食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

一幸庵

2012年08月31日 | 日本にて
どんな順番で書こうか迷ったけれど

時系列に沿ったほうが、一番カンタン




って事で。

朝6時に日本に到着した私たち。

ホテルに荷物を置いて、まず向かったのが、



都内にある和菓子屋さん、一幸庵さん

私とスーさんが、東京で一番好きな和菓子屋さん




こちらのご主人、

本当においしい和菓子を作られるのだけれど。

相当なご経験があるにもかかわらず、今も、新しい事に挑戦し続けておられ

和菓子を世界中に広めようと尽力され、

そして、

後世に和菓子を残そうと活動されていらっゃる

スーさんも私も、尊敬してやまない方



















はぁ~。。。

写真を見ただけで、あのおいしさが蘇る



『日本には、四季がある』

なんて言うけれど。

二十四節気なんて分けられていることもあれば、

七十二候なんてものまである



1年に、“週”って、何週間あるか知ってる?

56週しかない。

つまり、1週間に1.5回、季節(ここでは、間単にこう言おう)の名前があるって事




和菓子は、その1つ1つの名前に、それぞれのお菓子があって。

洋菓子と違うのは、

“名前≠お菓子”

つまり、同じ名前でも、職人さんによって、まったく違うお菓子になることも



ミルフィーユは、こんなの。

モンブランは、栗のケーキ。



そういう、洋菓子の考え方とは、まったく違う。



『どうせ、“餡”でしょ』

なんて、もし、考えていらっしゃる方がいらしたら、

ぜひ、食べ比べて頂きたい

洋菓子に比べて、本当に種類の少ない材料で、

これだけの食感、舌触りを表現できるのだから



本当に、

和菓子の事はめったに書かないから。

書きたい事が溢れ出てしまうけれど

止まらなくなるから、この辺で






これは、自分で組み立てて頂く最中



一幸庵さん、

これからも、目が離せない和菓子屋さん

パリは、もう、秋の気配。。。

2012年08月30日 | 日本にて
あぁ、バカンスが終わって、ずいぶん経ってしまった…

フランスの教育? 職場? のシステムにやられた感じ…



何にでも、

良い所もあれば、悪い所もある。




そんな事は置いておいて

やっと、バカンス中の記事を書く時間が出来た




まず、

やっぱり、

日本に帰った事を書かなければ



もうね。

1週間の超短期間で。

地元に3日。

私&スーさんがいた東京に3日のスケジュール。



まず、

今回、日本で買ったフランス人の友人&同僚たちに大好評だったのが、



コレ




iphoneなんかにくっつけるただのデコ。

フランス人にわかりやすく、“寿司”シリーズで買っていった所、大ウケ

iphoneのケースなんかは、フランスでも売っているけれど。

こういうのは、日本ならでは

買ってよかった

レジに20個持っていったら、笑われた



フランス人へのお土産でお悩みの方は、参考にして頂いても良いカモ?

“純・和風”も良いけれどね。



あと、パティシエの我が夫、スーさんが職場に“日本のお菓子”として買っていったのが、

“某・きのことたけのこ”

この、きのこたけのこ戦争(笑)、フランスの某トップパティシエたちにどう受け入れられたのか





ちなみに、私はたけのこ派。

皆さんは、どうでしょう



って、長くなっちゃったので。

日本旅行記の始まりは、次回

帰国

2012年08月19日 | ちょっとした事・話
慌しく、日本に帰ってきた私

あっという間の1週間だった。




しかも、2年ぶり

2年ってね、

意外と長い。




写真1枚で表すなら、



こんな感じ




お土産でパンパンだったスーツケース。

帰りは、ちょっとは軽くなるかと思ったけれど、いろいろ買ってたら、荷物の量、変わらなかった

しかも、私、パソコンを日本で買ってきて。

現在、新しいPCに悪戦苦闘中



フランスでも買えるんだけどねぇ。

日本語、打てないからねぇ

それ用のソフトのも何だから、日本に帰るまで待っていたワケで。



なので、新しいパソコンに慣れたら更新再開予定

be boulangepiserie ベー・ブーランジェピスリー

2012年08月17日 | お菓子屋さん
アラン・デュカス氏をご存知だろうか?

レストランガイド・ミシュランにおいて、世界でイチバン多くの  を持つオトコ



モナコとパリに、拠点となるレストランを持ち。

世界中に系列のレストランを点在させるデュカス氏。



その、アラン・デュカス氏がプロデュースするエピスリー(食材店)があると聞いて



行ってみた。

be boulangepiserie ベー・ブーランジェピスリーさん




実はね、日本へのお土産が何かあったら買いたかった私

だけど、

店内は、どちらかというと、ブーランジュリー(パン屋さん)兼エピスリー、みたいな。

つまり、ベースはパン屋さん。



ナルホド。

だから、“boulangepiserie ブーランジェピスリー”ってなってるのね




そんなワケで、お土産探しの当ては外れたけれど。



レモンのケーキと、

食べちゃって写真はないけれど、クロックムッシュを購入。

こういう使い方は、良いね、おいしい

HUGO & VICTOR ユーゴ・エ・ヴィクトール

2012年08月16日 | お菓子屋さん
オペラ座の近くを歩いていて気が付いた

“そういえば、HUGO & VICTOR ユーゴ・エ・ヴィクトールさんの2店舗目、まだ行った事なかったなぁ”



で、



行ってみた




買ったのは、







これね、2つとも、アイス




しかし、

歩いていて気が付いた

アイスって、溶けるじゃん



日本より、涼しいっていっても、今は夏。

どうしよう



って事で、あわてて公園で食べる事に

三角のは、なんとか食べる事が出来たんだけれど。

カップのは、スプーンが必要。



さすがフランス。

スプーンが付いていない

更にあわててスプーンを買いに

良かったよ、近くに売っているお店があって



そんなアイスは、

フツーなお味だった。

期待していたんだけれど。

もっと安くて、おいしいアイスが他にたくさんあるなぁ。。。

Pique-nique ピクニック

2012年08月15日 | お楽しみ・イベント
スーさんの職場の皆さんと、ピクニック

場所は、



エッフェルタワー横の、シャンド・マルス公園




日本では、旦那様の仕事の終わりの集まり(飲みの席)に、家族が参加するなんて、なかなかないんじゃないかな?

フランスでは、奥さん同伴、彼女同伴なんて、よくある。

“カップルは2人一緒”が当たり前。



よくテレビで見る、政治や王室の世界での晩餐会は、伴侶同伴がマナー。

奥様のいなかった小泉元総理大臣は、安倍元総理の奥様に同伴をお願いしたとか?

そんなカンジ。




ちなみに、さっきも書いたけれど

コレ、仕事終わりのピクニックで。

(けっこうね、フランスでは普通な事



スーさんの同僚=男性ばっかり

で、



こうなった

真ん中の袋なんて、丸いカンパーニュ、丸ごと1個…。




まぁね。

楽しければ、なんでも良いワケで







こんなステキな景色を前にしたら、

それがイチバンの贅沢

VANDERMEERSCH ヴァンデルメルシュ

2012年08月14日 | お菓子屋さん
この、



かわいらしい包みの中身は???






ミルフィーユと、タルトレット・オ・シトロン




我が家のご近所、VANDERMEERSCH ヴァンデルメルシュさん で購入。




こういうシンプルなケーキが食べたくなった時

激ウマ

…ではないけれど。

家の近くに、こうやって気軽に買えるお店があるのはうれしい

Glaces アイス

2012年08月13日 | お菓子屋さん
さて、



今年は、カフェアイス(カフェで食べるアイス)がマイブームな私?



いえいえ、ご飯を食べる時間が無くてねぇ

カンタンに糖分補給出来るものを、と、考えた結果だったワケで



そのお供が、アイスコーヒー。



このカフェでの名前は、“カフェ・パリジャン”

アイスコーヒーに、すでに甘味料が入った状態で、出てくる。



私、基本コーヒーは無糖派。



初めて飲んだ時にはビックリしたけれど

この甘味料は、シュークル・ド・カンヌ。

黒砂糖みたいなもの。

コレが意外に(?)疲れた体に心地良い


で、病みつきに



ただねぇ、一度、



普通の砂糖が添えられて来た事があって

(飲みかけの撮影で失礼



砂糖、入れ忘れたみたい



っていうのもね。

フランスで、アイスコーヒーは、いわば、邪道

我が友人のフランス人達は、

老いも若いも

『アイスコーヒィ~

見ないな反応…。



スターバックスが、フランスにもあるけれど。

冷たいコーヒーを頼むのは外国からの’旅行者がほとんどだそうで



で。

日本でも、スターバックスでも、注文を受けたら、

アイスコーヒーは出来たものをグラスに注ぐだけ。



ここのカフェでは、コーヒーをシェーカーを使ってアイスコーヒーにする

なんだか、オシャレな飲み物になる気分


だから、砂糖を入れ忘れると、修正出来ない



いろんなイミで、フランス流

Jambonneau ジャンボノー

2012年08月12日 | 食材


肉ー




と、誰か(某・海賊マンガの主人公?)が叫びそうな




ずっとね、

近所のお肉屋さんに行く度に買ってみたかった肉のかたまり



イエイエ、

のすね肉に火を入れたもの






おいし~



何故今まで買わなかったのか

スライスや角切りにして、冷たいままサラダに合わせたり、

スープにも入れられるし、焼いてもGood

もうね、我が家の常備品決定




あ、



一緒に買った、キノコのパテも当たりな1品だった

Les livre 本たち

2012年08月11日 | お気に入り
郵便屋さんが、届けてくれたもの






先日、誕生日の際にうかがったレストラン、ラセールさんから



レストラン・ラセールの歴史の本と、

料理の本



歴史の本を見たスーさん曰く、

『スーさんママが見たら喜びそうな昔の有名人がたくさん

な、ラセールの顧客の皆さんだそうで。



私、その辺は、なかなかスーさんと気持ちを共有出来ないのよねぇ。。。



だって、フランスの有名人、知らないんだもん



スーさんだけじゃなく、職場の同僚達ともそんなカンジ…

今、フランスで話題のテレビ番組に出ている

“マスターシェフ”や、“トップシェフ”と、お会いしても、

『さっきの人、有名?』

って、聞いちゃうような

(モチロン、ご本人がいない所で

超有名(らしい)クイズ番組の司会者(某・みのも◯たさんクラス)も、私にとっては…




私の一般常識レベルは、こんなものではなく。

“carambar”を仏和辞書で調べたり

そして、

『ない~

と、聞きて笑われる



そんなワケで、私は文章と、料理の写真を堪能する予定