが好き”な、だけだと思う

日本のものに限っての話だけど。



もちろん、誰でもそうなんだろうけれど、

スーさんの場合、ホントに食べないからねぇ

そして、“それ自体”が、“苦手なもの”に、分類される。



金平糖も、かりんとうも、わかめもそうだったなぁ

その辺で買ったものを食べたら、

『これは苦手な味』

になって。

でも、既製品(工場製品)じゃない、質の良いものを食べたら、

『あ、これおいしい

って…




あぁ、パリにも源吉兆庵、出店してくれないかなぁ



とりあえず、この夏の、日本から買って帰るお土産はココのだな

Essayer お試し

2013年07月26日 | ちょっとした事・話
この歳になると、気になるのがアンチエイジング




ずっとね、

本当に、お肌のお手入れなんて、気にしていなかった私



しかし、これからは、本当に気にせねば…、と、化粧品売り場の門をたたいたワケだけれども。

毎回ね、なんか、私が欲しいものと違う説明を受けている気がする



最初は、

化粧品関係って、独特の専門用語(?)を使うし、それを、私がフランス語で把握していないだけかとも考えたけれど。

いくつかのお店に入っても、ピンとくる説明がない…。




で、結局買わず、今に至っていたんだけれど。

理由が判明

私、売り場の方たちに、“20代半ばくらいに見られていた



そりゃね、

アンチエイジングの基礎化粧品を勧めてくれる事もないでしょう



そんなワケで、



やっと購入

ここから試してみることにしよう



アジア人の顔は、若く見られるっていうけれど。

それが災いするとは




あ、お試しといえば



近所のスーパーに売っていた、米粉のカップ麺を買ってみた。

うん。

もういい

des Gateaux & du Pain デ・ガトー・エ・デュ・パン

2013年07月25日 | お菓子屋さん
久しぶりに来たな~



des Gateaux & du Pain デ・ガトー・エ・デュ・パンさん




買ったのは、











フルーツの季節だねぇ




さすがに、パリも夏日和になってきたから。

ケーキを買うときは保冷バックを用意したくなるけれど。

(なにせ、日本と違って、保冷剤なんて入れてくれない国だからね)




突発的に買っちゃった時は、日陰を歩いて、家まで寄り道せずにすぐに帰る

日本と違って、日陰に入ると、気温が結構下がる 





あ、



食べ歩き用のミニクグロフ

これが好き

Fast-food ファーストフード

2013年07月24日 | 外食 レストランとか
フランスにも、もちろんファーストフード店はある。

ファミレス的なレストランも。




私が行く所といえば、スターバックスのみ。




でもね、

初めて行ってきたファミレス的なレストラン。

“PIZZA PINO ピッツァ・ピノ”




で、食べた、



ハンバーガーの不味かった事といったら…



職場の同僚たちと、休憩時間に食べに来たんだけどねぇ。

“ピザ屋に来て、ハンバーガーを選ぶのが悪い

なんて言われたけれど

これでもいいお値段するのよ

15ユーロくらい(1500円近く)



もう、絶対来ない




あ、



その日、初めて手にした新しい5ユーロ札。

ちょっと、デザインが変わったの。




なので、今は2種類の5ユーロ札が出回っている。

偽札じゃないから安心してね

SAKE TASTING  お酒の試飲会

2013年07月23日 | お楽しみ・イベント
これも、だいぶ前の話になっちゃったなぁ




パリでね、



日本酒の試飲会があった




フランスでは、“日本酒”っていうより、“サケ”っていわれる。

好きな人は好きだけれど。

苦手って言う人の方が多いかな。




パリも、和食ブームでたくさんの日本食レストランがある。

でも、そのほとんどが、日本人以外の経営者。

そこにおいてある日本酒=サケも、適当なものが多い

そういうのが当たり前のフランス人にとって、“サケ”は、そんなもの。

もしくは、“日本人のお酒”



そんなイメージを払拭しようと、

“サケ”を、もっと、身近に感じてもらおうと、

そして、フランスに、もっと“サケ”を広めようというイベント



そんなイベントに、某3ツ星レストランのシェフソムリエさんと行ってきた





真面目に試飲していたので、写真はコレだけ



これだけの日本酒を一度に試飲する機会なんて、本当に、日本人の私にも貴重な体験



知らなかった日本酒や、

気になっていた発泡酒な日本酒や、

にごり酒に焼酎、果実酒。。。




シェフソムリエさんの感想もおもしろい。

さすが、お酒のプロ



このソムリエさん、

数年前に、日本酒とフランス料理をコラボした晩餐会をした事もあって日本酒に興味津々




和食にワインを合わせたり、いろんなものとの“共演”を考えるのが、

それを“日常”にするのが得意な日本人。



それに対して、

フランスの3ツ星レストランといえば、おいしいものをお客様に提供するのと同時に、自国のものを守る、という、使命も持っていたり。

レストランに常備したいな、と、思いながらも、それを実行した時、目に見えないリスクがある事も。




会場には、先日私が食事をした2ツ星レストラン、ホテル・ジョルジュ・サンクのシェフもいらっしゃったり、

で、



日本酒の樽を鏡開き





三味線の生演奏あり



とっても有意義な試飲会だった

EPICURE エピキュール その2 ~ホテル・ブリストル~

2013年07月22日 | 外食 レストランとか
ハイ。

そんなワケで、



ホテル・ブリストル



パリで、数少ない、家族経営のホテル。

お部屋をはじめホテル内の装飾は社長の奥様のお見立て。

なので、館内のどこをとっても、映画に出てくるようなかわいらしさ

いやいや、映画がこういうの所を真似ているのかな




かわいい物好きな女性には、受けること間違いなし




で、ロビーを抜けて、一番奥にレストランはある。




『予約していたスーさんです』

と、名乗ると、

『お待ちしておりました。

テラスにお席を用意しておりますが、いかがでしょうか?』




いえね、

この時期の日本では考えられないでしょうが、

テラスでお食事が出来るんですよ



“夏のテラスなんて…”

なんて思われるかもしれないが、

30℃近い快晴のパリでも、日かげに入れば割と涼しい。

こういうホテルには、伝家の宝刀



“パラソル”がある




ゆえに、テラス席は、とっても人気

私の自慢話(笑)を聞いた某上司が、すぐにこのレストランに電話をして、席を取ろうとしたら、

『テラス席は、もっと、だいぶ前にご連絡を頂かないと無理ですよ

と、言われちゃったくらい




さて、



ロゼシャンパン片手にメニューを選ぶ。




今回は、ちょっと手間取った

コースもなかなかだし、

でも、ア・ラ・カルト(単品)でこのレストランのスペシャリテも食べてみたいし




で、悩むこと、悩むこと。。。



結局、



“ア・ラ・カルト+α”に決定




まずは、フィンガー・フード。



ハイ、

出てきちゃいましたよ、かえるさん

私、苦手でねぇ

これだけは、スーさんにお手伝い頂いて





このクグロフ、絶品

スーさんが、

『このクグロフ、早く食べた方がいいよ』

なんていう。

『どうらく人が早く食べないと、無くなっちゃうよ

あぁ、全部食べたいの、我慢してるのね




パン、いろいろあったんだけれど。







結局食べたのはコレだけ。

あと3種類食べきれなかった…。

着ていたワンピースの所為でねぇ




オシャレと大食いは対極のところにある 

っていうか、大食いとガストロノミー(美食)を並べてはいけない






アミューズ・ブーシュ、先付け。

さっぱり、胃の準備運動



+αの1品、その1



フランス産キャビアの塩味タルト



私の選んだ前菜、



スペシャリテのマカロニ、フォアグラ&黒トリュフ



スーさんは、



ガスパチョ風な前菜。



+αその2



メルランなるお魚料理。

ギンコ鱈。




メインディッシュには、



スペシャリテ中のスペシャリテ、柔らか鶏さん



これね、

中に鶏が丸々1羽入っててね、

目の前で3枚おろしに…、

じゃなくて、5部位にカットされる。





そして、



テーブルに




この切り分けてくれるのを“デックパージュ”っていうんだけど。

ムービー撮っていたので、詳細は写真にはございません

それしにても、カットからテーブルまで、わずか3分

プロでございます



お皿にのった所意外は、再度調理場に行き、



2皿目のお皿として、再登場

パリパリの皮、

分かってるね~




今回は、チーズを省略して、






デザートの前の、小さなデザート。

さっぱり、おいし~



スペシャリテなデザートの1つ、



レモン


これね、

真ん中をカットすると、本物のレモンみたいに、房っていうの?

ちゃんと、白い膜でそれが再現されててねぇ



スーさんの選んだイチゴのデザートも、



メルヘン~





イチゴセーキ(?)も付いてきた



欲張りな我ら、




2つ目のデザートー

私の選んだミルクのデザートは、

うん。

ミルク三昧



スーさんは、



チョコ。

これがまた、チョコなのに軽くて幸せになれる



ちなみにコレ、

フタが付いてて。



カカオポット

もうね、どれをとってもかわいくて、2人で乙女のように()騒いでおりました



あ、



イチゴのボールも。



さんざん食べて、



紅茶で、やっと一息。



していたら



食後のお菓子がワゴンで登場





少しだけ頂いた



はぁ~、

満足満腹。



料理だけじゃなく、

私、この日担当して下さったサービスマンさん、大好きになっちゃった



たくさん笑わせて下さったサービスマンさん。

後半、突然、にゅっと顔を出して、

『食事は滞りなく進んでいるかい?

なんて、言ってくる。

また冗談が始まった、と、思って、軽く流していたら、

スーさんが、



バラの花を1本。



どこから出してきたのー

ロマンチストの欠片もないスーさんが(←スーさんに失礼)



ええ。

このサービスマンさんが、スーさんに渡してくれたそうですよ。

( ↑ この辺、素直に言っちゃうところが、ロマンチストじゃないスーさん)



しかもこのバラ、どこかから、引き抜いてきた後が…。

だって、茎の部分にオアシスが付いてた。



多分、



レストランの受付のこの写真の、左真ん中にある花瓶から抜いてきたと思われる




人それぞれ、好みはあるだろうけれど。

このレストラン・エピキュール、

味、雰囲気、サービスともに、大納得の3ツ星

っていうか、ファンになっちゃった

今度は、いつ、来れるかな~