食道楽は国境をこえて。

フランス・パリでの生活
おいしいものと、楽しいことに囲まれて…

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ 12

2011年01月29日 | お菓子屋さん


ガレット、今日は、Poilane-ポワラーヌさん



200年続く、古~い、老舗のパン屋さん

現在は、ご両親を早くに亡くされた、2人の姉妹がお店を継いでいるそうだけど。

お店を継いだのは若干24歳の時だったとか

彼女達は、私と同じくらいの年。

こちらのお店のパンを買いに、ご近所の皆さんはモチロン、世界中から足を運ぶ人がいるくらいの有名店。

お店の質をはじめ、“継続する事”の難しさ…。

どんな気持ちで、お店を継いだんでしょう。




さて、買ったのは、





ノワゼットのガレット・デ・ロワ

ポワラーヌさんでは、ノワゼットか、フィッタージュ(=何もクリームが入っていない、パイ生地だけのもの)か、の2種類。

この、何もクリーム(具?)が入っていないガレットも、おいしいパイ生地を作っているお店のものなら、やみつきになる

フィッタージュに後ろ髪をひかれつつも、食べた事のないノワゼットをチョイス。

6人前30ユーロ。



中は、



生地が生焼けだった


ガレットの火入れは難しくて、時間がかかる。

スーさんが、一度家で焼いた時、4人前くらいの小さいサイズで1時間以上かけて焼いたけど

ガレットは、オーブンの場所もとるし、時間もかかる。

その所為で、ウチのシェフは、ガレットのシーズンは、朝2時とか3時とかから仕事を始める。

今回食べたガレットたちも、火が完全に入っているお店は少なかった。

このガレットは、表面がしっかり焼き色が付いてるのに、上の方のパイ生地も生焼けだったから、強火でサッと焼いちゃったのかな…。


ノワゼットは、アーモンドより味が強い。

インパクトがあって、良いアイディアだと思ったけど、量をそんなに食べようとは思わない、1回食べたら十分かな。

そう考えると、フランジパーヌクリームって、いくらでも食べれちゃう、また恋しくなる、すごいクリームだと思う



あ、





フェーブは、サブレの形。





お店オリジナルの王冠には、

“Pourquoi la galette?-どうしてガレット?”

という題でガレットの説明が

ほとんどの子供達がガレット大好き。

でも、その食べる意味を知らない子達が増えてきてるみたいで。

こういうの、いいなって思う





一緒に買ったフランも頂いて。



ずっと、続いて欲しいパン屋さん

こちらのお店のパン・ド・カンパーニュ、絶品




Poilane ~ポワラーヌ~
8 Rue du Cherche-Midi 75006 Paris
日曜休

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ 11

2011年01月28日 | お菓子屋さん


ガレット食べ歩きツアー記事、再開

で、行ってきたのが、Hugo et Victor-ユーゴ・エ・ヴィクトールさん



こちらのお店、ショーケースは見本だけで、ケーキたちは、ウラで箱詰めされるシステムなんだけど

ショーウィンドーに並んでいたガレット・デ・ロワが、あまりおいしそうではなく

今年、(去年も)ずっと食べそこねてた“ブリオッシュ・デ・ロワ”が隣にあったので、それをお願いすると、

店員さん:『週末のみなんです』

との事



悩んだ挙句、





ガレットを購入。

なんか、見た目がフニャフニャしてて、やっぱり、食欲をそそられる感じでは…






で、食べてみると。。。

想像してたのと、全く違う

普通においしい、というか、

コレは、“おいしいガレット”の部類に入る



フェーブは、お店のケーキやボンボンショコラの箱とかのオリジナル。

4種類飾られてて、そのうちのひとつにヒトメボレ

それが、



これ

こちらのお店のショコラの箱をモチーフにしたものなんだけど、見事ゲット

普段、“食べたガレットに入ってるフェーブコレクター”の私だけど。

コレじゃなかったら、フェーブ単体での購入も検討していた私…。

(お店によっては、フェーブコレクターの為に、フェーブだけ売ってくれる所もある)

良かった良かった

ガレット6名用28ユーロ。



で、

ガレット、失敗してたら(おいしくなかったら)ショックなので(?)



ケーキも購入しておいた




箱を開けたら、ケーキ1つ、転がってた



今回、カメラの充電を忘れてて、切り口画像はあきらめたんだけど

我が家は、何でもスーさんと半分ずつ

真ん中を切るのが普通。


転がってる方を食べたら、うん、おいしい

シンプルで、さっぱりおいしく頂けた。


二つめに、手前のエクレアを食べようと半分に切ったら…

中のクリームがない



こちらのお店、斬新(新しい発想)なケーキを得意(?)としているので、

“まさか、とうとう、シュー生地にクリームの風味やら何やらを閉じ込める方法

(私が選んだのは、“エクレール・バニラ”)

なんて、ドキドキしながら食べたら…、

両端に、申し訳なさそうにクリームが…


上の写真を再利用して解説すると、




手前のエクレア、端に、黒いチョコレートのロゴが付いてるの、お分かりになるでしょうか。

普通、エクレアは、シュー生地の底面に穴を2つか3つあけて、そこからクリームを中に入れるんだけど。

今、パリでは、それ以外のクリームを入れる方法を探しているパティシエさんがいらっしゃる。

このお店では、それを両端にする、という発想のようなんだけど、穴が小さい所為か、真ん中までクリームがとどかなかったみたい

こんな、スカスカなエクレアで4ユーロだったか、5ユーロ

ウチのお店なんて、この3~4倍のクリームで2.4ユーロ

たまたま運が悪かった、では済ませられない

新しいアイディアも大切だけど、一番は“おいしい事”。


ガレットと、先に食べたチョコレートのケーキで幸せな気分だったのに、最後で残念な1日になっちゃった。

Coupe du Monde 2011 クープ・デュ・モンド

2011年01月27日 | お楽しみ・イベント


“Coupe du Monde 2011-クープ・デュ・モンド 2011”に行ってきた

日本では、クープ・ド・モンドって書かれることもある、パティシエのワールドカップ

2年に1回、フランスのリヨン近郊で開かれるこのコンクール。

会場は、世界最大の国際外国産業見本市”SIRHA”で、じっくり見てたら、まる1日かかりそうな広さ



その、一番奥のスペースで、各国、3人のチームで競い合う。


日本からは、



こちらの3名が今年の代表パティシエさん

日本国内の予選を勝ち抜いた3名


1人、1部門、

・アントルメ・ショコラと飴細工のピエスモンテ

・皿盛りデザートとチョコレートのピエスモンテ

・アントルメ・グラッセと氷彫刻

を担当して、部門賞&総合優勝が決まる。


壁には、



各国の宣伝(?)ポスター


私が行ったのは24日、日帰りの旅。

ちょうど、コンクールの表彰式の日だったんだけど。

TGV(新幹線)の関係で、表彰式は見れず


結果は、

1位 スペイン

2位 イタリア

3位 ベルギー 

の結果に。


日本、残念。

次回に期待




ちなみに、コレが、日本代表の氷細工




会場では、お菓子の世界大会以外にも、



パンのコンクールや、




若手のパティシエさんのコンクールや、




チョコレート会社の、チョコレートのモニュメントに、




飴細工の実演も



モチロン、いろんな食品、食材の会社の展示もあったり、試食も出来たり

残念なのは、展示がメインなので、試食は出来ても、買うことは出来ない

お菓子の型やその他、購入できるものもあったけどね…。




あ、こんなのも発見



日本からいらっしゃった、パン屋さん






フェーブの会社の展示は、見ていてワクワク





これは、チョコレートの飾りのデモンストレーション。

カワイイ




どっかのマスコットさんは、暑くて休憩中?



それにしても、パリ⇔リヨン日帰りはとってもバタバタ

イヤ、会場が“リヨン近郊”で、パリ→リヨン→会場、と、がんばった所為なんだけど



機会があったら、次の大会も見に来たいなぁ

Franc Kestener フランク・ケストナー

2011年01月25日 | お菓子屋さん


先日買っておいしかったお店、Franc Kestener-フランク・ケストナーさんに行ってきた



パリを旅立つ友人(フランス人)に、送別会&壮行会(?)に呼んでもらったので、お餞別に

私、こちらのお店のボンボン・ショコラの箱が気に入ってて。

これからリヨンで新しいお店を出す彼に、アイディアのひとつにもなれば。。。

と思って。

モチロン、味も素敵だし



プレゼント用は、2段重ねの箱に入れてもらい

私用は、



いろいろ、ちょこちょこっと

今回おいしかったのは、オレンジ味のマカロンと、




カヌレの形をした、コレ

“Nuage”だったかな

思わず、断面図の写真を撮るのを忘れちゃうくらいおいしかった

このお店の近所に住んでたら、コレ毎日食べちゃうだろうなぁ



あ、板チョコの、キャラメル・ブール・サレもおいしくて

スーさんに残すのを忘れちゃうくらい




ちなみに、リヨンに旅立つ彼、

間違いなく、今年、注目のパティスリーのシェフパティシエとなるでしょう

やさしすぎて、イケメンな、若い、有望シェフパティシエさん。

ご活躍を楽しみにしています

Potiron かぼちゃ

2011年01月24日 | 食材


小ぶりなかぼちゃを見つけたので、





中に、クリームソースを詰めて、オーブン焼きにしてみた



かぼちゃは、煮て火を通そうかとも思ったんだけど、中をくり抜いて、

文明の利器、電子レンジで10分弱加熱

あっという間に火が通った


で、前回、ナスにトマトソースを合わせたから、今日はクリームでしょう

ってなワケで、完成




スーさんの感想は、

『詰め物、好きだね

………、

味じゃなくて、そっち



ま、詰め物、好きだけどね。

ピーマンの肉詰めとかもよく作るし



あ、ガレットだけじゃなく、毎日、食事もしっかり摂っている私たち

ガレットは、あくまでデザート




~関係ないけれど~

フランス生活中は、テレビでニュースを見ることはほとんどない私。

でも、ドキュメンタリーなんかはよく見る。

特に食べモノ系




先日、“東京ミュシュランに載ってる日本の星付きレストラン”の特集を放送していて

ミシュランガイドは、実際は100年以上前に始まった、世界一有名なレストランガイド

テレビでは、星付きのフレンチレストランはもちろん、“トイレのない3つ星のおすし屋さん”とか、創作和食にイタリアンに中華…

1つの国で、こんなにバラエティー豊かで、かつ、質の高い国は少ないんじゃないかなぁ


真剣に見続けるスーさんと、なかなか集中できない私

何故なら、日本人が(もちろん日本語で)しゃべってる所に、フランス語の吹き替えが同時に流れてくるから

まぁ、アメリカ人がしゃべってる所に、日本語をあてている様なものなんだけど。

フランス語を追いかけるのか、音量が小さいけど聞きなれてる日本語を追いかけるのか…

両方を、同時にがんばろうという、無謀…

かつ、意味のない事を、頭が勝手にしていて、とっても疲れた


なかなかないんだよね。

こういう機会。

良くも悪くも

Patrick Roger パトリック・ロジェ

2011年01月23日 | お菓子屋さん


今年初の、Patrick Roger-パトリック・ロジェさんに行ってきた

私のイチバン好きなショコラトゥリー



いつもは、6区の店舗に行く事が多い私。

今回は、先月出来たばかりの新店舗に

マドレーヌ広場から、“Passage-パッサージュ”(=通り道)に入った所にある。



今までのロジェさんのお店は、大通り沿いにあることが多かったけど、

ココは車の通らない、閑静な、隠れ家的な場所にある



パトリック・ロジェさんのショーウィンドーには、いつも、アーティスティックなショコ
ラが飾られている。

今回は、



サンタさんと、




トナカイさんと、ツリーと

このトナカイさん、写真に目が写ってないけど

とってもかわいい顔してたの~

なんで画像確認しなかったんだろう



買ったのは、



パート・ダマンド(アーモンド生地)で出来たミニツリーと、雪だるま

もうヒトメボレ

ちょっとの間、飾っておこう




Patrick Roger ~パトリック・ロジェ~
12 cité Berryer Village Royal 75008 Paris
10:30~19:30
日月休

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ 10

2011年01月22日 | お菓子屋さん


買いに行ってきた、LENOTRE-ルノートルさん



日本から撤退してしまったり、創業者のルノートルさんが亡くなってしまったり、と、いろいろあったけど。

ここ2、3年の質の上昇っぷりは本当にすごい

前回の記事で、MOF(フランスの国家最優秀職人章)パティシエさんが、5、6人いるって書いたけど、実際は、15、6人のステキなパティシエさん達が携わっているそうで



早速、



堂々とした箱に入った、




ガレット・デ・ロワ

お味は、アーモンドクリーム



そう。

ガレット・デ・ロワといえば、アーモンドのクリームが定番だけど、それは、“Frangipane-フランジパーヌ”。

フランジパーヌは、アーモンドクリームにクレームパティシエールを合わせたもの。

ルノートルさんでは、クレーム・パティシエールを加えない、アーモンドクリームのみ、との事。

へぇ~




時々、パン屋さんで作られるガレットで、アーモンドクリームのがあるけど。

好みもあるんだろうケド、一般的に、格下扱いというか…。

お店に来るお客さんでも、

『こちらのお店は、ちゃんとフランジパーヌでしょうね?』

と、確認してくる人も。





う~ん

おいしい


パイ生地、クリーム、それぞれがおいしいくて。

ああ、このパイ生地だから、アーモンドクリームなんだ

って、納得できる、やさしいお味。



実は、去年食べたルノートルさんのガレットがあまりにもびっくり&おいしくて、今年はどんなお味なのかな?って楽しみにしていったら、

“毎年同じ味”

で、ちょっとガッカリしつつ、コレを買ってみたのだけど。

買って正解

ガッカリさせてくれないルノートルさんに拍手



フェーブは、





今年、ハーレー・ダビッドソンさんとコラボ?するとかで、刻印が。

6人前36ユーロ。




もちろん、ケーキも購入





“Devotion-デヴォーション”、信仰とか敬愛、愛着、なんて意味のチョコレートケーキ。

コレ、横から見ると




こんなカンジ。

そして、構成がおもしろい




見えにくくて申し訳ないけど

真ん中にビスキュイ(スポンジ生地みたいなの)、まわりがムース&ガナッシュ

普通、生地って、下に敷くか、周りにあるものだけど

クリームと位置が逆転してる

みたいな。

食感もおもしろいし、もちろんおいしい



あとは、



“Nougatine chocolat-ヌガティーヌ・ショコラ”

タルト・ショコラだと思った方、多いのでは?




またまた、見えにくくて申し訳ないけど

タルトみたいな所は、ヌガティーヌで出来てて、チョコでコーティングしてある

ショコラのしっかりした風味が主体で、甘くなく、ヌガティーヌが、甘さを補っているというか



普段、ケーキをいくつか買うときは、テイストの違うものを選ぶんだけど。

今回、予定していたガレットがなかったショックで、気の向くままに選んだら、チョコケーキ2つになってたんだけど

しかも、気づいたのは、食べる直前

2つとも、買ってよかった

というか、同じチョコなのに、全く違う表情を見せてくれた事&食べ比べられた事に感謝



LENOTRE ~ルノートル~
10 Rue Saint Antoine 75004 Paris
※複数店舗有り

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ 9

2011年01月21日 | お菓子屋さん


職場のパティシエールさんが、

『すっごくおいしかった~

と教えてくださったので、急いで買って来た

des GATEAUX et du PAIN-デ・ガトー・エ・デュ・パンさん






キレーな焼き色と美しい模様




ずっしり詰まったクレーム・フランジパーヌがとっても魅力的

パティシエールさんのおっしゃったとおり、とってもおいしいガレットだった



ちなみに、



コレは、悪い切り口の例

フェーブが見えちゃってる

切ってる最中に、ナイフでフェーブを見つけちゃうのの次に、批難の的になってしまう

切る役目の人は、ちょっとプレッシャーがかかる。

そして、フェーブを当てた人は、王様になれるのと同時に、次のガレットを買ってくるのがフランス流




デ・ガトー・エ・デュ・パンさんといえば、





パン

個人的に、ケーキより、パンを買いに来る方が魅力的かも

バリッと焼けたパンを購入

満足、満足



ついでに、





モンブランも購入

ここ最近買った栗のケーキたち、ちょっと、残念な結果だったもので




モンブランのベースは、以前、こちらのシェフパティシエールさんが働いていた所のものと同じ構成みたい。

おいしいマロン・クリーム

ただ、タルト部分のパート・サブレは、使いまわしだったみたい



des GATEAUX et du PAIN ~デ・ガトー・エ・デュ・パン~
63 bd Pasteur 75015 Paris
7:30~20:30
火曜休

Augergine ナス

2011年01月20日 | 食材
気が付けば、今年に入ってから、お菓子の話ばっかり

本当は、もっと、いろいろ書きたい事があるんだけど…。

ブログの更新の時間が思うように取れない

書きたい記事と写真が溜まっていく




なので、今日はちょっと、気分を替えて




『野菜が食べたい~~~

って事で、マルシェを歩いていても、葉物野菜が少ない

で、




見つけた

このおナスは“Aubergine Italienne-オーベルジーヌ・イタリエンヌ”

イタリア産のナス。

いつものマルシェの、私の信頼するお店で、

『これね、中がとってもやわらかいの

と、私の前の人に説明してるのを聞いて。

彼女(私の前の人)ではなく、私が購入


フランスのナスは、日本のナスより大きめだけど

コレは、



さらに大きい



この形、大きさを見た時から、調理法は決まってた




中をくり抜いて、トマトソースをたっぷり詰めたオーブン焼き

トマトソースには、しっかり炒めた玉ねぎとマッシュルームとベーコンを大量投入。

じっくり、しっかり火を通して。



ナスとトマトといえば、黄金の組み合わせなのだけど。

(私的に)

スーさんは、

『初めての組み合わせ~』

と、

“いや~、おいしかった~

な、感想の私とは、ちょっと違う、冷静な反応



ナスの味付けといえば、味噌かしょう油かトマトだと思ってたんだけど。

違うのかなぁ???




~関係ないけれど~

ある日、いつものように仕事をしていて

(リアリティを出すため、フランス語で書いてみます)

私『Bonjour-おはようございます』

お客さん『Bonjour. 10 Pain au chocolat s'il vous plait.-おはようございます。パン・オ・ショコラ10個下さい』

私『Oui, bien sur-はい』


…と、パン・オ・ショコラを紙袋2袋に入れて。

それをビニール袋に入れようとしたら、


お客さん『そのままでいい、そのままで』

私『はい、そのままで…、、、ええっ


思わず、目を見開く私

だって、日本語


そのお客様、よくいらっしゃる方で

今まで、日本語なんて使った事なかったのに…。


お客さん『だって、この方がびっくりするでしょ

って。

ハイ、ビックリしました



お茶目な性格のお客様が多いお店

Galette des Rois ガレット・デ・ロワ 8

2011年01月19日 | お菓子屋さん


今年の“パリ&パリ近郊ガレット・デ・ロワコンクール”1位に輝いた、

POTEY Remy-ポテ・レミさんに行ってきた



お店はパリ郊外。

って言っても、パリ17区のすぐ横。

メトロ(地下鉄)も使えるので、“パリ郊外”って感じじゃない





4人前、11.50ユーロ。

安っっっ

って思って食べてみたら、





値段の割にはおいしいけど

これが、パリ1番のガレット…?



お店に出す用と、コンクール用は、別なものだったのかな??

バゲットのコンクール同様、ガレットも、優勝すれば、その年、エリゼ宮(大統領官邸)御用達になる。

コレと同じものをサルコジ大統領も食べるのかな?



フェーブは、



この街のロゴの入ったもの。

写真の女性は、この街ゆかりの人なのかな





今年1位の栄冠、いただいた



POTEY Remy ~ポテ・レミ~

77 rue Victor Hugo 92300 Levallois-Perret

6:30~20:15

土、日休(4月20日~11月15日の間)、冬季期間は日曜日のみ