食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Marche マルシェ

2012年02月09日 | 食材
前回の記事で、パリのマルシェの事を少し書いたけれど。

私は、マルシェ大好き人間



毎回の事だけれど。

やっぱりね、ウキウキしちゃう



で、私は

何故か、もらいものが多い



いつも行くマルシェのお店では、毎回なぜかレモンをもらい

(自分では買わないんだけど、あったら、塩こしょうしたお魚にかけたり、

スーさんが紅茶に入れたり、何かと重宝



いつものお店がなかった前回、買ったお店では、



これをもらった


これは、



パッションフルーツ




前々回行ったお店では、



くるみ


くるみ割り人形、持ってないよ

なんてアセってたら、



スーさんが割ってくれた

小さな穴に、ナイフを入れて、器用に開けちゃうスーさん



でも、



私が食べたのは、これ、1つだけ。

残りは、スーさんが食べちゃった



なんかね、

私(外国人? 日本人?)が、食べた事のないであろうものを紹介するのがブームみたい。

良い人達に囲まれているなぁ

通りすがりに、みかんもらったりね。



パリは、フランスの首都だけど。

日本みたいに、都会じゃない。

良い意味での、田舎臭さがあるというか。

“常連さんでもお客様は、お客様”

な、東京。

パリは、もちろん、高級なお店は違うけど、そういう一部を除けば、

“一度、一緒に笑ったら、みんな友達”




あ、以前もらった、生コショウ



黒コショウに変身


Greve ストライキ

2012年02月09日 | フランスの文化・風習
フランスにいらっしゃる皆さん、お気をつけ下さい。

フランスの航空会社、エアー・フランスが、ストライキ中です



もはや名物?

な、フランスのストライキ。

世界中で、一番ストライキが多いのは、フランスではなく、デンマークだったり、他のヨーロッパの国々。

それでも、フランスのストライキが有名なのは、こうやって、観光客に多大な被害が出るから、カモ?



今回のエアー・フランスのストライキの理由は、

“ストライキをする2日前に、申請してね”

っていう法案に反対するため。





そんなの、当たり前じゃない?



イエイエ



誰が言ったか、

“フランス人の辞書に、当たり前なんて言葉はない”

みたいな



私も、散々なメに、何度かあっているフランスのストライキ。

『電車の運行は、通常の70%です』

なんて言われたら、50%、あるかないか

『代替えのバスが出ます』

と、言われても、本当にあるかどうかなんて五分五分



夏のバカンス中以外は、どこかで、誰かがやっている…。



え?

どうして、バカンス中はないかって?

バカンス中は、みんな、バカンスに行っちゃうから、ストライキなんて計画しているヒマがない

ストライキの計画より、バカンスの計画。

これ、フランス人の常識?

Lapin うさぎ

2012年02月09日 | 食卓
久しぶりに、



ウサギを食べた



こう書くと、

“どうらく人、ヒドい~ かわいそ~

なんて言われるかもしれないが



フランスで、ウサギは、ポピュラーな食材。

日本人が、“さくら肉”なんていって、喜んで食べる“馬肉”と立場は同じかもしれない。

フランス人に言うと、ほとんどの方達は、

『え 馬を食べるの

なんて言われる。

まぁ、馬肉、フランスでも売っている所もあるんだけどね。

スーさんも、

『ウマは、かわいそうで食べられない

んだそう



で、このうさぎさん。

スーさんが、スーパーで見つけて買って来たんだけれど。

結論から言うと、

スーさん&私『おいしくないね…



日本にいた頃から、ウサギは、私の大好きなお肉の1つ。

スーさんのご実家でも、よく出して頂いて。

いつもおいしかったんだけど。

考えてみると、

“おいしいうさぎ”

しか、食べていなかったんだ、と。



スーさんママ宅のウサギは、料理する時に出た野菜クズがご飯。

その野菜クズは、パリではなかなか手に入らないような、有機栽培で、おいしさが、ギュッとつまった野菜たち。

日本で食べていたウサギは、食材にこだわったシェフたちのお店のもの。

そりゃ、おいしいワケで…。


同じ“ウサギ”でも、ここまで違っちゃうものなのね



で、付け合わせがどんどん無くなっていく、今回の食卓。


ラタトゥイユ風お野菜の他に、



チヂミ風?

おジャガメインの野菜の千切り蒸し焼き


ポン酢がないので、トマトケチャップで



あ、この料理たちは、全部、キュイジニエ(料理人)・スーさん作

(スーさんに、カレーの事を記事にしたって言ったら、

『ちゃんと、おいしい料理も作れるって、アピールしておいてよ

と、言われてね

スーさんの料理の腕前は、(お菓子だけじゃなく)すごいです。

 ↑ 念のため)



このお野菜たちは、我が家御用達のマルシェのお店で。

パリのマルシェもね、いろいろなお店がある。

自分の畑で作ったものを売る人や、買って来たものを売る人。

その場合、自作のお野菜の方が安く売られている事もあるから、値段は当てにならなかったり。

行列のできているお店も、

“おいしいから”なのか、

“安いから”なのか。

これは、買ってみないと、分からない事も。



色&形が良くても、味が…、なんて事は、日常茶飯事

“良い食材は、自分で試して”

が、必須な、パリの食材事情。

“BIO”って書いてある食材が、実は、エジプト産だった、なんてテレビのルポルタージュ、よくやっているし。

(言い方は悪いけれど、“中◯産オーガニック野菜”って、良いと思いますか?)



おいしい食卓は、良い食材から。。。