食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

事件です…

2011年02月25日 | ちょっとした事・話
やっちゃった…




パソコン、壊しちゃった






タイルの床にね、落としちゃった。

普通に動くんだけど、充電用のプラグの所を破損しちゃって。

充電が切れる前にデータをハードディスクに書き込み中




今は、スーさんの“Mac”から更新中。

私のPCとは勝手が全く違うから、疲れるなぁ



フランスで、日本で買った私のPCが修理できるか分からない

(調べないと

そして、ブログにアップしたい大量の写真をどうしよう

去年はデジカメを壊し、今年はPC…。

スーさんもあきれ気味




皆さんの所にうかがう回数が減ってしまうかもしれません

昔のMacか何か、発掘します


1日1戦

2011年02月24日 | ちょっとした事・話


去年、初めて覚えたフランスのテーブルゲーム“スフレ・ネ・パ・ジュエ”



最近、毎夕食後にスーさんと1戦を交えている

今の所、私の戦績は2勝数十敗…

いい所まではいくんだけど、終わり方(つめ方)が分からない



そんな訳で、食後の食器洗いは、今の所毎日私。

いつかは連勝 したい



そんな私の横で、スーさんは、オセロに興味を持ち始めた。

新しく覚えたいらしい。

次回、日本に帰ったら買ってこよう

Sel 塩

2011年02月24日 | 食材


おもしろいものを紹介された。





燻製香の付いたお塩

お肉にかけたり、ジャガイモのピュレにちょっと混ぜたりしたら、お味がワンランクアップ

個性が強いので、サラダに直接、とかは、個人的にはNGだったけど。

いろいろな料理に使えそう





瓶に詰め替えて、これで香りも長持ち

今度日本に帰る時のお土産にしよう

Bouchee a la Reine ブーシェ・ア・ラ・レーヌ

2011年02月23日 | 食卓
たいていのフランス料理は日本に入って来てるけど

コレを見たことのある方は、まだ少ないのでは??




“Bouchee a la Reine-ブーシェ・ア・ラ・レーヌ”

boucheeは、“一口大の”

a la reineは、“王妃様の”

という意味。


ルイ15世のお妃様、マリー・レクチンスキー(お父さんは、アリババを考案)は、パイ好きで有名。

もともとあった、“Vol-au-Vent-ヴォロ・ヴァン”というパイ生地の中にクリームソースと、魚介類を詰めてオーブン焼きしたものを1人前にした料理。


折込パイ生地を丸く1枚、その上に、ドーナツ型のパイ生地を重ねて焼いて。

焼き上がると、写真のようなパイケースが完成。

そこに、クリームソースベースの具を入れて、オーブンで更に20分。






(写真が微妙で申し訳ない)

冬にぴったりな1品の完成



私の職場(パティスリー)でも“Bouchee ris de veau-リー・ド・ヴォー入りのブーシェ”で売っていて。

パイ生地の中身が魚介じゃなくて仔牛の胸腺肉。

(写真がソレ)

本当においしい



が、しかし…

ある時、

『ヴォロ・ヴァン2つ下さい』

と、お客様。

最初言われた時、

『ありません』

と、答えた私

『ええ あるじゃん

と、指差されたものは、“ブーシェ・リー・ド・ヴォー”。

その時、初めてこの2つの言葉が同じものだと知った私

勤め始めた当初の良い思い出



関係ないけど、他にも、

“パン・オ・ショコラ”を“ショコラティヌ”や“クロワッサン・オ・ショコラ”と呼ぶ人も。

ショコラティヌは、フランス語の特徴(スペイン語とかもだけど)、男性&女性名詞まで変わっちゃう

この時は、お客さんの見てる所と、雰囲気で分かった(笑)

あ、あと、私が『ないです』って言っちゃったのが、“カスクルート”

何かと思ったら、サンドイッチ

フランスでも、サンドイッチはサンドイッチ

カスクルートは、方言というか、崩した言い方との事。

一説には、昔、仲の悪かったイギリスで作られた“サンドイッチ”という言葉を使いたくなくて別な名前を考えたとか、食パンで挟むサンドイッチと、バゲットで挟むサンドイッチを区別したくて付けたとか。

でも、結局浸透せず、今ではほとんど使う人がいないみたい。

私に対して使ってきたのは、多分、イタズラ

店内の商品名は、季節モノ、普段は置いていなくて、予約を頂ければ作れるものを含めると100は越える。

ほとんど分かるつもりだけど、方言とかまでは…。

日々、勉強

冬!?

2011年02月22日 | ちょっとした事・話
寒かったり、あったかくなったり。



まだ冬だけど

歩いてたら、コートが要らなくなるくらい、良いお天気だったり



そんな時は、



良い景色を眺めながら、




カフェのテラスでのんびりお茶の時間

この日は、テラス席が満席

みんなで日光浴

春はもうすぐかな。

Foie Gras et Huile d'olive フォアグラとオリーブオイル

2011年02月21日 | 食材


もらっちゃった

おいしいオリーブオイルと、500gのフォアグラ






黄色い部分は脂だから、肌色の部分だけ、食べるんだけど

黄色い脂は、とっておいて

私の大好きな、キノコを炒める時の油の代わりに使う予定

コクと、フォアグラの風味がキノコのおいしさを



いや~、あっという間になくなりそう

Paysage 景観

2011年02月20日 | ちょっとした事・話
コンコルド広場に面する老舗ホテル“クリヨン”が、ただいま工事中



で、



張りボテ

パリ市内のステキ観光スポットが、工事で景観がくずれないようにとの配慮

この角度からだと、こんなカンジだけど

本当に、しっかり描かれてた



古い施設を維持するのは、お金も労力もとっても大変

それに加えて周辺環境の配慮まで

老舗の責任と努力

すごい

Au Pain Bien Cuit オ・パン・ビヤン・キュイ

2011年02月20日 | パン屋さん
スーさんは、“よく焼けたパン”が好き。

で、見つけた



その名も、“Au Pain Bien Cuit-オ・パン・ビヤン・キュイ”さん

訳せば“よく焼けたパン”屋さん



買ったのは、





焼き(焦げ)すぎ…、な、パン・ド・カンパーニュ(笑)



イエね、もう少し、焼きすぎでないのもあったのだけど。

(外国人な私に、気を使ってか、店員さんが出してくれた)

せっかく来たんだから、もう、思い切って




外見はこんなだけど、内側は普通で、ぎゅっと詰まった風味に香ばしさが加わって、おいしかった

(内側の写真、撮り忘れ)



先日、ロックフォールの記事で、青かびの元は高温で焼いたパン・ド・セーグルだって書いたけど

最初に、表面を500℃で一気に焼く

そうする事で、内側のやわらかい部分を守る鎧を作り、その後2段階、温度を変えて焼き上げる。

そう考えると、この周りは焼きすぎだけど、おいしさの詰まったパンが出来上がる理由もうなづける



問題は、スーさんのように、コゲコゲの部分を食べ過ぎると、ガンになっちゃうんじゃないかってコト

ホドホドに買いに来よう



Au Pain Bien Cuit ~オ・パン・ビヤン・キュイ~
111 Boulevard Haussmann 75008 Paris
8:00~19:30
日祝休

Vacherin Mont-d'Or ヴァシュラン・モン=ドール

2011年02月19日 | ・AOPチーズ 一覧
“フランスで作られているチーズのほとんどはパリで購入できる”

この言葉を信じて、とあるチーズを探している私

今の所、すべて空振り

せっかくいろいろなお店にうかがっていて、手ぶらで帰るなんてもったいない

“じゃあ、別なチーズを何か”ってワケで毎回購入している



今回は、コレ



Vacherin Mont-d'Or ヴァシュラン・モン=ドール



秋から春にかけて出回るチーズ。

出始めてちょっとした頃にモチロン食べたけど、

これは切り売りタイプ。

モン・ドールは、前回買った13cmのものから、30cmのものまであって。





この、熟成具合、伝わるかな~

自分の、表面の重さだけでトロッとあふれ出しちゃうくらいのやわらかさ


そのまま食べるのも良いけれど、



やさしいお味のモン・ドールには、やさしい風味のアカシアのハチミツとの相性が

はぅ~、幸せ



そして、



Gateaux aux Fromage Maison-フロマージュリー(チーズ屋さん)の手作りチーズケーキ

フランスのチーズ屋さんは、どのお店でも、チーズを売るだけじゃなくて、チーズを使った、オリジナルを作っている

お惣菜や、甘いものや、ヨーグルト(コレは、おいしい所のを買ってたりも)や…。

そういうのを見つけるのも、チーズ屋さん巡りの楽しみ



あ、日本のチーズケーキは、そのまま食べておいしいものだけど

お店の人にも、

『今日、チーズケーキ買ったんだ』

って、話した職場のシェフにも、

『ジャムとか付けるとおいしいよ』

って言われて。

それじゃあ、って家にあったジャムでいろいろ試してみた。




コレは、Eglantines-ノバラの花のジュレ(あ、ジャムじゃない)

スーさんは、フランボワーズのジャムが気に入ってた



Patisserie Viennoise パティスリー・ヴィエノワーズ

2011年02月18日 | お菓子屋さん


おしゃべり目的で選んだサロン・ド・テ、“Patisserie Viennoise-パティスリー・ヴィエノワーズ”さん

素朴なウィーン菓子と軽食のお店。



14時の待ち合わせ時間だったんだけど、店内は満席で席待ちがでるほど

私たちは、女2人で楽しく食べて、笑って × 2。


そう

2時間ちょっとで、



マロンのロールケーキ(チョコレートコーティング)&ショコラ・ショーと、



タルト・ヴィエノワーズ・オ・ポム(アップルパイのパイ生地部分がヴィエノワーズ生地)&カフェ・オ・レを頼んだ私と、






タルト・シトロン(タルト部分がビスケット??)と、






フィグ(イチジク)という名の、不思議なケーキ(?)を食した私のお連れ様

いや~、満腹

北国のお菓子、ナメちゃいけない

あの甘さ、ボリューム…。

でも、この場所でこのお値段??

って位良心的なお会計

次は、あちこちの人が頼んでたキッシュとか、食べてみたいなぁ



話ははずみ、意外な(笑)共通の友人の存在を知り、“世界って狭い”と、感じた今回。

次回はどこに行きましょう (笑)



Patisserie Viennoise ~パティスリー・ヴィエノワーズ~
8 rue de l'Ecole de Médecine 75006 Paris
9:00~19 :00
土日祝休