食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Sucre de vanille バニラ・シュガー

2012年02月10日 | 食材
シェフから、



こんなのもらった。



え?

『こんなの、ブログに載せちゃっていいのか?』

って?



アブナい粉じゃないから大丈夫



これね、お砂糖。



え?

なんか、キレイじゃないって??



実はね、この袋、私が働く職場で使っている、“バニラ”が入っていた袋で。

あ、バニラ・ビーンズ(バニラのさや)ね。


で、上等なバニラだから、袋に、しっかりと、香りが染み付いていて。

(ゴミ? カビ? みたいに見えるのは、バニラのさやのかけら)

この袋に、普通の砂糖を入れて2週間くらい放置しておくと

バニラの香る、バニラ・シュガーに大変身



で、こんな、お店で売れちゃいそうなお砂糖、

もらっちゃった



もらってばっかりだね、とか、言わない



お菓子づくりにも使えるし、

スーさんは、コーヒーに入れるのが好き。

私は…、

久しぶりに、アレ、作ろうかな。



ま、あと、2週間待たなくちゃだけどね

Coussin de Lyon クッサン・ド・リヨン

2012年02月10日 | お菓子屋さん
さて、ガレット・デ・ロワのシーズンも終わって久しいこの頃

私・御用達のコーヒー屋さんにいらっしゃる、販売のマダムもフェーブコレクション仲間で。

彼女、私の働く職場のガレット、10個以上は買っている



『コレクション、完成していないなら、私、ダブっているのがあるから』

ってなワケで、私のフェーブをお店に持っていく事に。



残念ながら、完全コンプリート、とは、いかなかったけれど。

8個で1つの丸になるフェーブ。

なんとか、丸になるように、お渡し出来た



お孫さんにあげるんだって



で、お礼にって、もらったもの。



Coussin de Lyon クッサン・ド・リヨン



クッサンは、“枕”の事。



“リヨンの枕”



織物産業が盛んだった美食の街・リヨン。

そこで考えだされた、枕の形のお菓子。


実は、このお菓子の存在は、以前から知っていたんだけど。

買う気になれなかった私。

だってこれ、何味だと思います??



そう

ミントとチョコ。


私、ミント、嫌いなんだよねぇ



まぁ、頂いちゃったらしょうがない



で、食べてみたら

ミントじゃないじゃ~ん



アーモンドで包まれたチョコ。

そのまわりは、砂糖でコーティング。


味見だけして、あとはスーさんに、なんて思ってたけど。

スーさん、必要なし(笑)



リヨンとか、フランス南部では、クリスマスに、12種類のお料理と、12種類のデザートを用意するんだって。

そんな時のお菓子の1つに選んだり、

キリスト教の、聖水を受ける日のおつかいものにしたり。

大切な日を飾る、お菓子。



何事も、見た目で判断しちゃ、ダメね

勉強になるなぁ



マダム、ありがとう