食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Italie Turin イタリア・トリノ旅行 2

2014年08月31日 | ヨーロッパ旅行
トリノ観光

といっても。

残念ながら、たったの数時間

しかも、空港で、市街地までの道のりを把握するのに手間取っちゃって、少ない時間を無駄に使ってしまった



時間が無いので、行きたい所を絞って出発

が、

生憎の雨模様

トリノに着いた時は、うっすら太陽も見えていたんだけどなぁ



だけど

トリノの何が素晴らしいかって、





アーケード

メインの大通りには、必ずあるので、雨が降っても移動できる





信号を渡るときには要注意だけれど。

移動が出来るだけでうれしい



そんな中、



王宮の前で、




土砂降り

20分くらいで止んだけれど時間ロスしちゃったなぁ



でもね、広場横のアーケードで雨宿りをしていたら、この大雨の中、音楽隊がパレード

ちょっと遠くて写真は取れなかったけれど。

毎日の事なのか、その日が特別だったのかは分からないんだけど。

一番雨のひどい時に当たってしまって、残念



だってその後、



晴れてきたんですよ



これは

と、思って、

この、



微妙に変な建物に登ることに

ここは、映画博物館

この建物の真ん中にエレベーターがあって。

博物館に入らない人でも、エレベーターを使って、展望台に登ることが出来る

“けむりと何とかは高い所が好き”ってね





トリノの街が一望できた

私、高い所、大好き



それにしても。

ここ、エレベーターがガラスで透明になっていて。

昇り降りする時に見える映画博物館の景色が、また素敵

トリノに来たら、時間が無くてもぜひ 展望台に登る事をおススメしたい

(って、普通トリノまで来るのに時間が無いってシチュエーション、無いよね…)



と、ここで、今回の見学の担当さんから電話が入ってしまい、散策終了



イタリアは、アイスやシャーベット発祥の地だけあって、アイスクリーム屋さんがたくさん

私たちも、しっかり食べた

時間と、雨の所為で写真は撮れなかったけれど



そして、カットフルーツ

これもいろんな所で見かけて、1つ買っちゃった。



面白かったのは、



カフェに、もれなくお菓子屋さんが付いていたこと

パティスリーといっても、



こういった、素朴なお菓子がほとんど。



トリノといえば、ジャンドゥージャ発祥の地でもあり。

時間が無い中、お土産に買ってきた

あとは、

アマレッティ。

アーモンドのお菓子。

私は、アマレッティより、小さいツブの方が好み。

スーさんは、アマレッティの方が良いって言っていたから、人それぞれ、好みなんだろうね



同じヨーロッパでも、やっぱりフランスとは雰囲気が違う。

フランスより、大分前から発展していたイタリアは、古い建物も多い。

場所にもよるんだろうけれど、全体的な豪華さも違う気がする。



あ、

気になったのが、



電線?

路面電車のケーブル?



パリでは一切見ないから。

余計に気になったのかな?

日本に帰った時も、目を引いたなぁ

パリって意外と、すごいなぁ。




そんな感じで。

その後は皆さんと合流して晩ご飯



前菜にチーズが出てきたり

似ているようで、フランスのテーブルマナーとは、やっぱり違うイタリア。

初対面の皆さんだったけれど。

とっても良い人ばかりで

楽しい初・イタリアを堪能した






知らない街の散策は、とっても楽しい

Italie Turin イタリア・トリノ旅行 1

2014年08月30日 | ヨーロッパ旅行
あ、スーさんと私、イタリアに行ってきたんですよ、

7月の始めに。



毎年、私の誕生日には、どこか、3ツ星系レストランに行っている私たち。

今年は、ちょうどその時期に、イタリアの某チョコレートメーカーさんから“見学に来る~?”なんて、お誘いを頂いたので

行ってきちゃった、

初・イタリア

しかも、1泊2日

場所は、トリノ



もうね、弾丸

しかも、冬季オリンピックが無かったら、その地名さえも知ることは無かったであろう地方都市

(とはいえ、イタリアで4番目に大きな街なんですって)



前日(もう当日)、仕事で家に着いたのが午前2時過ぎ

朝は、普段出勤するよりも早く起き

飛行機では、離陸前に眠りに落ち。。。

スーさんに起こされ、機内で飲み物を頂いたり、食事をしたり。

起きたのは、着陸の振動で


飛行機を降りたら、

『良かったね、ビジネスクラスにグレードアップしてくれて





スーさんの話によると、後ろの皆さんは、食事が出なかったらしい。

(国外に出るとはいえ、近距離だったので、座席の大きさはあまり変わらないタイプの飛行機だった)

長距離飛行に慣れていて、食事が出るのが普通だと思っていたけれど。

アップグレードされたって分かっていたら、もっとありがたみを持って乗ったのに



そんなこんなで、トリノ到着



イタリア語、分からない~

スペイン語はね、ちょっと勉強していたから。

聞き取れたし、片言でも返事が出来た。

しかし、イタリア語は全く

しかも、しゃべるの早い

分からないからそう感じるだけ?



チョコレートの工場見学に招待されたのは、全部で10名。

フランスのショコラティエさんやチョコレートのジャーナリストさん。

スーさんはパティシエ枠。

私は、オマケ



でね、

18時に、トリノの空港集合だったんだけれど(フランス各地からいらっしゃるから、全員一緒の飛行機ではなかった)。

スーさんと私、ちょっと観光したいので、その日のお昼に現地入り



皆さんご存知の通り

私、本当に忙しい時期でねぇ。

普段、どこかに出かける時には、完全なる下調べをしていく私が

ノープラン

飛行機の待ち時間にケータイでネット検索したのみ

だから、空港から市街地に行くにも手探りで



まぁ、ホテルについてしまえばこっちのもの。

小さな街。

レセプションで見所を聞いて、地図を頂いて。

雨が降ったり止んだりのトリノの街を散策



その様子は、

長くなっちゃったので、また明日~

フランス旅行のお土産

2014年08月29日 | お気に入り
そういえば

記事にするの、遅かったかな~



この夏も、日本に帰ったんだけどね。

毎年悩むのが、お土産



“物系”は、好みが分かれるから、ハズさない食べ物を買うことがほとんどの私。

でもねぇ、テッパンのチョコレートとか、チーズとか…、

溶けるものは日本の夏に持ち帰るのは



でね、

今年選んだのが、クッキーとか



まぁ、そんなの当然でしょ、

なんて聞こえてきそうだけれど

普通のクッキーじゃなくて、ちょっと、一捻りしたものたち



まずは、プーラルドさんのクッキー。

定番だけれど。

私が買ったのは、



オレンジ風味(&キャラメル&チョコ)

これね、イタリアに行った時に、機内の軽食に出てきて

おいしくて、探しちゃった

オレンジ風味は、少しレアで。

普通のモノプリじゃなくて、ギャラリー・ラフェイエットとか、高級めな所で購入可能

溶けない、お手頃、軽い



そして。

真打(?)登場




ルノートルさん



このブログでも、何度か紹介しているルノートルさん。

日本に進出したものの、数年前に撤退されてしまったので、日本人は知らない方もいるし、良いイメージがない方もいらっしゃる。

でもね、ルノートル氏が亡くなった後、全てを改革されて。

今では、商品を作るパティシエさんはMOFを持つ方が5、6人

仕出し系にも、別にMOFさんが在籍されていて。



通常のケーキたちは、普通においしい

いや、“普通に”っていうと語弊がある。

クラシックなものが、文句なくおいしい

で、イベントモノのケーキたち は、個性豊かでおもしろいし、おいしい



以前何かの際に試食させて頂いたチョコレートもおいしかったんだけれど、夏だしなぁ

焼き菓子たちも、日本と違って真空になっていないから日持ちしないし…



そんな中で見付けたのが、上の写真

箱の中は真空パックされているから、日持ちはするし、お土産に買う前にもちろん試食したけれど、これが期待を裏切らなかった

私のパリ土産の定番になりそう

なにより、特別なお土産以外はモノプリか、ギャラリー・ラファイエットで購入する人がほとんどだから被っちゃうけれど。

これは、ルノートルさんの店舗でしか売っていないから、希少価値高し

さらに、

有名パティスリーさんやショコラトゥリーさんが夏季休暇で。

せっかくパリに来ても楽しみ半減の8月のパリで、通常営業(たいてい、日曜休)

ケーキもチョコもお惣菜も買えるし

最近、有力なご新規パティスリーが乏しいパリで、私的、おススメの1店




他には、



オイルサーディンならぬ、バター・サーディン

有名で、高級バターのボルディエさんのバターに浸かったサーディン。




コンフィチュールで有名な、フェルベールさんのコンフィチュール。




フランスの紅茶メーカーのクスミティー。




甘~い、白ワイン。



あとは、

ちょっと前に行ってきたイタリアで買った、



乾燥パスタ(笑)

あ、パリのギャラリー・ラファイエットでも同じのを見つけたんだけれど。

これね、



この、貝殻みたいなパスタ、




直径、4cm

貝の中に、具材を入れてもかわいらしい



今回は、スーさんと2人で帰った日本。

2人だったから、スーツケース2つで帰ったんだけれど。

スーツケース1つは、丸々お土産用

しかも、そのスーツケースの鍵、家に置いて来ちゃって

成田空港に到着して、最初にした事は、鍵を開けてくれる所探し

何とか、鍵を壊す事無く無事開錠して頂いて



まぁ、日本旅行の話は、その前に撮り貯めた写真たちをブログに載せた後に…。




来年のフランス旅行のお土産の、お役に立てれば

Chablis シャブリ旅行

2014年08月28日 | フランス国内旅行
本当に申し訳ない

気が付いたら、ブログ更新3ヶ月以上できなかった



なにせ、今まで週40時間しか働いていなかったのが、ここ最近といったら…

一時なんて、1日、朝ごはんのシリアル一食+オレンジジュースなんて日が続いたり…



そんなワケで。

もうね、

3ヶ月もブログ書いていなかったから、

どの記事から書けば良いか

私的な時系列、完全無視でいっちゃおう




5月の、ある晴れた日曜日、



シャブリに行ってきた

パリから電車で東に少し。

ブルゴーニュ地方の北のはずれにある、世界一有名な 辛口白ワイン、シャブリ。



街自体は、本当に小さい。





イメージする、フランスの小さな村、そのもの。

その小さな街を、グルリと囲う丘。

そこに、シャブリを作るぶどうの畑が広がる。



シャブリの白ワインは、もちろん知っているけれど、

実際に来てみてビックリ

こんなに狭い畑で作られたぶどうのワインが、世界中で飲まれているなんて



だってね、一望出来ちゃうのよ、



ここから





こんな小さな石版に、収められちゃう位



シャブリをはじめ、ブルゴーニュのワインは、畑によって、ワインのランクが決まる。

“グラン・クリュ”は、最高の立地に位置する畑のぶどうから作られた、最上級のワイン

その下に、プルミエ・クリュがあって、

ただのシャブリ、

そして、プティ・シャブリ。





同じ名前の畑を、いくつかのワイナリーさんで分けて栽培している。



でね、招待して頂いたワイナリーさんで、









いろいろ試飲させて頂いて、

シャブリへのイメージが変わった




世界中で飲まれているシャブリといっても。

おいしさは、

その畑によって、

その作り手さんによって、

変わってくる。



私が若い頃に飲んでいたシャブリ、

それを飲んでいて、

“あ、シャブリって、こんなものか”

なんて思っていたシャブリと、今回試飲させて頂いたシャブリとの違いといったら

同じ名前のワインなんて、言えない

(これが、ワインの怖いところで、面白いところ)




同じ作り手さんの、年が違うもの、畑が違うもの、ランクが違うもの…。

これらが、同じぶどうから作られているなんて、不思議なんだよなぁ



で、

試飲させて頂いた後は、

みんなで、





お食事会 

いろいろ企画して下さった皆さんに感謝しながら、

楽しかった~



あ、ここのワイナリーさん、



こんなTシャツも売っている

ア○ィダス(a○idas)風な、シャブリ(chablis)



このユーモアが好き



おいしかったので、



シャブリ1本買ってきた

あ、普通サイズ(750ml)じゃなくて、マグナム(1500ml)

今年のクリスマス、スーさんの実家でのクリスマスパーティーで飲むんだー



これで、4月にランスで買ったシャンパンを食前酒に、シャブリを前菜用に、赤ワインはいろいろ貯めこんでいるし、チーズ用の甘いワインもあるから。。。

あとは、食後酒、かな



快晴だったシャブリ。

観光局で、



ポストカードも買っちゃって

私、おもしろポストカードもコレクションしてる

ちなみに、“WANTED”の虫は、昔、フランスのワイン用ぶどうの木たちを壊滅に追いやったフィロキセラっていう害虫たち

この虫たちの所為で、どれだけの作り手さんが被害を被ったか…

それでも、ワイン作りを止めなかった皆さんの凄さが、ワインの価値にもつながっている気がするんだよね



私がうかがった快晴の5月に対して。

6、7月と、天候が悪かったブルゴーニュ。

ぶどうの収穫までもう少し

今年もおいしいぶどうが実りますように

長々と…、

2014年08月27日 | ごあいさつ
明日から、通常更新、いきます




あっという間に、9月目前




パリは、

ホテル・ペニンシュラ・パリさんのオープン

ホテル・プラザ・アテネさんの改装工事終了

3ツ星レストラン、ルドワイヤンのシェフ交代

と、活気が




今まで通り、

おいしいもの、

楽しい事を、

毎日更新します