食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Patrick Roger パトリック・ロジェ

2013年12月26日 | お菓子屋さん
日本人は

お正月に、お餅とみかん




フランス人は?




クリスマスに、オレンジ。




なんでかな?




昔、

お金のないフランス人のご家庭は、クリスマスプレゼントにオレンジを用意していたそう。




イタリアから、

アフリカから、

暖かい国から、

手軽に手に入るおいしいものといえば、オレンジだったそうで。




今では、

そんな習慣はほとんど無いけれど。

(なんたって、プレゼントを買うためにローンを組んじゃうくらいだし)

((そんな銀行のCMもやってたりするし))





私の大好きなショコラトゥリー、



パトリック・ロジェさんの、





こんなオレンジなら、

今だって豪華なプレゼントー



中は、





これまた私の大好物、

オランジェットー



みっちり入ってたんだけれど、

割ってすぐ、スーさんが2つ食べちゃった



皮も食べられるオレンジ



毎年買っちゃうかも



あ、



毎年恒例、ロジェさんの“もみの木”

いつか、大きなおウチに住んで。

この、大きなもみの木を買って。

毎日、少しずつ食べるのが、私のささやかな、夢。

(写真奥の、くにゃっとした板チョコみたいなのは、ペンギンさん

お顔がないと、分からないね)



おいしくて、芸術的なパトリック・ロジェさんは、私の大好きなショコラティエさん

Buches des Noel ブッシュ・ド・ノエル

2013年12月24日 | お菓子屋さん
ごめんなさいー



もう、間に合わないかな

今年のビュッシュ・ド・ノエル by パティスリー・セバスチャン・デガルダン






全部ビターショコラ、




ショコラとノワゼット、




オレンジとピスターシュ、




キャラメル&ゆず、




カシスとマロン、



写真がないけれど

赤い果実のさっぱりビュッシュも




私の好みは、キャラメルのと、ノワゼットのと。。。




クラシックな、





バタークリームのチョコとカフェ。

これが、軽くておいし~

(私の、隠れお勧めはこの2つ)




幸せを運んでくれる、ビュッシュたちを召し上がれ



Bonnes fetes 良い年末をお過ごし下さい

あ、時間があれば、年内、もう少し更新します

e.t.c... いろいろ

2013年12月22日 | ちょっとした事・話
用事があって、パリ市内をフラフラしていたら




クリスマスツリーが浮かんでいた




なんて、



高級ブティックが連なる、サントノレ通りのクリスマスイルミネーション

以前にも書いたかもしれないけれど、パリの通りのイルミネーションは、その通りの商店街さんの寄付でイルミネーションを準備するから。

高級な通りは、イルミネーションもステキ




さらに歩いていくと、




老舗パティスリーのアンジェリーナさん、今年110周年ですって

“老舗”の響きが似合う、年を感じるパティスリー・サロン・ド・テ



で、

街角に消防士さんがいて。



カレンダーを売っていた。




っていってもね、

日本でいう、“赤い羽根募金”みたいなもので。

年末、カレンダーの売り上げで、火事で家を無くした子供たちにプレゼントを買うんだって

今の“募金”を最初に始めたのはフランスの消防士さん達だって、本当かな

こういうのは、無くしちゃいけない伝統だね



最後に、



スーさんのモンブランを食べて

今日のフラフラ、終了

Saturne サチュルヌ

2013年12月21日 | 外食 レストランとか
もう先月の事になるんだけれど

友人の結婚式に呼ばれまして



こじんまりとしたお式で、

内輪でお食事会



その時に御呼ばれしたのが、

サチュルヌさん



以前にうかがったのは、もう、2年半前



おいしかった記憶は、いまだに残ってる

(量に不安はありつつも・笑)





変わらない、モダンな店内。





この生ハム切るの、いつか、大きなお家に引っ越したら、絶対買うんだぁ




なんて思いながら、






前菜。

おいしー



2つめの前菜は、





ベットラヴ・赤ビーツに隠れた生肉

隠すの、お好きね(笑)

これがまた、絶妙なお味





お魚のカルパッチョに、




火を入れたお魚




お肉もお野菜も、サイコー



デザートは、





2皿。



シンプルなのか

手が込んでいるのか

なんとも、分からないデザートだけれど。

おいしい事に、違いはない



素敵な新郎新婦に、

おいしいお料理。



たくさんの、幸せな笑顔に包まれた時間だった




あ、

それぞれのお料理に、それぞれワインを合わせて頂いたんだけれど

撮るの、忘れちゃった~

ここ、料理人さんとソムリエさん、お2人のレストランなんだよなぁ。。。


Naritake ナリタケ

2013年12月20日 | 外食 レストランとか
このブログを始めて、1500日が経過したそうです

読んで下さっている皆様、本当にありがとうございます

2000日を越える事が出来る様、おいしいものを食べ続けたいと思います




そんな私は、

パリで、一番おいしい、



ラーメンを頂きました



たまにね、無性に食べたくなるんです




ちょっと、年末年始の忙しい時用に、カップラーメンも買っちゃおうかなぁ


Raclette ラクレット

2013年12月19日 | 食卓
今年もやってきた、



ラクレットのシーズン



チーズを溶かして、



茹でたジャガイモや、






シャルキュトリー(生ハムとかソーセージ)にかけて食べる、フランスの北の地方の伝統料理

チーズ好き、肉好きの私には欠かせない、冬の大好物



最初なんでね、

手始めは、スーパーで買ってきたハムたちとチーズで



ホクホク、

心と体があったまる晩ご飯



デザートは、

ちょっと早いけれど、




クリスマスのデザート、シュトーレン

これ、

スーさんは、あんまり食べないので、1切れスーさん、残りは私



今夜もおいしい食卓




あ、



パネトーネは朝食用に買ってきた。

っていっても、2人とも大好きなんで、2日で無くなっちゃったけど




いつも買っているお店、今年はマロン味とかあったので

今年の年末は、パネトーネ特集が出来ちゃうかも

私に時間があれば、ね



Restaurant Lazare レストラン・ラザール エリック・フレション

2013年12月18日 | 外食 レストランとか
パリの3ツ星シェフ、エリック・フレションさんがプロデュースするビストロが、



ラザール駅構内にオープン



駅の中だけあって、軽~く食事が出来るのかと思いきや

なんと、

10日前くらいには予約が必要とか



そんな事とは思わずに、フラッと行ってしまったスーさんと私。

テーブル席は、もちろん予約でいっぱい



しかし、

そんな考え無しな私たちの強い見方



バースペースでも食事が出来た



バースペースは予約不可。

軽く一杯も、

しっかりお食事も、

どちらもOK



メニューは、



昔の新聞スタイル



何を食べようか~、なんて相談していたスーさんと私。

ちょうど、円形のバーの向かい側に座っていらっしゃったご婦人が召し上がっていたものを、『おいしそうだねぇ』なんて言いながらチラ見していたら、



と、笑顔で返して下さった




注文がすむと、



パンが登場

フランスの、サンドイッチの袋スタイル(笑)

でも、



切りめがしっかり入っている



スーさんの前菜、



フォアグラ。



私は、



サーモン

なんか、魚が恋しくなってねぇ

フランスでは、本当に意識しないと、魚を口にしなくなっしゃったなぁ



どっちもおいしい

続きが楽しみ



って、



何にものっていないお皿が出てきた

なんの間違いか

と思っていたら、







ドドンっ

と、出てきたメインディッシュ



写真ではお伝えできない、このボリューム



これを、自分でお皿に取り分けて食べるらしい。



スーさんのには、



付け合せのジャガイモのピューレ付き



なんとも絶妙なお味。。。



大満足



おっと、

忘れちゃいけない





デザート



こちらもクラシックなフランスの伝統的なデザートが並ぶ。



チョコレートのデザートに、






クレープ包み、アイスクリーム添え。




シンプル。

で、おいしい



こういうの、

『あ、これから食べたいな』

って、思った時に食べに来れたらうれしいんだけれど。

有名店は、予約が必要なのが悲しいトコロ



とはいっても、

予約をして食べに来て、存することは無い

また、新しい素敵アドレスが増えた



次に来る時には、前菜を2人で1皿、

メインを別々でも良いかな?

もちろん、デデートは忘れずに



あ、

レストランに入ってすぐに、



駅の時刻表が

よく読んでみると、


“7:48 ショコラ・ショーと…”

“8:35 コーヒーとクロワッサン”







“23:50 バーで一杯”

なんて。

“おいしい時刻表”が

ecole de cuisine ALAN DUCASSE エコール・ド・キュイジーヌ・アラン・デュカス

2013年12月13日 | お楽しみ・イベント
さかのぼる事、今年の2月。




スーさんが、今年の私のヴァレンタインデーにくれたプレゼント。

それが、



エコール・ド・キュイジーヌ・アラン・デュカス 

3ツ星シェフ、アラン・デュカスさんの料理学校の講義



アクセサリーには興味がなく。

洋服やらバッグやら靴やらは、とてつもなくストライクゾーンが狭い私。

がんばって選ぶよりも、おいしいものを与えておけば喜ぶ私

なので、サプライズなプレゼントはしないスーさん。



そんなスーさんが、

選び抜いてくれたプレゼントー



本っ当ーに、ビックリしたやら、うれしかったやら




あ、料理学校の講義っていってもね、

スーさんが選んでくれたのは、“お料理”じゃなくて、

“ワインのデギュスタション”

ワインの試飲

講師の先生は、アラン・デュカスのレストランのシェフソムリエさん



2月にプレゼントしてもらったのに、なかなか時間が合わなくて今頃になっちゃったけれど

やっと講義を受けてきた



ちなにみ、人気の授業は3~4ヶ月前に予約しなくちゃいけないことも

それもあって、なかなか予定が合わなかったんだよねぇ



私が受けたのは、



“ボルドー地方の1つの作り手さんのワインを、年代別に飲んでみよう”



ワインっていうのは、同じ銘柄でも、年によって、味が変わったりする。

それを、実際に体験してみようっていう授業。

“ワインの垂直テイスティング”なんていうんだけれど。

(ちなみに、同じ年のワインを、作り手さん別に試飲するのは水平テイスティング)



プロの方向けの講義ではなく。

あくまで、私のような、ワインに興味があるアマチュアな人のための講義。



とっても楽しい講義だった



知ってはいたけれど、古ければ良い訳ではなく。

頭の中の知識じゃなくて、実際に飲んでみて、体験することって、本当に大切だなぁ



時々、シェフソムリエさんが、実際にレストランのサービスで体験された事を話して下さったり、

いろんな質問に答えて下さったり。

あっという間の2時間



始まりの時間は、フランス人時間?

少し遅れて始まったけれど。

終了時間もフランス時間。

30分以上長引いた




残念ながら、授業はフランス語オンリー。

通訳さんを付けるならば、特別に予約をすれば可能かも?





同じフロアで、お料理の教室なんかもあって。

みんな、ワイン片手に楽しく講義を受けていらっしゃる。



夜の授業だから、アマチュアの皆さん。

プロ向けは、また別にあったりするし。



パリの観光も楽しいけれど。

こういう時間の過ごし方も楽しいかもね

LENOTRE ルノートル

2013年12月12日 | お菓子屋さん
スーさんが、でっかい紙袋を持って帰ってきた





LENOTRE ルノートルさんという、パリの高級パティスリー&仕出し屋さん。





『パン もらってきた

って、ルノートルさん、パンなんて作ってたっけ




話を聞くと、

パティシエさんたちの集まりがルノートルさんのアトリエであって。

そこに出席した人たちに、アプロンティさん(研修生みたいな若い方たち)が作ったんだって




それが、



これ。



手近なもので大きさを比べると、



こんな大きさ

あ、左のは、iphone5用のケース。



プロの卵な方たちが作ったとは思えないほど素敵な仕上がり

スーさんと2人で、あっという間に食べちゃった




正直、ルノートルさんくらい大きなパティスリーになると、手作りというより、“製品”に近い作業工程になるんじゃないかと思うんだけれど。

それでも、こうやって研修生たちにがんばる機会を与えてくれる環境って、良いなぁって思う



渡して下さる時も、とっても緊張していたそうで

なんたって、有名パティシエさんたちがたくさんいらっしゃった集まりだからね。

あ、スーさんは有名ではありません

よく紛れ込めたねぇ




うっかり、中の様子を撮るのを忘れてしまって

パン好きの皆さん、ゴメンナサイ

Gateaux THOUMIEUX ガトー・トーミュー

2013年12月11日 | お菓子屋さん
昨日に引き続き、

パリの新しいパティスリー、




Gateaux THOUMIEUX ガトー・トーミューさん



このパティスリーの、ほぼお向かいにあるホテル・トーミューのレストランで、

ミシュランガイド、2ツ星レストランのシェフ、ジャン・フランソワ・ピエージュさんがオープンさせたパティスリー。




ショーウィンドーには、10種類くらいのケーキたち。

私が選んだのは、





チョコのケーキに、



レストランでも提供されている、



タルト(?)シトロン レモンのタルト、





フラン、





ババ、





マロン・ケーキに、





シュー。

ほぼクラシックなケーキたち。



それから、



ヴィエノワズリー。




お手頃なお値段。



この中でのお気に入りは、タルト・オ・シトロンかな。




マカロンもいろいろあったけれど。

今回は買ってない。



ババは、残念だったなぁ。

しかも、厚紙の上に乗っていたから、家に帰るまでに、箱の中が全部湿っちゃって

しかも倒れてるし



また、少し期間が過ぎてから再訪してみよう