食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

年の瀬

2011年12月28日 | ごあいさつ
毎年、

“今年こそは、ブログ更新に穴を開け無いぞ

と、思いながら年末に臨む私。




今年も、“穴”を開けてしまった




そして、ざんねんながら、

この更新を持ちまして、今年最後の更新とさせて頂きます。



私の職場のパティスリー

年末年始(つまり、12月31日と、1月1日)も営業します。

クリスマス並み(よりは、少し少ない)予約があるので、まぁ、また、良い戦いが出来れればな、と。



なにせ、販売は、私とマダムだけなので

当日は、シェフも参戦してくれる予定だけど。



今年、いろいろありましたが、

来年は、笑顔の絶えない1年になりますよう、お祈り申し上げます。

2012年も、よろしくお願い申し上げます。

クリスマス。

2011年12月25日 | ちょっとした事・話
昨夜、午前2:30に帰宅した私。

モチロン、お仕事してました。



その前の日は、午前1時に職場を出た。



現在、朝の7時前。



ハイ。

パソコンなんて、開いてる時間は、本来無いんですけどね。



これから、支度して、仕事に出かけます。



頭が働かないので、

今日はこれにて

Noel クリスマス

2011年12月24日 | ちょっとした事・話
やってきました

1年で、イチバン忙しい日



私自身は、もう、何年も、パーティーなんてしていない

敬虔なキリスト教徒のフランス人は、

12種類の料理に、12種類のデザートを用意して。

家族みんなでお祝いするそう。




私は忙しくて、大変だけど。

やっぱりワクワクしちゃうクリスマス





これは、サンジェルマン・デ・プレのクリスマス・マーケット。

シャンゼリゼ通りのクリスマスマーケットもそうだけど。

雰囲気はクリスマスだけど、売っているものは、クリスマスとは全く関係ない



テレビで、オーストリアのクリスマス・マーケットの様子を紹介していたけれど。

これが凄過ぎ

キレイで、楽しそう



フランスでは、アルザスのマーケットが有名。

でも、地元の方達に言わせると、

『アルザスのマーケット?

大きい街じゃなくて、その周辺の、小さい街が凄いんだよ』

との事。


車必須で、観光だと、なかなかまわれないから、ガイドブックにも載っていない事がほとんどだそうで。

いつか、12月にバカンスを取って、冬のアルザス一周なんて、やってみたい





暖冬な、今年のパリ。



毎日3食、+ 何かしら甘いものを食べている私。

なのに、ここ数日で、体重が減っている

クリスマスの忙しさ。

ダイエッツにはもってこい


(久しぶりに、食べ物の画像ゼロだ

Un Dimanche a Paris アン・ディマンシュ・ア・パリ

2011年12月23日 | お菓子屋さん
ちょっと、お久しぶりになっちゃった、



Un Dimanche a Paris アン・ディマンシュ・ア・パリさん



フランスでは、ブッシュ・ド・ノエル を、

“味見してから選ぶ”事が多い。

なので、




ブッシュ、1人前が購入出来る


日本では、なかなか無い光景?


アン・ディマンシュ・ア・パリさんでは、2種類のブッシュを用意していた。

もう1つの方は、スーさんが食べられないので買わず。





オペラを購入。

これはこれで美味しかったけど。

“オペラ”を名乗るなら、もっと、コーヒーの味がしっかりしている方が良いなぁ。



お店では、ショコラ・ショーがテイクアウト出来るので、歩きながらいただいた

去年は、トンカの香りが利いていて美味しかったけれど

今年は、某ショコラ、そのものだった。

去年の方が良かったな。


美味しそうだったのは、焼き菓子たち

今度、買いに行こう

そして、ブリオッシュ・ド・ノエル

予定があって、今回買えなかったけど…。

来週、買えるかなぁ

Patrick Roger パトリック・ロジェ

2011年12月22日 | お菓子屋さん
クリスマスといえば、

チョコレート

な、フランス。


なので、



Patrick Roger パトリック・ロジェさんで購入





マロングラッセも、1つだけ



で、

パトリック・ロジェさんに来たメインの理由は、



サンタさん

全部、チョコで出来てる

これを、ナマで見たくてね




本当に。

パトリック・ロジェさんは、すごいなぁ




ツリーも、

食べたいっ



ここの店舗は、すべり台を滑ったサンタさんだけど

別の支店では、すべり台で、転んじゃったサンタさんだったり。

お茶目なシチュエーションが、

全店舗の写真をコンプリートしたいなぁ


Pannettone パネトーネ

2011年12月21日 | おいしい歴史
今日は、



Pannettone パネトーネのお話



パネトーネは、イタリアのクリスマス用菓子パン。

クリスマスに、パネトーネをカップルで食べると、愛が実る

なんて言われている。



時を遡る事14世紀後半から15世紀の初め。

イタリアのミラノで、パン職人の見習いとして働いていたウゲットさん。

彼は、領主に、自分の焼いたパンを献上し、領主に気に入ってもらえたら、

オーナーの一人娘との結婚を許して欲しいとお願いして。

見事、望みを叶えた と、いうお話。



このパンのレシピは、オーナーの物だったから。

“パーネ・デ・トーニ トニー(オーナーの名前)のパン”という名前がついて。



パネトーネは、最初の写真にあるような“鐘”の形をした、中が黄色みを帯びたパン。

形、大きさ、色合いが、当時、経済成長上昇ムードのミラノで好評で。

ミラノ中に広まった。


っていうのは、もう皆さんご存知なお話?

有名だからね



で、このパネトーネ。

実は、年月とともに、少しずつ、平らなパンに姿を変えてしまって



20世紀の初め、ヨーロッパの産業革命が始まると、パネトーネも、工場生産されるようになった。

その時に、昔ながらの“鐘型”のパネトーネを再現したのが“アンジェロ・モラッタ”。

その時から、イタリア全土、そして、ヨーロッパにファンを広げていったパネトーネ。


この、ゴージャスな味わい

好きにならない理由は無いね



あ、中を切ってみると、



私が買ったのは、500gサイズ。

スーさんと2人で、朝食1回で食べきっちゃった

この生地がね、美味し過ぎて、クセになる






私達が食べたのは、左の小さい方。

右の大きい方は、あまりにも美味しかったので、私の実家に送る予定



ちなみに、ドライフルーツが入っていない、プレーンなパネトーネは、“Pandoro パンドーロ”。

こっちも、時間と胃袋にゆとりがあれば、ぜひ食べてみたい

Raoul Maeder ラウル・マデール

2011年12月20日 | おいしい歴史


先日、シュトーレンを買いに行ったのに、売っていなかったラウル・マデールさんに再訪



そして購入



Stollenーシュトーレン(奥)と、Beraweckaーベラウェッカ(手前)

シュトーレンは、もとはドイツの菓子パン。

毎日1切れずつ食べながら、クリスマスが来るのを待つお楽しみアイテム


このシュトーレンの始まりは、1474年

当時は、バターの使用が禁止されていて。

このパンは、精進料理の1つだった。


それが、バターを使えるように教皇に申請した40年後(

許可が下りたのを契機に、今の形に姿&レシピが変わっていって。

当時は、シュトーレンに、税金が掛けられていたそうな


ドイツのお隣、アルザスに伝えられてから、

アルザス出身のパティシエさん&ブーランジェさんが、フランスのあちこちに広めて。

アルザス出身のラウル・マデールさんでも、“激ウマ・シュトーレン”販売中



で、Beraweckaーベラウェッカ。

これは、フランス、アルザス地方の伝統菓子パン。

言ってしまえば、シュトーレンのフランス・オリジナルバージョン

アルザスの方言(?)で、“洋梨のパン”を意味するこのパン(お菓子?)は、





ぎっしり

な、ドライフルーツ

個人的に、ダメだった


見えにくい写真で申し訳ないんだけど

“生地”ってモノが、見当たらない

なんとも、不思議なパン(お菓子?)だね。



ちなみに、シュトーレンも、ベラウェッカも

クリスマスの4週間前から食べ始めるんだって。

我が家では、2日もあれば無くなっちゃうけどね



あとは、



Linzer ーリンザー(右奥)と、もう1つ(手前)、名前忘れちゃった

リンザーは、シナモンのサブレ生地に、木イチゴのコンフィチュールの組み合わせ。

もう1つは、リンゴとアーモンド


この2つ、とっても美味しくて

シュトーレンが無い季節でも、この焼き菓子の為に、このお店に来ても良いな



と、いうことで

シュトーレンが確実に欲しかったら、週末を狙う事をおススメします

La PATTISSERIE DES REVES ラ・パティスリー・デ・レーヴ

2011年12月19日 | お菓子屋さん


私のブログでは、もう、おなじみ?

La PATTISSERIE DES REVES ラ・パティスリー・レーヴさん



今回は、去年買い損ねた、“ブリオッシュ・ド・ノエル”が、いつから買えるかを聞きに伺ったんだけど



『予定は未定です

だって



ま、ただ質問しただけで帰るのは申し訳ないので。



モンブラン



そして、

私の大好きな…、



ヴィエノワズリーたち



クイニーアマンは、上下、どっちがどっちか、分からないね



今年のクリスマスも、

朝から深夜まで仕事なので、パーティーは出来ないから

クリスマスケーキは買わないけれど



カタログを頂いた。

見るだけでも楽しいものだね

des GATEAUX & du PAIN デ・ガトー・エ・デュ・パン

2011年12月18日 | お菓子屋さん
久しぶりにうかがった、

des GATEAUX & du PAIN デ・ガトー・エ・デュ・パンさんの、



外観。

お日様にあたって、キラキラ



この、20分位前まで、どしゃ降りの雨だったなんて、考えられないくらい



コチラのパティスリーは、パンが私の好みで

(パティスリーなのに、店内の中央には、パンのショーケースが、ドドンっと



ケーキは、形が不揃いだったり、見た目があまりおいしそうでない事が多く…。

今回は、以前、こちらのコンフィチュールを購入された方から、おいしい、と、うかがったので



まあ、せっかく入店したのだから、ケーキのショーケースも見ておこうと思ったら



“おいしそう 



今まで何度か来ていたけれど、ケーキたちが輝いていて



はい、購入




オマケに、クグロフも



私が気に入ったのは、リンゴのケーキ



モンブランは、去年も買ったけれど、去年よりおいしい気がする。

スーさんには、2つとも好評で。



あっっっ

コンフィチュール、買ってくるの忘れた

Raoul Maeder ラウル・マデール

2011年12月17日 | パン屋さん
久しぶりに、



Raoul Maeder ラウル・マデールさんへ



コチラのお店にうかがうのは、これで2度目。

でも、今年、パリ(フランス)で働くパティシエさんたちの、日本へのチャリティーイベントにも参加されていて。

そこで買った、こちらのシュトーレンが、本当においしくて


本来、シュトーレンは、クリスマスシーズンにしか作らないそうで。

その時(4月頃)特別に作って下さって


なので、いつも食べたいなぁ、と、思いつつも。

今まで、待つしかなかった私。



そして、うかがったら

『今日は無いわ~。

明日来て~

と、販売の方の、非情なおコトバ


ラウル・マデールさん

我が家からは、パリ市内の対極の位置にあって。

ここまで来るのは、私的に、覚悟が必要で

なにせ、ここに着くまでに、どれほどの魅力的なパティスリー&ブーランジュリーを通り過ぎる事か

様々な誘惑に打ち勝たねば、ここに辿り着けない



とはいえ、あのシュトーレンが、どうしても食べたいので

そして、プレゼントしたい方がいるので

明日、また行こう



あ、ここのお店は、アルザス出身のブーランジェさんのお店。

パリのバゲットコンクールでも入賞されていて。

前回買ったパンが、とっても美味しかったのを今でも覚えている

なので、



Brezel? Pretzel? プレッツェルを購入。

これ、大好き

塩味がたまらない



ついでに、



ショソン・オ・ポムも。

実は、パン・オ・ショコラも買ったんだけど。

道すがら、食べちゃった


明日、時間が取れると良いなぁ




もらってきた、お店のカタログで、もう、買うの決めちゃったんだよね



Raoul Maeder ~ラウル・マデール~
158 boulevard Berthier Paris 75017
月曜休