食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Calendrier de avant Noel クリスマス・カウントダウンカレンダー

2014年11月24日 | お気に入り
クリスマスな雰囲気が広がるこの頃




くつ下を買ってみた

しかも、24個



どんなのかって?

それは、



こんなの



フランスでは、12月1日から24日まで、

つまり、クリスマスまでのカウントダウンカレンダーがある。

カレンダーは、日付毎に小さな引き出しが付いていて。

毎日、カウントダウンと同時に、子供たちは、その日の引き出しに入っているお菓子をもらうことが出来る、という



スーさんと私、姪っ子ちゃんにプレゼントする、このカウントダウンカレンダーを探していたんだけれど。

この靴下にヒトメボレ




これは、壁に掛ける感じ。



長さは1m位かな?



この靴下に、



チョコレートとか、クッキーとかを入れておく。



が、

しかし





チョコレート(右)は良いんだけれど、

サブレ(左)は、靴下が小さくて、入らない



別なお菓子、買ってこなくちゃな~



スーさんと私には、2人の姪っ子ちゃんがいる。

もう1人の姪っ子ちゃんはまだ小さ過ぎるので、来年には、カウントダウンカレンダー、贈れるかな




あぁ、それにしても。

このくつ下カレンダー、自分用にも買えばよかったかなぁ

Livre 本

2014年11月16日 | お気に入り
知り合いから、本をお借りした。



Grimod de la Reyniere グリモ・ド・ラ・レニエールさんの本の復刻版。

とはいえ、この本もすでに絶版しているので、入手は難しい



フランス革命前後に活躍されたグリモ・ド・ラ・レニエールさん。

裕福な家庭に生まれ、“味覚の裁判官”をしたり、“びっくりする宴会”を催したり。

要は、美食家。

(本業は(仕事そっちのけの)弁護士さん)

そんな彼の著書、Manuel des Amphitryonsは、当時のブルジョワ階級の為の食事全般の指南書として、執筆され。

今にも通じる完成度の高さ












彼の人生は、

美食家としてもてはやされ、

後半は邪険にされ、

“自分のお葬式の招待状”を出し、出席者全員分の棺を食卓に用意して。

出席者に、“自分は生きていましたー”というジョークと共に、そこに出席した数少ない人たちを自分の友と認め…。



彼は、変わった人ではあったけれど

彼のおかげで、私達は、当時の、200年も昔の食事の様子が詳細に知ることが出来るわけで



歴史大好きな私としては、こういう本に触れる機会を頂けた事に感謝

Peinture 絵

2014年11月14日 | お気に入り
職場で、大掃除があって。

いらないもの、たくさん



古いパソコンや、机や椅子や…。




『欲しいものがあったら、持って帰っていいよー

なんて言うディレクター。

(日本は使い捨ての文化だけれど。

フランスでは、誰かが使わなくなった物を譲ったりとか、割とよくある。

蚤の市が、その例だよね)

狭い我が家。

置く場所はないし、

しかも、使わなくなったモノ達。

私には必要ない



なんて、思っていたら





これ欲しいー

どこかに飾られていた、絵。



絵画に興味は無いけれど。

この、1880年代って、私の好きな年代でねー

こういうの、欲しかったんだー

しかも、しっかり額装されている



あと、



これも貰ってきた。

本当は、もう1つあったんだけれど。

帰り際、

『それ、どこで見つけたのー

僕も欲しい

と、上司に言われ

泣く泣く1つ譲ってきた



とはいえ、

複製なら、どこかで買えるけれど。

オリジナルとなると、なかなか良いお値段しちゃう、こういうの。



例の如く、

他の私のコレクション同様、家に飾るのは、いつか、引っ越してからになるけれど。

大切にしよう

お気に入り

2014年11月04日 | お気に入り
もうね、11月

毎年言っているが、

1年は、早い



パリのいろんなお店でも、クリスマスのデコレーション売り場が出来ている

で、




こんな、ツリーのオーナメントを発見



我が家にクリスマスツリーは、無い

でも、買っちゃうんだよね~

いつか、クリスマスツリーを買ったときの為に




そして、

待ちに待った、



パリのピカソ美術館の再オープン



絵画には、あまり興味の無い私。

でもね、ピカソって、本当に有名でしょ?

その絵を、実際に見たことが無い私が、ある時思い立って、パリのピカソ美術館に行ってみた

そしたら、

“リニューアルオープンの為、休館中” 



再オープンが2012年だと聞いたので、2012年のある日、美術館のホームページを開いてみると、

前回と変わらない文言…

その年の後半、再度ホームページを見たら、

“2013年は終日閉館”…



そして、2014年も終ろうかという10月25日に、やっと、再オープンに



で、行ってみたら、

長蛇の列

まぁ、私だけじゃなく、世界中の方たちが待ち焦がれていた、のは当たり前なのかもね

その時、空腹だった私は、並ぶのを諦めてしまいましてね

入り口で配っていた、パンフレットだけを頂いて帰ってきた



近いうちに、行く予定




あ、

ツリーのオーナメントと一緒に、



私がコレクションしているものの1つ、ペーパーナフキンも、購入

仕事が忙しい中の、時間が無い中でのお買い物は、ストレス解消になるのか、ストレスが増えるのか…

Chocolat et Livre チョコレートと、本

2014年11月01日 | お気に入り
お使い物に、

パトリック・ロジェさんのチョコレートをまとまった量で買ったら



板チョコ頂いちゃった





ビターチョコレート。

おいしい

ボンボンチョコラは、何度も食べているけれど。

プレーンな板チョコって、初めて食べた。

(あ、ボンボンショコラの箱の下に敷いてあるのは、毎回、ショコラショーにして頂いていた)




が、しかし。

こうやって、食べて、思う。

板チョコは、ミルクチョコレートの方が好きだなぁ



タダで頂いておきながら、図々しい話なんだけれどね

自分の好みの新しい一面を知った




そういえば、



こんな本、買っちゃった

パリの日本人シェフで、1ツ星を獲得された小林シェフの本

とってもアーティスティックな本で、

見ていて、飽きない本





再訪したいと思いながら、行けていないレストラン

いつ、行けるだろう




どうでも良い話なんですけどね。

先日の記事で、

“どうらく人はスタイルが良いのか?”

と、思った方は大間違い



簡単にいえば、私は、“バランスの悪い女”

まず、足が短い。

(これ、致命的)

そして、太ももが異常に太い

(もうね、ビックリするくらい)

さらに、骨格がしっかりし過ぎているから、

痩せる=骨が浮き出る



つまり、

女らしさなんて、欠片もない



(更にいうなら、

二の腕には、立派な力こぶを所持している私。

顔(頭)が大きいから、小顔な人が多いフランス人と並ぶと、膨張率がハンパない。

短足対策でヒールを履くけれど、外反母趾の所為で4時間以上歩けないし)



人間ね、痩せれば良いってモンじゃないんですよ。

“自分のベスト”を見付ければ良い訳で。

ま、私みたいに、“モト”のバランスが悪かったら、どうしようもないんだけどね

フランス旅行のお土産

2014年08月29日 | お気に入り
そういえば

記事にするの、遅かったかな~



この夏も、日本に帰ったんだけどね。

毎年悩むのが、お土産



“物系”は、好みが分かれるから、ハズさない食べ物を買うことがほとんどの私。

でもねぇ、テッパンのチョコレートとか、チーズとか…、

溶けるものは日本の夏に持ち帰るのは



でね、

今年選んだのが、クッキーとか



まぁ、そんなの当然でしょ、

なんて聞こえてきそうだけれど

普通のクッキーじゃなくて、ちょっと、一捻りしたものたち



まずは、プーラルドさんのクッキー。

定番だけれど。

私が買ったのは、



オレンジ風味(&キャラメル&チョコ)

これね、イタリアに行った時に、機内の軽食に出てきて

おいしくて、探しちゃった

オレンジ風味は、少しレアで。

普通のモノプリじゃなくて、ギャラリー・ラフェイエットとか、高級めな所で購入可能

溶けない、お手頃、軽い



そして。

真打(?)登場




ルノートルさん



このブログでも、何度か紹介しているルノートルさん。

日本に進出したものの、数年前に撤退されてしまったので、日本人は知らない方もいるし、良いイメージがない方もいらっしゃる。

でもね、ルノートル氏が亡くなった後、全てを改革されて。

今では、商品を作るパティシエさんはMOFを持つ方が5、6人

仕出し系にも、別にMOFさんが在籍されていて。



通常のケーキたちは、普通においしい

いや、“普通に”っていうと語弊がある。

クラシックなものが、文句なくおいしい

で、イベントモノのケーキたち は、個性豊かでおもしろいし、おいしい



以前何かの際に試食させて頂いたチョコレートもおいしかったんだけれど、夏だしなぁ

焼き菓子たちも、日本と違って真空になっていないから日持ちしないし…



そんな中で見付けたのが、上の写真

箱の中は真空パックされているから、日持ちはするし、お土産に買う前にもちろん試食したけれど、これが期待を裏切らなかった

私のパリ土産の定番になりそう

なにより、特別なお土産以外はモノプリか、ギャラリー・ラファイエットで購入する人がほとんどだから被っちゃうけれど。

これは、ルノートルさんの店舗でしか売っていないから、希少価値高し

さらに、

有名パティスリーさんやショコラトゥリーさんが夏季休暇で。

せっかくパリに来ても楽しみ半減の8月のパリで、通常営業(たいてい、日曜休)

ケーキもチョコもお惣菜も買えるし

最近、有力なご新規パティスリーが乏しいパリで、私的、おススメの1店




他には、



オイルサーディンならぬ、バター・サーディン

有名で、高級バターのボルディエさんのバターに浸かったサーディン。




コンフィチュールで有名な、フェルベールさんのコンフィチュール。




フランスの紅茶メーカーのクスミティー。




甘~い、白ワイン。



あとは、

ちょっと前に行ってきたイタリアで買った、



乾燥パスタ(笑)

あ、パリのギャラリー・ラファイエットでも同じのを見つけたんだけれど。

これね、



この、貝殻みたいなパスタ、




直径、4cm

貝の中に、具材を入れてもかわいらしい



今回は、スーさんと2人で帰った日本。

2人だったから、スーツケース2つで帰ったんだけれど。

スーツケース1つは、丸々お土産用

しかも、そのスーツケースの鍵、家に置いて来ちゃって

成田空港に到着して、最初にした事は、鍵を開けてくれる所探し

何とか、鍵を壊す事無く無事開錠して頂いて



まぁ、日本旅行の話は、その前に撮り貯めた写真たちをブログに載せた後に…。




来年のフランス旅行のお土産の、お役に立てれば

Livre 本

2014年05月05日 | お気に入り
またスーさんが買ってきた




パティスリーの本。




こちら、ちょっと前に買って。

今まで、

ずっと、

袋の中に入ってた



買ったの、もう、2ヶ月位前…? 



スーさんが買うのは、アシェット・デセール(皿盛りのデザート)の本が多い。

この本、

『“おいしそう”では無いけど、参考になる

と、スーさん。



中身は、



こんな感じ。

私にとっては、写真集



見ていると、また、おいしいものが食べたくなる




そして。

スーさんにお願いされていた本、



グルテンフリーの料理本

も、買ってきた。




世界中で増えているグルテンアレルギー。

アレルギーの方にも、

ダイエットをしたい方にも重宝する、

グルテンを使わない料理本。



私の好きなパリのレストラン、NOGLU ノーグルの日本人のシェフが料理のレシピを担当

(うかがった時の記事はこちら→☆)



これだけ、いろいろなレシピ本を買っているんだから、私も料理、してみても良いんだけどね


Chocolat chaud ショコラ・ショー

2014年03月03日 | お気に入り
フランスの、冬の代名詞といえば





Chocolat chaud ショコラ・ショー

ホットチョコレートドリンク




スーさんは、お休みの日の朝食に、必ず飲む

私は冬、カフェでお茶をする時は、ほぼ、ショコラ・ショー

(もしくは、カフェ・クレーム(カフェオレみたいなもの))




しかし。

ショコラトゥリー(チョコレート屋さん)のサロンで頂けるショコラショーや、

ホテルのサロン・ド・テのショコラショーは、“本物のショコラ・ショー”だけれど。

その辺のカフェだと、粉末ショコラショーや、ココア的なものが出てくる事も



そんな、ショコラ・ショー、

“ちゃんとしたショコラショー”が出てきた時のために、



簡単な飲み方紹介



っていってもね、

大した事じゃあないんだけれど。



すでに、チョコとミルクが混ぜてあるものなら、砂糖を自分の好みの甘さに加えるだけ。



でも、

写真のように、チョコとミルクが分かれていたら



空のカップにチョコを入れて、ミルクを入れてよく混ぜる

この時、チョコを全部入れちゃ、ダメ

だいたいね、こういう時は、2杯分の分量を入れてくれている。

(ミルクもね)




だから、チョコを半分の量、ミルクを適量入れて。

味見をして、チョコの風味が足りなかったら、足して。



先日、私がおススメしたカフェで、友人がショコラ・ショーを飲んだんだけれど。

濃かった~って。

一気にチョコ入れちゃって飲んだって、聞いたので。。。



あぁ、おいしいショコラ・ショー

Livre 本

2014年03月02日 | お気に入り
先日、スーさんが買ってきた本。



Connaissances de base。




これね、

おもしろかった

お菓子を作る上での基本のテクニック解説本





プロのパティシエさんなら、知っている事の方が多いと思うけれど。



折り込みパイ生地、どう折っていったら、どう仕上がるか、とか、





パンの発酵のさせ方、とか。

(ふっくらとしたパンが好まれる日本と違って、フランスは、ふっくらしたのが良かったり、身のつまったパンが必要だったりする・パンデピスとかね)




あぁ、ガレット・デ・ロワ食べていた時に、スーさんが説明してくれてたなぁ、とか。

もちろん、スーさんも知っている事だけれど。



知らない事は、辞書みたいに活用できるし、

活字でまとめてあると、他に、新しいアプローチが出来るんじゃないかって、想像力が刺激されるんだって。

(スーさん、要はアマノジャク)



1つのケーキ、

1つのパティスリーに、

いったい、どれだけのテクニックが使われているんだろう

Panettone パネトーネ

2014年02月23日 | お気に入り
今更ながら続きで、去年の年末のお話しちゃおう




イタリアのクリスマスの風物詩、Panettone パネトーネ。

日本のクリスマスケーキ、フランスのクリスマスケーキの、ビュッシュ・ド・ノエルみたいに。

イタリアでは、このパネトーネを食べる。



昔、イタリアでは、お金持ち用のパン屋さんと、一般市民用のパン屋さんが分かれていた。

何が違うかっていうと、一般市民用のパン屋さんは、使う材料が制限されていて。

卵やバター上質なお砂糖に小麦粉、そういう高級品が使えなかった。




年に1度だけ、クリスマスだけは、普通のパン屋さんも、この高級な材料をつかえる日。

その日に、シェフから教えてもらったこのパネトーネを焼いて、

王様に献上して、

お褒めの言葉を授かった青年。



実は、彼は、自分が働くパン屋さんのシェフの娘さんに結婚を申し込みたくて

シェフから、許しを得る為に、王様の下へ、このパンを献上したそうで。



クリスマスをお祝いするパンであると同時に、愛の詰まったパン

そして、中が黄金色をしている事から、

富の繁栄を象徴する、おめでたいパンとして扱われるように。

名前は、シェフの“トニーさんの作ったパン”で、パネトーネ。




お隣の国、ここフランスでも、いろんな所で購入することが出来る。



私、2013年のクリスマスは4つ、食べましてね。



1つめは、



クラシック。

ブリオッシュ的な生地に、ドライフルーツがたっぷり

はぁ~、私、大好き



2つめは、初体験、



マロンのパネトーネ

クリ好きがこれを見たら、食べない訳には行かないでしょう



マロングラッセと、クリのペーストと。

両方が生地に練り込んである。



クラシックなのが一番だけれど。

これはこれで、私、好きだぁ



3つめは、頂き物。



クラシックなパネトーネ。

の、

私がいつも購入しているメーカーさんとは、違う所。



比べてみて分かる。

私が買ってたの、おいしい所のだったんだ



ドライフルーツの量、

風味、

大分違う。



4つめも、



頂き物のクラシックなパネトーネ。

これは、スーさんの友人イタリア人パティシエさんが試食して欲しい、と、下さったもので。

スーさん、

『ボク、イタリア人じゃないのに

なんて言いながら




実は昨シーズン、

おもしろいパネトーネ、見つけた。



が、しかし、

時間が無くて買いに行けなくて



後で買いに行ったら、

もう無くなってたー



来年に持ち越し。

って、来年、あるかなぁ